9月29日(月)朝8時より、高石あかりさん主演、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」がスタートしました!
朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツと、外国人の夫・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描きます。
「ばけばけ」は、「怪談」を愛し何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。
没落士族の娘・松野トキを高石あかりさん、外国人英語教師でトキの夫・ヘブンをトミーバストウが演じます。
始まりのシーン、薄暗い部屋の中でトキが、ヘブンに怪談を聞かせています。

耳なし芳一、、
庭では、その様子を見守る蛇と蛙が、、。
ということで、いよいよスタートした朝ドラ「ばけばけ」。ここからは、第1話から第5話までをネタバレありで紹介していきます。
ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。
第1話ネタバレあらすじ

庭でトキとヘブンの様子を見ていた2匹が、「蛇です。蛙です。2匹合わせて蛇と蛙です」とテンポよく挨拶。蛇と蛙の声はお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹です。蛇の声が渡辺恵理子さん、蛙の声が木村美穂さんで、2匹は2人の歩みを優しく見守る役どころとなっています。
「耳なし芳一」の話の中で、ヘブンから「たちまち」という日本語の意味を聞かれたトキは、辞書を開き「あっという間にの意味です。」と答えますが、トキは神妙な表情になり「私にもっと学があればと、うらめしいの顔ですけん。」と。
そんあトキにヘブンは、「ママさん、うらめしいことない。世界で一番のママさんです。」とたどたどしい日本語で話し、トキの額に軽くキス。
そして、トキとヘブンの何気ない日常を切り取った映像で、主題歌「笑ったり転んだり」が始まりました。

主題歌を担当したのは「ハンバート ハンバート」のお2人です。そしてトキの幼少期の話が始まります。
明治8年、松江。
松野家は、一家そろって世を恨み丑の刻参り。トキの父・司之介(岡部たかし)は、ろうそく3本を頭に立てわら人形にくぎを打ち、祖父・勘右衛(小日向文世)に話します。
「私は、我が松野家の敵という敵を呪い殺すべく、念という念を込め、くぎというくぎを打っちょりました。武士の世を終わらせた薩長しかり新政府しかり、明治の世になり調子に乗っちょるざん切り頭の商人しかり。夜が明けた途端、やつらはバタバタと倒れていくかもしれません。」
勘右衛門は、元はと言えばペリーが黒船でやってきたのが原因と、ペリーも呪うようにと言い、司之介は力を込めてくぎを打ちました。
ですが、翌朝になっても何も変わっていませんでした。トキの父と祖父は武士の恰好をし、ちょんまげを結っていますが、町の人は皆ざん切り頭。それどころか、松野家の丑の刻参りの様子を同級生に見られてしまったトキは、学校で気味悪がれていじめにあってしまいます。

かばってくれたのは親友のおサワだけ!
しかも学校の先生にまで、「おトキの父上は大変怠けちょられる。呪う暇があったら働けっちゅうのはそのとおり。」と言われてしまします。
その話をトキから聞いてお城を見て立ち尽くす司之介。その姿を見て、トキの母・フミ(池脇千鶴)は、「時代が変わって明治の世になって戸惑って、それからずっと立ち尽くしちょるの。」と、トキに言います。
トキは泣きながら母に「怠けて働かないわけじゃないんだよね?父上は駄目だないよね?何も悪くないんだよね?」と言うと、「うん、悪くないよ、1つも。」とフミ。
そして翌朝トキは、父が化け物になって先生を食べる絵を描きました。トキの絵を見た司之介は、化け物の真似をしてトキとフミを追いかけ、松野家には楽しそうな笑い声が響きました、が、、。


最後は楽しく終わりましたが、司之介は何か考えているようですね。
第2話ネタバレあらすじ
松野家の朝食、母・フミのシジミ汁にトキは「あ~。」と大満足の声。すかさず父・司之介が「おい!あ~と言うな。武士の娘がはしたない!」
しかし司之介が「武士の娘」と言ったところで、松江は文明開化の真っ只中。外に出て周りを見ても、武士の恰好をしているのは司之介だけです。

しかも無職、松野家は大丈夫なの?
トキの学校では、谷川原先生(岡部ひろき)の「この先野垂れ死なんようなんになる?」という質問に、トキの親友のおサワ(小山愛珠)が「小学校の先生になろう思うちょります。」と答えました。
その理由というのが、勉強が好きなことと、他の仕事に比べたらお金がいいから、一家が暮らしていけるというものでした。

それを聞いたトキは、何やら決めた⁈

その日の松野家の夕食では、フミのシジミ汁に「はあ~美味い」と司之介。更に「わしがシジミで人様に食われる定めじゃったとしたら、おフミが作るシジミ汁になりたいの。」と。
「ようわかりませんけど、ありがとう存じます。」とフミ。勘右衛門は「わしの汁には入るなよなどとおかしな会話が続く中、、トキが「あの、それよりちょっとお話があるのですが、、」と切り出しました。
そしてトキは学校でおサワの話を聞いて、小学校の先生になると決めたと言い、「そげしたら父上もおじじ様も武士のままでいられますでしょ?もう少々お待たせしますが、頑張りますけん、ずっと武士でいてごしなさい。」と続けました。

子供とは思えない素晴らしい発言!ですが、3人とも複雑な顔に、、
トキは遠縁の雨清水(うしみず)家のお屋敷にお稽古に来ました。雨清水家はかなり上級の武士で松野家とは格が違います。そして大勢の女中を従えて、雨清水タエ(北川景子)が「ご機嫌よう」と登場!


北川さん、美しい!まるで大河…
タエがお稽古を始めようとしましたが、トキは一家の暮らしを支えるために小学校の先生になりたいこと、小学校の先生には、お茶もお花も三味線も必要ないと話し「今日でお稽古を終わりたい」と言いました。
するとタエは「お待ちなさい。あなたは誰ですか?」とトキに近寄って尋ねました。トキが「松野トキ、武士の娘、、」と言うと、タエは「武士の娘は金を稼いだりいたしません。武士の娘は先生になどなりませぬ。」ときっぱり。
そこへ、タエの夫・雨清水傳(うしみずでん・堤真一)が、まげを落としてざん切り頭になって部屋に入ってきました。

その姿を見たタエは、倒れそうになり「あなた…それは一体?」と言うのがやっと。
傳は、まげを結い続けることでこの明治の世にあらがってきたが、武士の時代はとうに終わりと言います。タエの表情は強張っていますが、傳は近いうちに織物の工場をはじめようと考えていることを話しました。タエは「こ・う・ば?え?工場?工場?」と何を言っているのか理解できないという様子で、何度も工場という言葉を繰り返しました。
傳は商いを始めることを決めたのでした。
自宅に帰り、トキは傳から頂いたお茶菓子を食べながら、立派ですてきな傳を思い出していました。
トキが「おじ様はあまりにすてきで、なしてうちの父上はこう、何というか、あげな…あげな…」と言いかけると、そこへ。「ただいま帰りました~。あげな父上が~菓子も持たずに帰ってきました。ただいま~。」司之介が帰ってきました。

聞かれてしまいましたね。
そしてフミは司之介に、傳がざん切り頭になっていたことを伝えました。
翌日、トキが学校から帰ると、家には司之介の友人という男性が来ていました。司之介と友人が、見せたいものがあると言い、その見せたい何かにかぶせてあった布を取りました。
それは、「うさぎ」でした。
第3話ネタバレあらすじ

司之介の友人は「金で成り上がった初めての右衛門」と書いて金成初右衛門(かねなりはつうえもん・田中穂先)。
司之介は、城勤めのときの知り合いという金成のすすめで、商いを始めようとしていました。
金成が言うには、世の中が文明開化真っ只中の今、舶来の毛並みや色の変わったウサギが大流行り。そして、そのウサギを増やして高値で売るという商売が大変もてはやされていると言います。
司之介が「一匹5円じゃったウサギが最高でいくらになったと思う?」と聞くと、フミとトキは「10円?50円?」。すると金成が「600円でございます!」と。
司之介「のう?すごい話よの?」と言いますが、フミは「すごい…と申しますか…怪しすぎます」

フミの言う通り‼
そして金成を見送った司之介の後ろ姿を、勘右衛門が睨みつけていました。
家の中では、フミが応援して差し上げようとトキに言いっていますが、外からすごい声が聞こえてきました。勘右衛門が「どげなつもりじゃ⁈許さん!うお~!」と怒鳴り、司之介を斬りつけてしまいそうな勢いです。

司之介は畳にひれ伏し、「雨清水傳もまげを落とし、時代はもう待ったなしなのだ」と話しました。勘右衛門は「じゃが、なしてウサギなのじゃ?」
勘右衛門は怒りが収まりませんが、トキが司之介の横で正座をして頭を下げて許しを請うと、勘右衛門は「おじょに免じてぞ。」と立ち去りました。

司之介はトキのおかげで、命拾いをした?
数週間後。
司之介はまだ武士の恰好のままですが、なんと、1か月で200円儲けたと言います。松野家に余裕ができ、勘右衛門とトキはウサギの「ウサ右衛門」と仲良く遊んでいます。
そして司之介は、トキの将来のためにも「相場がよいうちに金貸しから借りられるだけ借りて、突っ込むことにした。猪突猛進じゃ。松江イチのウサギ長者になるぞー!」と声を上げました。
松野家の食事も豪勢になり、食事の前には、床の間のウサ右衛門に「ウサギ様ありがとうございます。頂きます」と挨拶。

たくさんご馳走があってもまずはシジミ汁。司之介とトキ、2人揃って「あ~。」
町では、司之介とトキの目の前で、大橋川の向こう側へと連れて行かれる大勢の女の人や男の人がいました。
松江は大橋川を挟んで、トキたちが住むお城側は格式高い武家の町、川の向こうは商人や貧しい者の町。司之介は「ウサギの商売がうまくいかなかったら、川の向こうに住まなければいけないところだった」とトキに打ち明けます。

トキは連れて行かれる男の人達の中に、知っている顔を見つけたようでした。
そして夜、「ちょっと出る」と酔っ払って出かけた司之介が、なかなか帰ってきません。フミとトキは、お堀に落ちてないかと心配しますが、「きっと前世は蛙だったんでしょう。だけん、無事かえる。」とフミ。
ですがここで不穏なナレーターが、、〈ですがその日、司之介さんは帰ってきませんでした〉
第4話ネタバレあらすじ
司之介が忽然といなくなって、すでに10日がたっていました。「全然ちょっとだないわね」と心配するフミ。「川に酒飲んで落ちたどざえもんが…」と聞きつけては、家族3人で確認しにいきましたが、違っていました。
トキはあちこち探し、大川橋のところで、あの日、川向うに連れて行かれる人達の中に見た知っている顔は、金成だったことを思い出しました。

もしかして、ウサギの商売がまずいことになっているということ⁈
そして、湖の中州のようなところに司之介の姿を発見!

トキが走って行き「帰ろう」と言うと、「すまん」と言って逃げようとする司之介。トキは司之介の腕をつかみ、「何があったなんてどうだってええ!生きちょっただけで十分だけん!」と言いますが、「じゃが、わしは、じゃが…」とまだ逃げようとする司之介。
トキが「ああ~、じゃが じゃが じゃが じゃが……うるさいな!おいしくないけん、シジミ汁…」と。そこにフミも駆けつけて「あなたがいないと、おいしくないのよ。大好きなシジミ汁が…ちっとも…。」と言いました。
トキは司之介の腕を引っ張り、何度も何度も「帰ろう」と言いました。
司之介は「分かった。シジミ汁がおいしければ良いか?父が帰って一家4人楽しく暮らせれば、それで良いか?おトキ、良き娘に育ってくれた。では、働いてくれるな?明日から」と言い、驚くトキに司之介は「学校はもうない!」と大きな声で言いました。
数日前にうさぎ相場が暴落し、うさぎはタダ同然となり、司之介は、一生働いても返せない借金長者となっていました。

え?
久しぶりに4人揃っての夕食は「しめこ汁」ですが、トキはショックのあまり気がのりません。ですが「しめこ汁」の肉を一口食べると「ん?おいしい」と言い、勘右衛門も「うまい」と言います。
勘右衛門が「しめこ汁とは初耳じゃが、何の汁じゃ?」と聞くとフミと司之介の言動が怪しくなったので、トキがはっとしてウサ右衛門を探しましたが、いません。

ウサ右衛門をしめた…
勘右衛門は「ウサ右衛門…」と言いながら泣きました。そしてその夜、トキはフミに怪談をせがみました。


トキはうらめしいことがあると、フミに怪談をせがむのでしたね。
一方その頃、アメリカのシンシナティ。
新聞記者の仕事を失い餓死寸前のレフカダ・ヘブンが、読んでくれる人は誰一人いないのに、遺書を書き銃口を頭につけて、ピストルの引き金をひきました。ですが、お金がなくて銃弾が入っていませんでした。
「2人が出会うまで5612日」
第5話ネタバレあらすじ
明治19年、トキは借金を返すために親戚の雨清水傳が経営する機織り工場で働いています。あれから11年が経ち、トキは18歳になりました。

高石あかりちゃん登場です!
同じ工場で働く仲間たちが、生きていてもいいことが1つもないと愚痴をこぼしていると、「おやおや、手がすっかり止まっているぞ」と、傳が入って来ました。「特別におやつ休息をやろうと良きものを持ってきた」と言い、フタを開けると、美味しそうなカステラでした。

トキたちは、「カステラだがあ~!初めて見た~!生きちょって良かったこと、あったが~!」とお喜びです。
トキたちは借金を抱えてからは、川向こうの、遊郭街と隣り合わせの長屋に住んでいます。トキは仕事を終えて帰ってくると、クタクタ。司之介も牛乳配達を終えて帰ってくると、クタクタ。
ですが、カステラ一切れを取り合い、カステラ一切れでふざけ合う、相変わらず楽しい家族です。
そうはいっても、川向うを眺めれば、お城のあるかつて自分たちが住んでいた町。幼馴染で親友のサワ(円井わん)が「嫌になるがねえ、ここからの眺め」といいます。
2人でいると、遊郭のなみ(さとうほなみ)が、トキに気付き声を掛けてきました。
なみは2人に「言っとくけど、おなごが生きてくには、身を売るか男と一緒になるしかないんだけんね」と言いました。

なみは、小さいトキの目の前で、川向うに連れて行かれた人。
松野家は今朝も、貧しいながらも4人揃って朝食。そこへ、借金取りの森山(岩谷 健司)がやって来ましたが、返せる金額はほんの少し。
森山はトキの年齢を18と聞くと、「あ~。ならギリギリ間に合うけん、遊郭行くだわね」と言います。勘右衛門は、森山にお茶を浴びせ「謝れ!おじょは、おじょじゃぞ!」と追い返しました。
それを見てトキは決心しました。「婿様をもらいましょうか。婿様をもらって働き手を増やして借金を返すのです」
縁結びで有名な八重垣神社では、船に見立てた紙にお金を乗せて池に浮かべ、「早く沈めばご縁が早い、遅く沈むとご縁は遅い。近くで沈むと近くの人と、遠くで沈むと遠方の人とご縁がある」と言われています。
トキは、せんとチヨと3人で恋占いにやって来ました。

なぜかトキの舟だけなかなか沈みません。「沈め、沈め、沈め」と願っても遠くの方へ流れて行き、いつまで待っても沈みませんでした。

没落士族からさらに、一生かかっても返せない借金長者となってしまった松野家。住まいも、お城側からあちら側へとなり、女郎部屋と隣り合わせの長屋に。その割にあまり暗くならないのは、コミカルなシーンがあるせいでしょうか。堤真一さん、小日向文世さん、岡部たかしさんといったベテラン俳優の演技は素晴らしいですね。まだ始まったばかり、今後の展開がとても楽しみです‼

