第17週、トキはサワとの関係に落ち込んでいました。
そこへ庄田が現れ、サワといい雰囲気に。そして庄田がサワにプロポーズ。
しかし、庄田のことは好きだが自分の信念を曲げられないサワは、プロポーズを断ってしまいます。
サワはトキに自分の気持ちを話し…。
それではここからは、朝ドラ「ばけばけ」の第18週をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第86話ネタバレあらすじ 借金返済完了パーティー
ヘブンから雨清水家に渡されるお金を、ありがたく頂戴する雨清水タエ。タエも松江新報を読んでいて、トキに大変ではないかと気遣いながらも、気を付けるように言います。「おごれる者は久しからず」と。

平家物語の冒頭ですね。、思い上がっている者は長くは続かない…。
帰り道、相変わらず人気のトキが偶然ヘブンと錦織に会い、ヘブンに抱き上げられると、大勢から歓声が上がりました。
そして松野家では、ついに借金の返済が完了しました。声を上げて喜ぶ司之介とフミとトキ。銭太郎は残念そうではありますが、「借金返済完了パーティー」に招待されていました。

銭太郎は父親の位牌持参!
ワインで乾杯し山橋の西洋料理でパーティーが始まると、いつもの梶谷が現れました。

梶谷からパーティーの理由について聞かれた銭太郎は、ヘブンのおかげで借金が返済できたのだと、「おトキちゃんが嫁に行く代わりに、借金を返してもらっちょったんだないのかの」と言いました。
早速、翌日の新聞に掲載されました。
二日酔いでフラフラの司之介が新聞を持ってきました。そこには「松野トキさんがヘブン先生と夫婦になったことで、全ての借金を松野家はヘブン先生に返してもらい…」と書かれています。

確かに、その通りではあるのですが…
そこへ、やはり二日酔いのヘブン。
一方、松江中学では、庄田が教師として挨拶をしています。

帝大を出て東京の中学校で英語を教えていたと自己紹介し、錦織とは松江中学校の同期と話し、最近、結婚を申し込み振られたことまで笑顔で話します。

サワとのことまで笑顔で…?
そして、「だがしかし、勉強はしっかり教える。後輩諸君、頑張ろう!」と締めくくると、生徒たちはやや戸惑った様子で「はい…」と答え、錦織とヘブンは心配そうにします。
その頃、トキはいつものように変装して買い物に。すると町の様子がいつもと違います。
トキの絵は燃やされ、「ラシャメン」「妾」「がっかり」「けがわらしい一家」という声があちこちから聞こえてきます。
そして、トキに気付いたみんなの目は昨日までとは明らかに違い、逃げ帰るトキ…。
第87話ネタバレあらすじ 羨望から軽蔑へ
町での声に落ち込むトキ。心配する司之介とフミが声を掛けますが、その司之介は顔に怪我を負っています。トキが指摘すると、明らかに傷があるのに「ないがね!」としらばっくれる司之介とフミ。
ヘブンがやってきて「ケンカ デスカ?」と言うと、配達中に転んだと今度は怪我をみとめる司之介。

すると外から物音が聞こえました。様子を見に行ったヘブンはあるモノを拾い上げ、トキから隠すようにしますが、トキが見つけてしまいます。それは、トキの絵が描かれた上に「トキ ラシャメン」と殴り書きされたうちわでした。
そしてトキは、司之介の顔の傷は転んできたでものではないと察しました。司之介は牛乳の配達中に、根も葉もないことを言われ喧嘩になったと言います。
そこへ、町の様子を見てトキたちを心配した錦織が、駆けつけて来ました。
錦織は、こうなった原因は松江新報の記事だと言います。ヘブンが松野家の借金を全て返した、ということは、「トキが借金のかたとして売られた妾である」と誤解されていると…。
そこへ梶谷がやって来ました。すぐさま司之介が「おトキはラシャメンではないと明日の新聞に書け!」と、もの凄い剣幕で梶谷の襟元をつかんで言いました。

梶谷は、それなら一つ確認させて欲しいと、「おトキさんは本当に、ラシャメンだないんですよね?」と、言うと、今度はヘブンが梶谷を突き飛ばしました。
「Get out! デテイケ!」と、怒りをあらわにするヘブンに、梶谷は謝りながら走って帰っていきました。
迎えの人力車が来ました。新聞記者が家の周りにいましたが、ヘブンは「ダイジョウブ」と言い、そして永見は「不器用ですが…人の噂も75日、すぐに収まりますけん!」と。

身近な人は分かってくれているのですが…。
トキとフミが買い物に出ました。手ぬぐいを被って顔をわからないようにはしていますが、しじみを買おうとすると「あんたたちには売れんわね」と断られ、ラシャメンと囁く声が聞こえてきます。
2人が急いで帰ろうとしていると、何かが当たった音がしました。倒れ込むトキの額からは出血…。誰かが投げた石がトキの額に当たったのです。
「誰ですか?誰なんですか⁈」とフミが声を上げても、誰も振り向きもしません。
家に帰りフミが傷の手当てをし、トキの額には包帯が巻かれました。そしてトキが、「こげな姿、ヘブンさんには見せられんわ」と言っているところに、ヘブンと錦織が帰宅。
トキは羽織を被り笑ってごまかそうとしますが、ヘブンに包帯を巻いた姿を見られ、トキの笑い声が鳴き声に変わっていきます。そしてヘブンに抱きしめられたトキは泣きじゃくります。
するとヘブンはトキを落ち着かせ、木刀を持って足早に外へ向かいます。錦織が止めようとしますが、「トメル ナイ! ユルセル ナイ!」とヘブン。
玄関を出たところで、ブードゥー人形が投げ込まれているのを発見し立ち止まったヘブン。更に出て行こうとするヘブンを、トキが追いかけて「駄目です!やめてごしなさい!私は大丈夫ですけん!大丈夫ですけん!」と必死に引き留めました。
第88話ネタバレあらすじ 「ワタシ、イジン ダカラ」
その夜、自分たちを見る人々の変わりように落胆する司之介とフミ。
ヘブンは寝ているトキの横で「ゴメンナサイ ワタシ イジンダカラ…」とつぶやきます。寝ているはずのトキの顔がゆがんでいきます…。
朝になって外を見ると、ゴミやら何やら、いろいろなものが投げ込まれていました。そこへ、木戸を叩く音と、「おはようございます!サワです!おトキに会いにきました」という声が聞こえました。
木戸を開けて入ってきたサワも、庭の様子を見て驚き、片付け始めます。その姿を見て喜んで泣くトキ。そして2人はいつしか笑い話に花を咲かせます。
何も悪いことをしていないのだから堂々としていればいいと、サワの心強い言葉。そこへ今度は、なみが「あ、笑っちょる~」とやってきました。
「こうして3人でいると長屋に戻ったみた~い。懐かしいね~!」となみが言うと、「私まだ暮らしちょるんですけど」とサワ。

久しぶりの、トキ・サワ・なみの笑い声!
そこへ、ヘブンと錦織と庄田と3人の学生が帰って来ました。トキたちの騒ぐ声に驚くヘブン。天国町の兄弟も来ていました。
楽しく騒いでいる様子に「話が違う」と学生たち。 「なぜおサワさんがいるんだ?」と庄田。

それでも、騒動は収まる気配はなく、毎日投げ込まれたものを片付ける日々。
そんなある朝、ヘブンが玄関の戸を開けると、驚くことにゴミも何も投げ込まれていません!

これが普通なんですけどね…
迎えにきた錦織も、フミもトキも、ビックリというか拍子抜け…?
第89話ネタバレあらすじ 食い逃げ知事にお礼
本当に終わったのか…?不安と気味の悪さを感じるトキとヘブンとに錦織。そこへ牛乳配達から帰ってきた司之介が、江藤知事の家が大変なことになっていると言います。
松江新報には「江藤知事の食い逃げ」との見出しがありました。
江藤知事によれば、吉田に金を渡して支払いを済ませて先に店を出たが、吉田が支払い忘れたという。そして、知事のことをよく思わない役人たちが、ここぞとばかりに松江新報の梶谷に知らせ、記事が出たと。
外からは「食い逃げ知事~!食い逃げ江藤~!」との罵声が聞こえてきます。錦織は「大変なことになりましたね」と言った後、「ありがとうございます」と言いました。

知事に騒動が移ったおかげで、ヘブンの家が収まった…
錦織の言葉を不思議がる知事に、更に「さすがは江藤県知事!良い食い逃げでした」と錦織。

松野家の夕餉は、錦織も一緒に、久しぶりに平和な時間となりました。
その後、ヘブンは執筆があるためトキが先に寝ようとすると、ヘブンがトキに謝ってきました。「イジン イッショ ナッタカラ。ワタシ ワルイ…ゴメンナサイ」と。
トキはそれは違うと言い、「二度と謝らんでごしなさい」とヘブンに言いました。そして、悪いのはヘブンでも自分でもないのだと。更に、ヘブンと一緒になってよかったと言い、ヘブンにお礼を言いました。
するとヘブンは「デショ?」と。思わず笑ってしまうトキ。

翌日の松江新報の記事は、力士と遊女の心中事件。そして世間は、知事の食い逃げを忘れ心中事件で持ちきりとなりました。そこで江藤知事は、錦織校長誕生に向けて動くと断言。
その後、錦織は教壇に立って、校長になることを発表しました。生徒たちに帝大にいくための道筋を作ると話す錦織の言葉に、喜ぶ生徒たちですが、錦織の弟は少し複雑な表情です。
そしてもう一人、心ここにあらずなヘブン。

一体どうしてしまったのでしょう?
額の包帯も取れ、散歩に行こうとヘブンに誘われるトキ。
第90話ネタバレあらすじ 「マツエ ハナレル シマショウ」
トキとヘブンは久しぶりに散歩を楽しみます。何事もなく散歩できることを喜ぶトキですが…。

何か、以前と違うトキ…
そして松江には、再び寒い冬が訪れようとしていました。司之介は寒くなると朝が辛いことから、仕事をやめようかと悩んでいます。
司之介は、自分の心が「もう辞めてええ」といってきかないと言うと、ヘブンが「ワタシ ココロ キキマショウ」と。しかし結局、自分の心は自分で聞くことになりました。
ヘブンが帝国大学のチェンバース教授に手紙を書いていると、トキの叫び声が聞こえました。

実在した、帝国大学の外国語教師・チェンバレンのことですね、きっと。
久しぶりに金縛りにあい、驚くトキ。

トキはヘブンに一緒に怪談を聞こうと提案しました。フミが2人に「人柱の娘」の怪談を話します。
「今から300年ほど前、築城の成功を願い神々への捧げものとして、人柱が立てられることになった。折しも盆踊りの季節。松江一盆踊りがうまく美しい娘として、何の罪もない若い娘が無理やり連れて来られ、生きたまま城壁の下に埋められてしまった。何と残酷な松江の街…。」

トキは金縛りが大好きだったはず。そして、いやなことがあるとフミに怪談をねだっていたはず…。
何となく、トキの様子を気にするヘブン。
数日後、ヘブン宛てに大きな荷物が届けられました。「トウトウ キテクレタ」と、ヘブンは中身が分かっている様子です。
錦織が大声で「ああっ!これもしや…?」と言うと、「ああっ!もしかして、これ、もしかして⁈」とトキ。

錦織さんとトキはわかった!
ヘブンが開けると、中には「日本滞在記」が!

「コングラッチュレイション!」と、拍手をして飛び上がり大喜びのヘブンたち。
アメリカ国内での販売が始まり、売れ行きはかなり好調と手紙に綴られています。そして次回作への催促も。
ヘブンは錦織たちに「アナナタチノオカゲ」と、一冊づつ本を手渡しました。錦織は本を開き、感慨深げに「中学の生徒たちの進学の助けにもなる、次期校長としても大変喜ばしい」と言いました。
そして司之介は、ついに牛乳屋を辞めたと報告しました。ヘブンは正座をして「ゴクロウサマデシタ」と司之介に言いました。フミもヘブンに続きました。
トキが買い物に出ようとすると、ヘブンが一緒に行くと言い出します。

この前から何か言いたそうだったヘブン…。
ヘブンは「マツエ サムイ ジゴク…」と言った後、覚悟を決めたように、トキに言いました。「ワタシ ジブン ココロ キク シマシタ。マツエ ハナレル シマショウ」
第18週「マツエ、スバラシ。」の感想
サワと仲直りができて、本当に良かった!なみの存在も心強いです。
嫌がらせもなくなり、やっと今まで通りに暮らしていけるかと思いましたが、いよいよ松江を離れる日が近いようですね。
ここで、今回名前が出てきたチェンバース教授について調べてみたので紹介します。
帝国大学のチェンバース教授のモデルは?
モデルは、イギリス出身の日本研究家、バジル・ホール・チェンバレン。
チェンバレンはハーン(ヘブン)の来日よりも15年も前・1873年に来日し、英語教師として活動を始めていました。1882年には古事記の英語版「KO・JI・KI」を出版し、これをハーンはニューヨークで手にし、来日を強く願ったとされています。
そしてチェンバレンに紹介してもらった仕事の場所が、「古事記」において神々の国とされている出雲の地。ハーンは、憧れの地での仕事に歓喜したといいます。
そして、ハーンが来日してからも親交を深め、セツ(トキ)や子供たちとも関りを持ったようです。
実際の2人(セツとハーン)は、松江を離れ熊本に行きますが、次週の予告を見てもそのようですね。
ただ、このように松江が大好きなヘブンがなぜ熊本行きを決意したのか…。トキが少し以前と違うことも関係しそうです。
そして心配なのが、ヘブン先生が大好きな錦織さんです。次週もお見逃しなく!
