第15週では、トキと司之介とフミは天国町の長屋を後にし、松江城の近くの武家屋敷にヘブンと共に暮らし始めました。
ところが、引っ越しを聞きつけて取材にきた梶谷が書いた記事により、ヘブンが大変なことに…。
家族に嘘をついて西洋料理を食べていたヘブンでしたが、トキはヘブンの大変さに気付くことができなかった自分を反省し、少し西洋のやり方を受け入れるようになりました。
いよいよヘブンの日本滞在記が完成するようですが、梶谷の取材が続く様子です。
それではここからは、朝ドラ「ばけばけ」の第15週をネタバレありで紹介していきます。
第76話ネタバレあらすじ
小鳥のさえずりが聞こえる朝早く、「Yes! I did it!…」と、ヘブンが英語でしかも大声で叫んでいます。
トキとフミがその声に驚いて起きて襖を開けると、ヘブンは「It’s finished!」と言い、今度は踊りながら鼻歌を歌っています。トキとフミに気が付くと、「トウトウ、トウトウ…、ミテクダサレ」とヘブン。

ついに、日本滞在記が完成したのでした。
トキはヘブンに今後のことを聞きました。ヘブンによれば、まず書いたものをアメリカに送り、本になるまでには少し時間がかかると言います。そして、人気がでれば次を書き、人気がでなければもう書かないと。
するとトキは、少しできた空き時間で自分に英語を教えて欲しいと願い出ました。ヘブンが自分達と暮らしやすくなるようにと。
すると「ニホンゴ…ワスレナイ…ネガエマスカ?」とヘブン。

ヘブンさん、本当に日本が好きなのですね!
ヘブンは錦織にも滞在記が出来上がったことを報告し、錦織に、出版する前に呼んで意見が欲しいと言いました。ヘブンは錦織のことを「リテラリー アシスタント」だと言い、錦織は喜んで引き受けました。

確かに、文学者・ヘブンをとてもサポートしました!
ヘブンは、イライザにも手紙で、滞在記の完成とトキと夫婦になったことを報告。
そしてヘブンは山鳩の泣き声がおもしろいと言います。トキがヘブンに、松江では皆「テテポッポ、カカポッポ」と言うと教えると、山鳩の真似をしながら「テテポッポ、カカポッポ」と、トキと一緒に散歩に行きました。
後日、ヘブンの日本滞在記完成パーティーが開かれました。

自宅で山橋の西洋料理とワインを楽しもうとしたところへ、梶谷が現れました。
梶谷は、ヘブンの引っ越しの記事が大評判だったことに味をしめ、毎日ヘブンを追うと言います。正座と小骨で痛い目にあったヘブンは断ろうとしますが、梶谷は「ノープロブレム」と言い、パーティーの様子を記事にすると意気込みます。
初めての西洋料理の上に梶谷が見ているので、司之介たちは楽しむことができません。
梶谷はこれでは記事にならないと、質問を始めました。トキに牛のステーキの味を聞くと、トキは緊張しながら「牛のステーキは…すてきなお味でございます」と答え、これが記事になることに…。
第77話ネタバレあらすじ
翌日、パーティーの様子が、「ヘブン先生日録」として早速新聞に連載。ヘブンに頼まれトキが記事を読みました。
「昨日は高見縄手のヘブン邸で西洋料理晩餐会が開かれ、先生一家が牛肉のステーキやスープに舌鼓を打った。ヘブン邸の夕餉は西洋料理と決まっており、愛妻のおトキさんは、ステーキは素敵ねと貴婦人のように微笑んだ」

またまた梶谷さん、あることないこと大げさに…。
そしてトキが買い物に出かけると、町の様子がいつもと違います。
みんなにジロジロ見られ、トキとわかると「やっぱし!奥様だがぁ!」と大勢に囲まれ、お抱えの料理人がいて毎日西洋料理を食べていて羨ましいと言われます。
トキだけではありませんでした。司之介もたくさんの人に声を掛けられ、おかげで牛乳はいつもの倍売れたと言いますが…。そしてフミも。
ところがヘブンは、人からジロジロ見られるのはいつものことだから、何も変わっていないと言います。改めて司之介たちはヘブンの大変さを知りました。
そこへ、また梶谷がやってきて、勝手に上がり込み質問を始めます。
これといった話がなくて困っていると、ヘブンがトキに英語を教えることになっているといい、皆の前で教える様子を披露。それを見た梶谷は「これは、ええがね」と。

そして翌日の「ヘブン先生日録」は「マエ ネーム エズ トキ」と、載りました。
その記事を読んだなみが、サワに声を掛け、新聞をとっていないというサワに記事を見せました。なみは、ついこの間までここで暮らしていたが、「もうすっかり、あっち側の人間だわ」と言います。
さらに、「やっぱし、おなごが生きていくには身を売るか男と一緒になるしかないけんね」というなみに、「私は自分の力でここを出るけん、男の力なんて…」というサワ。
サワは、教員試験に合格して正式な教師になり、借金を返してここから出るつもりでいます。

その頃ヘブンとトキは日本の四季について話しながら散歩。地蔵を見つけて手を合わせる2人…。
第78話ネタバレあらすじ
散歩中、2人は町の人たちから声を掛けられました。

どんどん人が集まり、記事の影響で英語を披露することになったトキ。ヘブンが助け船を出し、自分の紹介とヘブンとの会話をなんとか乗り切ったトキ。
一方サワは、「白馬倶楽部」を訪ねて山橋薬舗に来ていました。山橋が出て来て山橋薬舗内にあると店内に招き入れました。

山橋薬舗内には、西洋料理店と白鳥倶楽部がある⁈
山橋に案内され2階の部屋に入ると、弁護士試験の勉強をしている門脇(吉田庸)・酒を飲みながら土木技師を目指して勉強している土江(重岡漠)らに声を掛けられ、サワは自己紹介をしました。

サワが正規の教師になるために荒木先生の紹介できたことがわかると、ヘブンとトキが英語で話しているのを見たという土江に「つまりあんたは、おトキさんになりたいっちゅうことだろ?」言われ、「違います!」とムキになって答えるサワ。
一方なみには、いつもごひいきにしてくれている福間より、身請け話が持ち上がりました。なみにとっても願ったり叶ったりの話でしたが、いざ話を進めようとすると「待ってごしなさい!」となみ。
なみは怖いと言い、数日だけ待って欲しいとお願いしました。

今夜もヘブン邸に梶谷がやってきて、何か話が欲しいと言います。
フミが面白いこととは違うと言いながら、梶谷を台所に案内。昼間、隙間に落とした箸が取れなくて困っていると話します。司之介はそんな話では…と言いますが、梶谷は「いや~、アリだな!」と反応。
翌日の新聞に「腕長ヘブン先生でも届かぬ隙間の箸。一家を救う者求む」と掲載されると、ブン邸には続々と町民が押しかけてきました。列に並んだ人々が次々に挑戦しましたが、結局、箸を取れる人はいませんでした。
第79話ネタバレあらすじ
「ヘブン先生日録」は、連日大盛り上がり。
その様子を心配する都知事・江藤と錦織ですが、江藤が錦織に「校長に興味はないか?松江中学の」と話を持ち掛けました。ヘブンを松江にとどまらせたのは、ひとえに錦織の力、今や、錦織は県の教育界のリーダーだと言いました。
「大変恐縮な話ではあるんですが…」と錦織。「案ずるな、わしがおる。かわいい生徒たちに君のような道をたどってほしくはないだろうが」と江藤。

錦織さんにはやはり何かあるのですね。君のような道とは一体…?
錦織はヘブンにその話をしました。校長になって他府県に負けない優秀な生徒を育て、ゆくゆくは帝大に送り出すという話は悪い話ではないが、「ただ、私は校長というものにあまり興味がありません。今まで通りで十分」と錦織。
するとヘブンは、「ニシコオリサン コウチョウ。ヘブン アンシン。チュウガッコウ ズット イタイオモイマス」と。ただ人生を決めるのは錦織自身だと言い、「デモ トモダチ カワラナイ」と言いました。

サワが町なかを歩いていると、ヘブンとトキに関係したもので溢れかえっています。絵やヒゲやブードゥー人形…。そして、トキがしじみを買ったのはうちだと客の取り合いも。しかも、サワに声を掛けて来たフミは変装姿。それでもすぐに見つかってしまい、帰って行くフミ。
そして今度は、自宅の近くでなみと会い…。

なみはサワに何かいいことあったかと聞いてきますが、何もないサワ。なみがいかにも聞いて欲しそうにしているので聞いてみると、「悩んじょる…」と言い身請け話が持ち上がっていると話します。
なみが身請けされて早くここを出たがっていたことを知っているサワは、「何、迷うことあるんですか?」と言いますが、なみは、自分はずっと遊郭にいてここしか知らない、いざ男と一緒になれると思ったら怖くなってしまったのだとか。
なみはサワに自分もここにずっといるから、一緒に傷をなめ合って生きて行こうとサワに言いましたが…。
なみは福間からお呼びがかかり、返事を聞かせて欲しいと言われます。まだ迷っていることを正直に話し、なぜ自分を選んでくれたのかと聞きました。福間は「おなみに惚れちょる。だけん、一緒になりたい」と真面目な顔で言いました。
トキは顔を隠すように買い物をしていると、山橋薬舗に入るサワを見かけました。山橋に白鳥倶楽部を案内され、サワに声を掛けました。
しかしサワに「私いま、勉強したいんだけど」と言われてしまいます。トキは土江や門脇に話しかけられお酒をすすめられます。サワは「飲んでいったら?お2人もおトキと話したそうだけん、失礼します」と言って帰ってしまいました。
トキがサワを追いかけようとすると、戻ってきたサワ。2人の間には微妙な空気が流れました。
第80話ネタバレあらすじ
トキが「ごめん、勉強の邪魔して」と切り出すと、サワは、新聞をみたこと、町がすごいことになっていることを話し、最初は「異人さんと家族になるなんて大変だろうと勝手に心配しちょったけど…うまくいっちょるどころか…ね?」と何か含んだ言い方をします。
そしてトキは勉強に戻るサワに「頑張って、またね」と声をかけますが、返事はありませんでした。
サワことが気になり元気のないトキを、ヘブンも、司之介もフミも心配します。「ココロ タッシャ ナイ?」と聞くヘブンに「はい」と答えるトキ。さすがの梶谷も、しばらくトキで記事を書くのは無理と言います。

トキにとってサワは小さい頃からの一番の友達…
翌朝、サワが家を出ると、なみが外で待っていました。しかしサワは、「誰?」と。なみは身請けが決まり、遊郭から出て行くところでした。いつもと違う化粧と着物姿で福間と仲良さそうにしています。そしてなみは「待っちょれ、川の向こう側~!」と叫びました。

トキもここを出るときにやっていました。なみはサワにも出るときにはやるように言いましたが、相変わらず浮かない顔で「嫌ですよ、私は」とサワ。なみはサワを抱きしめ、無理に出ようとする必要はない、「そん時がきたら、心が決めてくれるけん」と言って出て行きました。
一方、錦織が校長になる話が進み、江藤から、自分の後任の英語教師の名前を知らされます。それは錦織も良く知っている男…。
白鳥倶楽部に庄田多吉(濱正悟)という男がやって来ました。土江も門脇も知っていて、庄田は同期の星だと言い、サワとも挨拶をしました。
ちょうど山橋西洋料理店では、ヘブンと錦織が後任の英語教師の候補・庄田の話をしていました。庄田の名前を聞いた山橋は、今、2階の白鳥倶楽部にいると伝えると、やはりどこか浮かない顔の錦織。

第4週の19話と20話に出てきた、自称「半分弱」の庄田さん!
そしてサワのことが気になって仕方のないトキは、サワの家にやって来ました。いつもの兄弟に出迎えられたトキですが、サワの家から出てきた母親・キヌ(河井青葉)は、サワは今はいないと言います。

ですが、トキは家の中で隠れているサワの足に気付いてしまいます。
母親から言づけを聞かれ、トキは「応援しちょると…」とだけ言いました。
そして、兄弟にスキップに誘われ一緒にスキップをするトキですが…。
第16週の感想
トキ自身が変わってしまったわけではないものの、サワから見ると、別世界に行ってしまった人間のようなトキに、複雑な思いを抱くのは仕方のないことなのかもしれません。
ですが、心のどこかでは繋がっているのではないでしょうか。
気になるのが、錦織さんと庄田さんです。かつては大磐石と半分弱。
トキと東京で会ったときは、2人とも、全科目合格すると、ゆくゆくは帝大卒業の資格が得られて校長先生にもなれるという、教師資格の検定試験を受けるところでした。その試験の結果は発表されませんでしたが。
半分弱から同期の星となった庄田さん、トキやヘブン、サワにも関わっていきそうです。
次週も楽しみですね‼
