第9週では、知事の娘・リヨの出現に複雑なトキでした。リヨからはヘブンへの気持ちに協力するように頼まれ、錦織からは2人の仲をジャマするように頼まれ…。
結局のところ、ヘブンとリヨのランデブーは、リヨの思うようにはいきませんでした。
そしてヘブンとの距離が少し縮まったように感じるトキは、嬉しさでスキップもできるようになったのですが…。
それではここからは、朝ドラ「ばけばけの」第10週をネタバレありで紹介していきます。
第46話のネタバレ
松江に寒い冬がやってきました。
松野家では、朝から借金取りの森山がやってきてお金を数えています。森山は、きちんと返済されると借金取りの振る舞いができないと、気に入らない様子。そして「今月は風邪ひかんように体に気いつけて、いたわって暮らせ。そんで、来月少のう返せ」と森山。

森山さん、怒りたいのか、優しいのか、何なのか…。
そして、フミはトキに怪談本「本邦諸国奇談集」をプレゼントしました。
一方、ヘブンは初めての松江の寒さに震え上がっています。布団をかぶせてもらっても火鉢に炭を入れてもらっても「サムイ カワラナイ、マツエ フユ ジゴク!」と言うので、トキは風呂を沸かしてあげました。
すると、松江中学の生徒の小谷(下川恭平)が、ヘブンの忘れ物を届けにきました。ヘブンは風呂に入っているので2人でいろいろ話すことに。

ヘブンの女中になった理由を聞かれ、昔からの知り合いの錦織の紹介と言うと、錦織と恋仲だったのではと慌てる小谷。

小谷君、トキ目当てにやってきましたね!
翌朝、トキの家の前をウロウロする小谷をサワが目撃し、声を掛けました。サワは、小谷にトキの幼馴染だと言い、トキの好きな物を聞かれて「怪談」と答え、サワは小谷を応援することにしました。
そこへ勘右衛門が出て来て、小谷をヘブンの生徒だと紹介すると、「何?ペリーの子分じゃと?」と、木刀を構える勘右衛門。

小谷君の言う通り、ペリーでも子分でもない!
第47話のネタバレ
リヨは、ヘブンに琴を披露します。
日本好きのヘブンは「スバラシ!スバラシ!」と称賛し、リヨは「日本文化を大切にしたいと思っております」とアピールしますが、「シジミサン ミタイ」とヘブン。リヨはその言葉に一瞬、不機嫌な顔に。そしてヘブンはくしゃみが止まりません。
トキはタエに三味線のお稽古をつけてもらっていました。トキの上達ぶりを喜び、「どんなお相手にお聴かせているのでしょうね?」と微笑むタエ。しかし三之亟はといえば、仕事もしておらず、お寺でただただ石を積んでいる毎日でした。
トキは床の間にお花を飾り、ヘブンの執筆中には三味線を弾きます。

そんな生活をヘブンは、学校の英語の授業でも「日本の文化に囲まれて幸せだ」とスピーチしますが、咳が止まりません。
ある日、トキは買い物中にリヨとバッタリ。リヨはトキを見つけるとつかつかと近寄り、お花とか茶の湯とか三味線といったものを、ヘブンに披露するのを止めて欲しいと言います。「あなたがやると私が目立たないでしょ?」と。リヨは、何をやっても「シジミサンミタイ」とヘブンに言われてしまい、頑張っている甲斐がないと不満をぶつけました。
それから程なくして松江を大寒波が襲い、ヘブンが学校で倒れてしまいました。

錦織が家までヘブンを送り届け、医者に診せると「気管支カタル」と診断されました。ヘブンは学校の授業はしばらく休むことに。
命にはかかわらないと医者には言われましたが、「ここが臨終の地になるとは…」とすっかり弱気なヘブン。そして、「サムガリ ヤメタイ サムライ ナリタイ」と言いました。

ヘブンの韻をふんだ言葉が増えてきましたね!
第48話のネタバレ
ヘブンとトキは、それぞれヴードゥー人形を握りしめて、病気の回復を祈ります。
そこへ小谷がお見舞いにやってきました。小谷はヘブンを元気付けるために、錦織の授業よりヘブンの授業の方が面白いので、一日でも早く戻って欲しいと皆で言っていると言います。小谷は、ヘブンに錦織がいると言われ、後ろを振り向くと「悪いな、つまらん授業で」と錦織。

錦織は先に帰り、小谷は残りました。トキは、自分が看病したのに亡くなってしまった傳のことがあり、不安を感じていると話します。その話を隣の部屋で聞きかじったヘブンは「ワタシ シヌ?」と。慌てて否定しましたが、ヘブンは英語で「たとえ死んでも悲しまないでください。私は通りすがりのただの異人」と言い、小谷に通訳させました。

トキは「ただの通りすがり」という言葉に複雑…。
そして、サワからトキが怪談好きなのを聞いていた小谷は、ヘブンが回復したら一緒に怪談の舞台地巡りにと誘いました。怪談と聞いて喜ぶトキが承諾すると、小谷も喜び話が盛り上がります。

するとヘブンが「コタニ シャラップ。ワタシ…ヤマイ。アナタ ミマイ」と怒って部屋から出てきました。そして小谷に「アバヨ!」と言って帰らせました。
その頃松野家では、サワが小谷がトキに好意を抱いていることを報告。トキの知らないところで松野家では、小谷が跡取り候補となっていました。

勝手に盛り上がる勘右衛門と司之介!
雪が積もり相変わらず寒い松江。ヘブンは毎年こうなのかとトキに聞き、今年は特別な大寒波だと、ジェスチャーを交えて伝えました。「ツイテナイ」と横を向いてしまうヘブン。縮まったかと思った距離が、離れてしまったように感じるトキ。
第49話のネタバレ
リヨがヘブンのお見舞いに来ました。英語で楽しく会話する2人に、浮かない顔のトキ。

リヨは「湯たんぽ」を持って来ていました。お湯を入れ風呂敷に包み、ヘブンの布団の足下に入れると、「アタタカイ!スバラシ!テンゴク!」とヘブン。

この時代の湯たんぽは陶器製⁈
リヨは、トキの元気のない様子に「お疲れね」と声をかけますが、トキは疲れではなく、ヘブンの「通りすがり」という言葉が気になると言いますが、リヨにはわかってもらえません。
一方、小谷はトキのことをもっと知るためにサワの元を訪れました。2人でトキは何故怪談が好きなのかと話しているとフミが出て来て、自分が聞かせたからだと言います。

フミはもともと出雲の大社の神官の娘でした。
そしてそのまま松野家へ上がり、勘右衛門と司之介による婿候補面談会となりました。
小谷家は、聞けば松野家と同格。これには2人とも、かなり乗り気です。ただ、トキの大好きなシジミ汁が苦手という小谷。これには、勘右衛門が「わしが鍛える」と言います。婿入りが決まれば、狭い長屋暮らしなのですが…。
数日後、大寒波がようやく松江を去りました。ヘブンも回復し、朝から食欲旺盛で「タッシャ ナッタ ケン!」と言います。錦織もやって来て、元気になったヘブンに喜びのハグ。

そしてヘブンは、小谷が見舞いに来た時に何を話したのかと聞いてきます。トキはヘブンが回復したら出かけようと言われたことを話し、錦織に通訳してもらいました。するとヘブンは、少し間をおいてから「オーケー」と軽く流しました。
トキは、何か今までと違うヘブンに、貝殻が閉じているようだと感じます。
第50話のネタバレ
トキに隠し事があるため、どこかそわそわで不自然な松野家の3人です。

トキが外へ出ると、サワが待ち伏せをしています。するとそこへ小谷が現れ、約束の「怪談の舞台地巡り・ランデブー」を正式に申し込みます。快諾するトキに、松野家の3人も出て来て祝福しました。

まるでお見合い?
小谷との約束の日、トキはヘブンに小谷と出かけると絵を描いて渡しました。
小谷がトキを案内した場所は、怪談の名所でトキの大好きな「精光院」でした。


3回目でも、とっても嬉しそう!
トキは嬉しさのあまり、すっかり小谷をリードし、小谷は少し引き気味に…。
その頃ヘブンは、滞在記のペンは全く進まず、トキの小谷とのランデブーの絵を見つめ、ため息をついていました。
小谷とトキのランデブーが続く中、松風の幽霊の話を聞いた小谷が、井戸の前で謡曲・松風を謡います。トキが止めても構わず謡い続け、謡い終わると「すみません…。私、無理です」と、トキの怪談好きにはついていけないと言います。
トキは、「でも私は、(怪談を)大好きだけん」と言うと、勘違いした小谷は「好きだという気持ちは嬉しいですが、ごめんなさい」と言って帰ってしまいました。
トキが帰ってくると、ヘブンは「コタニ タノシイ アリマシタカ」と尋ねます。トキは「ノー、ありませんでした」と答えました。ヘブンの顔が少し明るくなり、トキに何か言いたげなのですが、何も言わずに執筆を始めてしまいました。
第10週の感想
今週は小谷の独り合点の週でした。
小谷役の下川さんといえば、映画「国宝」では歌舞伎を披露し、今回は謡曲と多才ですね。SNS上でもずいぶんと話題になっています。
その小谷のおかげでヘブンが抱いた感情は、リヨのおかげでトキが抱いた感情と同じ「ジェラシー」なのでしょうが、当の2人が今一つ気付いていませんね。
タエやなみはトキの恋心に気付いていましたが…。
そして、吉沢亮さんもいいのですが、ヘブン役のトミー・バストさんの演技、スバラシイ!来週は若いヘブンも出てくるようです。ますます見逃せません!

