第4話では、紀介の記憶から中学時代の不良グループのリーダーが怪しいと、リーダーを探し出しましたが、マチルダのストーカーではありませんでした。
しかも、すっかり善良な介護施設の社長・佃になっていました。
そして、その佃からの新たな情報が、前科者者という噂のあったジュピターの店主が、マチルダに好意を抱いていた、というもの。
それではここからは、『ラムネモンキー』の第5話をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第5話「秘密結社ジュピターの野望」ネタバレあらすじ
夜、怪しい恰好をした男のもと、列をなしてビデオジュピターに入って行く数名の男性。そこに忍び込んだ雄太が見たものは、いつも部室として使っていた部屋のドアに掛けられた「秘密結社ジュピター総本部」と書かれたプレートと、ジュピターの店主。
店主は「われらの目的はただ一つ!新たなる世界秩序を築くこと。そう、世界征服である!」と声を上げ、ファミリーとしてマチルダを紹介。
物音を立てて気付かれた雄太は捕まったが、マチルダに助けられた。マチルダは秘密結社の野望を阻止するために潜入しているスパイだという。
この雄太の記憶は一体…?
プランAとプランB
贈賄の容疑で起訴されている雄太は、公判に向けての準備が進み、弁護団からは「無罪を主張する」というプランAと、「容疑の一部を認め執行猶予を狙う」というプランBが提示されました。
自宅で書類に目を通していると、妻・絵美から、知り合いの弁護士は皆、雄太に勝ち目はないと言われたと告げられます。そして、離婚の催促も。
兄・健人からも、容疑の一部を認めて早期解決すれば、職場に復帰し元の生活に戻れると言われます。


ということは、プランBで行けと?
ジュピターの店主
一方、佃の情報から、ジュピターの店主のことを鶴見巡査に調べてもらおうとした3人ですが、鶴見巡査に迷惑そうな態度をとられてしまいます。

雄太の言葉には説得力がありましたが、今回も悪態をつく肇。
3人にとっては、ジュピターの店主は「いつも親切にしてくれた映画好きの気のいい兄ちゃん」で、名前も知らない。休憩室を部室として使わせてもらい、ラムネの差し入れもしてくれていたが、目的はマチルダだったのかもしれない…。
その後、肇と紀介で店主の名前を突き止め、ガンダーラ喫茶に集合した3人。
店主は、株式会社ビデオジュピター 代表取締役社長・蛭田哲夫(藤田真澄)ということまではわかりましたが、その後の消息は不明。
鶴見巡査からの連絡はないと話していると、突然本人が現れました。実はガンダーラ喫茶の常連で、白馬から協力を頼まれたと言います。


そういう仲…?
鶴見によると、蛭田哲夫の犯歴はわいせつ物頒布罪。アダルト雑誌を違法に製作販売していたという。
すると雄太が、奇妙な記憶「秘密結社ジュピター」を話し始めました。

雄太の話を真に受けた鶴見が「蛭田は女性略取を目的とした猟奇的集団を作っていた?」と聞くと、「ああ」と雄太。
驚く鶴見に、白馬が「彼らによくある妄想。過去の空想と記憶が混濁し、現実と区別がつかなくなる。中二病オタク中年の特徴的生態らしい」と説明します。
とにかく、蛭田には前科があり、マチルダを怪しげな組織に勧誘していたことは事実。
そして鶴見は、ブログを検索するようにと言い帰って行きました。キーワードは「ジュピターの家」「バンコク」。
ジュピターの家
早速検索すると、バンコクの豪邸でたくさんのガールフレンドと暮らす「テツ」という男のブログにヒット。
ジュピターの家という謎の組織を運営し、毎月1日は日本に戻りジュピターの家で秘密の集まりをしているという。

3人の検索より、白馬の検索であっという間に!
「今日って、12月1日、蛭田は今、日本にいる!」と雄太。しかも地図検索すると、ジュピターの家の日本支部は川口湖畔。
3人と白馬は川口湖畔まで車を走らせ、「ジュピターの家」へ乗り込んでいきました。すると、迷彩服の男らに銃のようなものを突き付けられ、総統閣下と呼ばれた男が登場。
逃げようとした4人はBB弾の直撃を食らいましたが、蛭田に屋敷の中に通されました。屋敷の広い庭では、大勢の人が集まり楽しそうに飲食をしています。

若い頃の店主は藤田真澄さんでしたが、現在の蛭田役は生瀬勝久さんです!
チャイムも押さずに乗り込んだために、手荒な歓迎となりましたが、蛭田は3人を覚えていて再会を喜びます。
ジュピターの家は会員制サロンのようなもので、蛭田が投資の先生なのだそう。
蛭田哲夫、ビデオジュピター興亡記
3人が蛭田に、マチルダを捜していることや蛭田の前科のこと、雄太の奇妙な記憶などを話すと、蛭田はそこにいる人達を集め、「今日のレクチャーは、わが80年代ビデオジュピター興亡記」と講演を始めました。
貧乏な家に生まれ、高校卒業後、すぐいろんな仕事を転々とした。小さな出版社に入るが倒産。そこの仲間とエロ本制作し、それが売れまくった。しかし見せしめのように捕まり7か月塀の中。その後、丹辺でアダルトショップからビデオショップへ。これも当たり、大きな店舗に。その頃3人と出会った。
ビデオショップのフランチャイズ化を図り、事業の拡大化を目指し説明会を開いた。「今までは男性客が中心だったがこれからは女性客が鍵、そしてファミリー。ジュピターはファミリーに愛される店になる」と、マチルダに参加協力してもらったこともあった。

これが、雄太の記憶の真相!
その後、地域一帯を牛耳ったところで、大手から買収の話があり、バブルがはじける直前の最高のタイミングでジュピターを売ったと言います。
そして蛭田は3人の近況を聞き、「君たちはロスジェネ」と気の毒そうに言います。
ロスジェネとは、ロスジェネレーション・失われた世代。バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出た現在41歳から55歳前後の層。「不遇の世代」とも評される。
更に、「やりがいとか身近な幸せとかぬるいこと言ってるやつは、この国と一緒に沈んでいく。いいかお前ら、毎月通ってこいよ、絶対にそこから抜け出させてやる!」と4人に言い、集まっている人達にも「素晴らしい人生を勝ち取ろう!」と搔き立てます。
しかしここで白馬が、勝ち負けは関係ない、つつましやかに生きて何が悪いのか、「あなたに教わりたいことは1つもない」と反撃にでましたが、3人がくすぶっているのも事実。
しかし雄太は、自分も勝ち抜くことを考え賢く切り抜けることを考えていたが、蛭田の話を聞き恥ずかしくなったと、「一生懸命生きている人をバカにするな!俺はつまずいたけれど、あなたのようになりたいとは思わない」と言いました。
そして3人とも、入会を断りました。

雄太は、ビデオジュピターに入った夜の事を思い出しました。
滑って転んでマチルダに助けられた時、この説明会には、部室を借りている手前もあり頼まれて参加しただけだと言い、「お金持ちになるために生きているわけではない」と言いました。そして、雄太が何のために生きているのかと聞くと、マチルダが「それを探してる」と答えたことを。
雄太は蛭田に、マチルダのことを何でもいいから教えて欲しいと頼みました。
すると蛭田は、マチルダにはかなり本気だったことから、当時、マチルダのことを調べたと言います。そして、手を引いたと。もっと詳しく教えて欲しいと雄太が頼むと、「自分に聞け!勝手に何もかも忘れやがって」と声を荒げました。
全部3人の頭の中にあるはず、あの頃何があったのか今の3人ならわかるはず、それがいいことかどうかは知らない…のだそう。
雄太の決断
雄太は「無罪を主張する」プランAで行くことを申し出ましたが、兄・健人は、グループとしてはプランBだと譲りません。
そしてその後、健人に加賀美の家に連れて行かれ、カステラだという包みを差し出されました。

まあ、カステラだけではないでしょうね…
加賀美には「恥をかかせんでくれ」と言われ、健人には「頂戴しろ」と言われ…。
結局、雄太はカステラを持ち帰りました。絵美に、罪を認めて執行猶予をとり元の生活に戻ると伝えると、絵美からは「もう元には戻れない、私たちはとっくに終わってる」と、判を押した離婚届を渡されました。
雄太が包みを開けると、カステラの上には案の定、厚い札束が入った封筒。
その頃、紀介は祥子がガスの火を点けて慌てたことから、中学当時の火事のことを思い出し、肇は当時のビデオの中に何かを発見。そして白馬には、後をつける怪しい人影が。
雄太は…肇の家へ。
第5話の感想
結局のところ、蛭田がストーカーではありませんでしたが、マチルダが何か危険な女性のよう…。
雄太と肇と紀介は、一体何を忘れてしまっているというのでしょうか。
紀介が火事を思い出していましたが、火事で燃えた家というのは、確か4人目の部員の家。肇は中学時代のビデオに何かを発見。次週にまた一人、怪しい人物が出て来そうですね。
そして雄太は、せっかくプランAでいくと決めたのに、やはり兄たちに押されてしまいました。会社を守るためとはいえ、弟をいけにえにしようとする健人。できれば雄太には、プランAで頑張って欲しいですが…。
ちょっと白馬も心配なのですが、鶴見巡査がいるから大丈夫でしょうか…?
それでは、第6話も楽しみにしたいと思います!
