水沢真澄を中心に立ち上げられた法医学専門チーム「MEJ(メディカルイグザミナージャパン)」。
第1話では、わずか水深40センチでの溺死を解明し、真実とそこに残された人々の想いを導きだしました。
第1話のネタバレあらすじはこちら
相関図・キャスト紹介はこちら
それではここからは、『LOVED ONE』の第2話をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第2話ネタバレあらすじ
本格始動したMEJですが、山積みの書類業務に追われたスタッフからは、「思ってたのと違う」と不満が出てしまいます。
そんな中、一足早く仕事を終えた本田は、大学病院で外科医として働く旧友・広野智樹(東龍之介)と飲み会へ。

思い出話に花を咲かせる2人。やがて本田はMEJのことを聞かれると、現状の不満をこぼし広野を羨ましがります。すると、何か言おうとした広野が呼び出しを受けてしまい、微妙な空気のまま飲み会はお開きになってしまいました。
遺体が空から降ってきた⁈
翌朝、広野が異常死という状態で発見されました。
穂乃果たちが調査する現場に、真澄と麻帆、そして本田も駆けつけました。本田は「ウソだろ…」と呆然としてしまいます。

夕べ一緒に飲んだばかり…
真澄の見立ては、「死因は頭部を強打したことによる脳挫傷、あるいは、複数の骨折による内臓かと損傷…何かとの激しい衝突があった際に見られる状態」

「交通事故とか?」と穂乃果が聞きますが「矛盾します。それよりは、数メートル上から落ちてきたよう」と真澄。
現場の周辺に高い建物は見当たらず「空から落ちてきたとでも?」と呆れる穂乃果。
遺体の状況から、遠くから運ばれたのではない…そして真澄は、遺体の周りの血痕が気になります。
解剖の結果
解剖には本田も参加。結果は「直接の死因は、後頭部を強く打ち付けた際の脳挫傷。しかしその前に腰を強打している。10メートルの高さから腰を下にして落下したとみて間違いない。そして、両腕と両足に擦過痕」
高森が「腸内のガスが全くなく腹直筋が伸びている」と言うと、「死後一時的に膨張した?」と松原。
そして、喉の奥や肺、毛髪から、少しだけ何かの粉末のようなものが検出された。
どうやって亡くなったのか、事故なのか他殺なのか…。本田は「広野が誰かに恨まれるなんてことはない」と言い切りますが…。
穂乃果が聞き込みをしていると、近くのアパートに住む男性・武村(遠藤雄弥)が、もの凄い衝突音と車が走っていく音が聞こえたという。

部屋の中の様子から、どうやら小さい女の子の父親
辞表を提出していた広野
真澄と本田は広野の勤め先の病院へ行き、広野が研修医だった頃の指導医だったという今林医師(山田キヌヲ)から話を聞くことに。

「叱ったことくらいしか記憶なくて。ミスばかりしていたから、研修医のとき…」と言う今林医師の言葉に驚く本田。そして今林医師は、亡くなる前日に広野から辞表を預かっていました。
本田の記憶にある広野は、研修医時代、「いい医者になりたい。俺は生きた人の声を聞く。お前は亡くなった人の声を聞く。お互い頑張ろうな」と言っていた。

これは、本田にとっては、今林医師の発言はショック!
MEJでは、広野の死因についてもう一度検証するとこに。
仕事で悩んでいたなら自殺もあり…?しかし、自殺の所見は見えない。粉末を考えると樹木か何かから落ちた可能性も捨てきれない。擦過痕から見ると、何かに挟まれた状態のまま落下したとか…。
もう一度現場検証に行こうと言う真澄に、本田は「楽しいっすか?人の生きざまむやみに掘り返して好き勝手言って」と返しました。

「みんなそんなつもりはない…」と取り繕う麻帆ですが、本田は取り合いません。
その後、穂乃果たちが取り調べをしていた男が、真澄の質問に対し、事故当時、衝突音はなかったが腐ったみたいな匂いがしたと言いました。
法医学者なんだから
ひとりNEJで仕事をする本田に、麻帆が差し入れをします。
最初はおせっかいに思っていた本田ですが、麻帆と話しをしているうちに、「もう会えないなんて分からなかった、これが最後だって分かっていたら、もっと…色々…」と泣き出しました。麻帆は本田に「まだ最後じゃないですよ。法医学者なんだから」と言いました。
本田は真澄の元へ向かいました。真澄は、粉末の成分の結果も出たことで、樹木やスタジアムの屋根から身を投げたわけではないと言います。
今度は本田は1人で、広野の勤め先だった病院へもう一度聞き取りに行きました。
しかし、誰に聞いても「よく知らない」の一点張り。そこへ、入院患者の女の子・桃香が「広野先生のこと?」と近づいて来ました。
桃香は、「怖いおじちゃんに、お前のせいで死んだんだって、すごい怒られてた」と言います。

そこへ、殆どの看護師が本田を避ける中、1人話したそうな看護師が!
粉末は、流化水素を含んだ炭酸水素ナトリウムでした。
腐ったような匂いは、これによって発生した腐敗ガス。遺体が通常より膨張したのも、それが原因。そして、そこからガスが抜けて身体が跳ねるように動いた。これで周辺の飛沫血痕の説明もつく。
そこへ、本田から連絡が入りました。広野が亡くなる前に、仕事と言って帰って行った理由がわかったかもしれないと。
真澄の数独が始まりました。そしてコンプリート。
広野の真実
警察の取り調べ室に連れて来られたのは、穂乃果が以前話を聞いた、近所のアパートに住む下水道作業員の武村でした。
広野の遺体には上空から落下したような所見が見られたが実際は違ったと、真澄が説明をします。
両腕と両足の擦過痕が成立する仮説は1つ。手足が壁面にこすられながら落下していく場合…それは、事件現場にあったマンホール。粉末の成分も下水道内部のものと合致。
本田は、病院で話を聞いてきました。
半年前、武村のたった一人の家族の娘のユミが夜間救急で病院に運ばれた。その際に最初に診察をしたのが広野だった。
軽い虫垂炎の疑いがあると入院したが、ユミは3日後に容体が急変し亡くなってしまった。武村は広野の診察にミスあったと「お前が殺したんだよ」と怒りをぶつけ、その後も何度も病院を訪れ誤診があったと騒ぎたてた。
しかし広野は病院から対応を止められていた。本当は、術中の止血処置によるミスだった。しかし病院側は、研修医である広野のミスだと、何かを言えば、医者ではいられなくなると脅してきた。

あの、今林医師から!
しかし広野は逃げずに、告発をしようとしていた。
武村によると、広野から連絡があり病院に出向くと、たまたま患者の女の子と仲良く遊んでいる姿を目撃したという。
ユミを殺しておいていい医者のフリをして自分は幸せそうに…。だからあの夜、広野を呼び出し、マンホールのフタを開けて謝る広野につっかかり、マンホールに落とした。その後、広野の荷物から告発状を見つけた。すぐに引っ張り上げたが亡くなっていた。
真澄は、事件の手がかりをくれたのは広野だったとも言えると言います。
武村は広野のスマホを処分し、遺体を隠せば終わるはずだったが、その時、広野に死後変化が起きた。まるで蘇ったように体が跳ね、広野が自分を睨んできた。武村は、怖くなってその場から逃げたという。
真澄は、それは奇跡的なことだと言います。遺体がそのままあったから事件の真相がわかり、病院の医療ミスまでたどりつけたと。
本田は、「あいつ、最後まで、やっぱ、すげえやつだわ…」と泣き崩れました。
麻帆が厚労省に掛け合い、病院の医療ミスも公表されることになりました。

第2話感想
本人は亡くなってしまいましたが、代わりに、想いを遂げてあげることはできました。
穂乃果さんの刑事っぷり、すごいですね。今時はいないと思いながらも、笑ってしまいます。
次週は、矛盾する痕跡だらけのひき逃げ事件です。

