2025年10月1日(水)夜10時、ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」がスタートしました。
主演・菅田将暉さん、脚本・三谷幸喜さん、共演・二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんです。
「1984年、東京・渋谷。とある劇場で、僕たちは、眠れないほど夢を見た。」
若者の夢、くすぶり、恋を描く青春群像劇で、三谷幸喜さんの経験に基づいたオリジナルストーリーです。
監督は「コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-」シリーズなど数々のヒット作品を手掛けてきた西浦正記さん。
プロデューサーは、「監察医 朝顔」シリーズなどの金城綾香さんと、「アンサング・シンデレラ」などの野田悠介さん。

本当に、ヒット作ばかり、、
初回は、なんと30分拡大!
それでは、どんな物語が幕を開けたのか、ネタバレありで紹介していきます。
ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第1話ネタバレと感想

昭和59年秋、渋谷。
小劇場「ジョン・ジョン」では、蜷川先生を崇拝する演出家・久部三成(菅田将暉)と俳優たちが激しく揉めています。
久部の理解できない演出とあまりの横暴さに、俳優たちは不満が爆発。
しかも、劇団スタッフ・トンちゃん(富田望生)に「キャパ50のところ、動員数26人、途中退場21人」と発表され、劇団代表・黒崎仁(小澤雄太)から追い出されるはめに。
久部は夜の渋谷を歩きながら叫び声をあげ、いろいろな物に八つ当たりした末に、渋谷駅から八分という八分坂横丁にたどり着きました。
八分坂横丁

ストリップ小屋のネオン輝く八分坂横丁のアーケードには、こう刻まれています。
「Pray speak what has happened(話してごらんよ、何があったか)」
エロスの殿堂WS劇場では、いざなぎダンカン(小池栄子)の妖艶なショーが終わり、パトラ鈴木(アンミカ)が、スタンバイ。
皆の世話をやいているのは、仕事の出来る舞台監督・伴工作(野間口徹)、通称伴(ばん)ちゃん。

でもパトラのショーは、客も少なく、あくびもされて、、
八分神社
久部は、引き留めにきたトンちゃんと別れ、八分神社で泣いていると、少年の吹き戻しの笛の音が聞こえました。

あの、ピロピロピーってやつです
少年には関わらないようにとその場を去ろうとすると、おみくじを売っていることにに気付き、引いてみると、なんと白紙!
驚きショックを受けた久部は、巫女・江頭樹里(浜辺美波)に尋ねましたが、樹里も「こんなの初めて」と驚き、「いいか悪いかは自分次第ということでしょうか」と久部に言いました。

打ちひしがれた久部は、「迷えるあなたに救いの一言を差し上げます」というのぼりに目を引かれ、無料案内所のおばば(菊地凛子)を頼ることに。
おばば「あんた変わるよ、八分坂で。何かを得て何かを失い、そしてまた何かを得る。仕事を得て仲間を得て、一国一城の主となりそして…」
久部はその後の言葉も聞きたかったのですが、おばばから「いってらっしゃーい」と言われてしまいました。

おばばには何が見えたのでしょう、、気になりますね!
その頃、WS劇場に、ロールスロイスでオーナー・ジェシー才賀(シルビア・グラブ)が、秘書兼ドライバー・乱士郎(佳久創)と共にやって来ました。
ジェシーはポケベルを自慢した後、支配人・浅野大門(野添義弘)に売り上げが悪いと説教。
ジェシーの会社のグループで赤字なのは、WS劇場と隣の陰気なスナックだけといいます。
そして、今月黒字にしないと、店はノーパンしゃぶしゃぶにすると言われてしまいます。
スナック・ぺログリーズ

久部はおばばに紹介されたまま、ぺログリーズに入りました。

こちらが、WS劇場のとなりの陰気くさいスナックです!
倖田リカ(二階堂ふみ)に接客され、ハイボールで乾杯しお通しはナッツ。
リカに「さ、何があったか話してごらんなさい」と言われ、劇団での不満をぶちまけてハイボールをおかわり。
リカに「お兄さんの言ってること間違ってないと思う」と言われ調子に乗って2杯目を一気飲みし帰ろうとしました。
すると、お会計が¥93600!(ハイボール3杯で¥3600、ナッツが¥90000)
払えるわけがない久部は散々脅されましたが、リカの計らいで大事な荷物と引き換えに、一旦は帰してもらえました。
WS劇場
エロスの殿堂WS劇場では、大変なことになっていました。
一番人気のダンカンは、照明のノーさんと共にいなくなり、頼みのダンサー・モネ(秋元才加)は、いなくなった息子・朝雄(佐藤大空)を探しに出かけたまま。
支配人の妻・浅野フレ(長野里美)と伴ちゃんの意見により、リカに頼むことになりました。

あ、リカもダンサー⁈
大門はリカのOKをもらい、支度にかかる20分をお笑いで繋げることにしますが、お笑いコンビ「コントオブキングス」には、さっきも出演したと断られてしまいました。
しかも、笑っていたのは、支配人と放送作家・蓬莱省吾(神木隆之介)だけだったという、、。

次に、かつて漫談で今は客引きのうる爺(井上順)に頼み、本人も最初は乗り気でしたが、直前に辞退。
一方、久部はぺログリーズでのぼったくりの被害を警察に訴えに行きましたが、警察は迷子の連絡待ちと、取り合ってもらえません。
小学1年の男の子と聞き、久部は神社で見た男の子を思い出し、警官・大瀬六郎(戸塚純貴)と共に神社へ。
朝雄は無事に見つかり、母親が迎えに来るまでと、久部は、樹里の元に無理やり朝雄を預けました。
樹里はこの八分坂横丁があまり好きではないようで、樹里の父親・神主の江頭論平(坂東彌十郎)はこの街を出るための嘆願書を用意していました。
やっと母親・モネが迎えにきましたが、モネと論平が顔を見合わせて「え?」となりました。

論平さん、何かあるな、、
リカのショータイム

そして、WS劇場では、やっとリカの準備が整い、ショーが始まりました。
ちょうどその頃、久部は大事なカバンを取り返えすためスナックに忍び込みました。
そしてカバンを抱えた久部に、隣からリカのショーの音楽が聞こえてきました。
その音楽につられて裏から覗くと、久部はリカが踊っていてビックリし、ぼったくられたことを思いだしますが、照明が固定されていて、ショーが台無しになっていることに気付きます。
憎たらしいリカのはずなのですが、演出家の魂に火がついたのか、大事なカバンを蓬莱に預け自ら照明を動かしに!そして…。

久部は、何かを決心しましたね!
それにしても出演俳優がすごい方々でしかも大勢で、皆さんを紹介しきれませんでした。来週からは物語も動き出しそうです。見逃せませんね!


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