第18週では、松野家の借金の返済が終わり、パーティーが開かれました。
しかし、そのパーティーに現れた梶谷の記事により、トキが偏見の目で見られ松野家にはゴミが投げ込まれ、更にトキは石を投げられてしいまいます。
その後は騒動も収まり、ヘブンの日本滞在記が本になり売れ行きも好調との知らせが届きます。
そんな時、ヘブンがトキに、松江を離れ、熊本に行くことを提案…。
それではここからは、朝ドラ「ばけばけ」第19週をネタバレありで詳しく紹介致します。
第91話ネタバレあらすじ「ミンナ ツレテク シマス」
ヘブンは、熊本で英語教師をするため松江を離れようとトキに言いますが、トキは理解をすることが追い付きそうにありません。ウロウロと歩き回り「熊本…九州…?なんがあるんですか?」と聞くと、「ヤマ、ウミ、ソラ…」とヘブン。
トキが「私は行きません!家族の誰とも離れたくありません!」と言い逃げ回ると、「ミンナ ツレテク シマス」とヘブン。

司之介、フミ、タエ、三之亟、勘右衛門たちまで!
トキは、みんな嫌がるはずだと言い、1人でも反対したら自分も行かないと言いました。
一方錦織は、ヘブンの著書の中に「文学的にも気が合う、唯一の親友である」と自分のことが書かれている箇所を何度も復唱し、1人、喜びを噛み締めてニヤニヤしています。

その姿を弟の丈に見られ指摘された錦織ですが「したことがない…ニヤニヤなど」と真顔で完全否定。そして丈は、虫嫌いだった錦織が虫を飼っているのを発見。

ヘブンの次回作のための勉強ですね!でもヘブンは…。
錦織は、弟の丈の「帝大に行きたい」という意思を確認します。そして、ヘブンがいる松江中学校の校長という看板を使って、みんなの帝大への道筋を作ると言います。優秀な兄から「丈、俺とヘブンさんが帝大に連れて行く。お前はとにかく勉強を頑張れ」と言われ喜ぶ丈ですが…。
松野家の朝食では、いつもと雰囲気が違うヘブンとトキの様子に、司之介とフミは「犬も食わん夫婦喧嘩をしてこそ夫婦ってもんじゃ」と笑い合っています。
そこへ突然、ヘブンが熊本行きの提案をします。トキに、あまりにもいきなりすぎると注意され、ヘブンは「ゴメンナサイ。マタ コンド」と言いいますが、「また今度にはできんが」と司之介。

トキが仕方なく経緯を説明しますが、もともとは「松江の冬がジゴク」だからなのだと言います。更に自分は松江を離れたくないと言うと、司之介もフミも同じだと。しかし、司之介は〈ヘブンに出て行かれるっちゅうことは、また長屋暮らしか…〉と想像し、少し考えると返事しました。

司之介の以外な返事にトキはビックリ…
松江中学でも、ヘブンのもとで勉強し帝大へとの機運が高まっています。ヘブンは「ワタシ カミサマ チガウ…」と笑いますが、廊下に出ると深いため息…。
その頃、トキは買い物に出ようと、頭に被る布を持ちました。それを見つめるフミ。

もう騒動は収まったはずなのに…。
第92話ネタバレあらすじ 「熊本、ご冗談ですよね?」
ヘブンを迎えに来た錦織に「校長だけに絶好調だのう」と司之介。そして、いつになく高笑いする錦織。

ヘブンとトキは笑えません…。
錦織は、ヘブンと島根の教育を盛り上げ、他県の追随を許さないものになると意気込んでいますが…。
数日後、ヘブンとトキは、タエの家を訪れました。そこには勘右衛門も来ています。2人とも久しぶりに会えたことを喜び、布を頭からかけているトキを見て「何じゃ?これは。取れ、取れ、こげなもん」と勘右衛門。

すると、すかさずヘブンが、外から見えないように戸を閉めます。

タエと勘右衛門は、ヘブンとトキの様子に何かを感じ取ったようです。
そしてヘブンが熊本行きの話を切り出しました。「ミナサン イッショ イク…シタイ クラス シタイ」と。
トキが不満そうに、松江が寒いことが理由だと話すと、勘右衛門とタエは、なぜ自分たちもなのかと不思議がります。
そしてトキが2人に「行きたくはございませんよね?」と聞くと、「少し考える」と返事。タエは三之亟に聞くと、勘右衛門もタツと話してからということになり、これにも不満なトキ。
家に帰ったヘブンとトキに、司之介が一緒に熊本へ行くと言ってきました。司之介はここまでもいろいろなことがあり、熊本行きも面白いかもしれないと、かなり前向きです。
ヘブンは司之介の言葉に感謝しますが、トキはガッカリ…。
一方、松江中学校では、次期校長の錦織と英語教師の庄田が机に向かっています。

中学時代の話になった後、錦織が「一人でも多くの帝大生を出していきたい」と校長としての思いを語り、自分のような惨めな思いはしてほしくないと言います。

何も言えない庄田さん…。
そこへ、錦織に都知事・江藤から呼び出しがかかりました。
江藤がヘブンの最近の様子を聞いてくるので、騒動が収まり日本滞在記の売れ行きも良く、とても良い状態だと話すと、江藤は「君は先生の隣で、一体何を見ちょう?」と言います。

いよいよ、ヘブンの熊本行きを知った錦織さん…
その後、慌ててヘブンを尋ね「熊本…ご冗談ですよね?」と錦織。司之介が冗談ではないと言い、更に、自分たちも一緒に行くと言います。
信じられないというように立ちすくむ錦織に、ヘブンが謝ります。そして錦織が理由を聞くと、松江の冬が寒いからだと答えるヘブン。
寒さなどどうとでもなると、必死に訴える錦織。そして、本当の理由は違うのではないかと問い詰めます。
錦織は、執筆材料が無くなってしまったからではないのかと、ならば自分が何でもすると提案したり、気に入らないことがあれば何でも言って欲しいと言います。
しかしヘブンは「ゴメンナサイ マツエ サムイ ソレダケ」と。
第93話ネタバレあらすじ 誰も自分を知らないところ
松江を離れたいと告げられた錦織は、肩を落として帰っていきました。
その夜トキは、錦織はヘブンにとって「一番大切な方ですよね?」と言い、熊本行きはやめようと言います。しかしヘブンは、一番の友達だが家族ではないと、決心は変わらない様子。
翌朝、迎えの時間が過ぎても、錦織さんがなかなか現れません。トキに、もう行った方が良いのではと言われますが、落ち着かない様子で歩き回るヘブン。
そこへ、遅くなったと、大きな声を出して錦織が到着しました。
ヘブンとトキが出迎えると、錦織が弟の丈と共に、何やら荷物を運び入れてきます。

全て防寒のためのもの…。
そして「これだけあれば、どんなに寒い冬でも越せるでしょう」と笑顔の錦織。

錦織さんは、どうも、見えない箇所があるよう…
一方、タエと勘右衛門と三之亟は、ヘブンの提案について話し合うことになり、まずは、トキの話になりました。
騒動の時には、一刻も早くトキのもとへ飛んでいきたかったが、ヘブンにお世話になっていることから、火に油を注ぐことになりかねないとタツに止められ、泣く泣く火が収まるのを待ったと言う勘右衛門。
タエも、ヘブンからお金をもらっていることを新聞に嗅ぎつけられたら、トキがそのためにもラシャメンになったと言われてしまいかねないと、会いにはいかなかったと。
そして「まだ収まってはいない」とタエ。「ペリーのやつも 恐らく…」と勘右衛門。
その頃トキは、いつも通り布を被って買い物に出ました。
すると、「売り物だないけん、すまんね」と悪気なく言った店の人の言葉に、以前の自分に対する中傷の言葉の数々が蘇ってきます。呼吸が荒くなり、いてもたってもいられなくなり、走って山橋薬舗の白鳥倶楽部へ。
その後、サワと金平糖を食べながら、熊本行きの話をするトキ。そして、自分は反対していることを話しました。熊本には、誰1人知っている人もいないと、「ずっとおサワの側におりたい」と言い抱きつきました。

するとサワは、知っている人がいないところへ行けるのは羨ましいと言います。トキがいつかいなくなるかもしれないということも、覚悟していたと。
そして「だ~れも知っちょる人がおらんっていうことは、だ~れも自分のことを知らんってことだけんねえ」と言いました。
その帰り道、トキは宍道湖のほとりで布を取り、サワの言葉を思い出していました。
第94話ネタバレあらすじ ヘブンの本当の思い
ヘブンを松江に残らせるための、あの手この手でアプローチをする錦織ですが、相変わらず勘違いの策ばかり。分厚い外套をあつらえヘブンに着せて絶賛する錦織。

しかし、「アツイ…。マダ アキダカラ」と言い、熊本へ行くからとヘブンが脱ごうとすると「ノー ノー ノー ノー!」と必死な錦織。

トキが少し今までと違うことにも、全く気が付かない…
そして都知事・江藤には、トキが反対している限りヘブンは松江を離れることはないと報告します。
サワの言葉が引っかかっているトキは、本屋で九州案内記を開いてみたりします。そしてその足で、タエの元を訪ねました。
タエは昼食の準備をしていますが、その様子がとても心配なトキ。しかしタエは1人でできるからと、なんとか作り終え、荷下ろしの仕事から帰ってきた三之亟と3人で食べ始めます。
「お口に合うといいけど、どう?」と聞くタエに、すごく美味しいと言いトキに同意を求める三之亟。そして最近では家の事をするのが楽しいというタエは、トキに「ですから、大丈夫よ」と言います。
帰ろうとするトキを呼び止め、以前借りたお金の一部を返した三之亟は「もっと働いて、借りた分、全部返しに行くから…」と言います。
まだ熊本に行くと決めてはいないと言うトキに「いいんですよ、自分のために…正直に生きて」とタエ。
トキが家に帰ると勘右衛門が来ていて、ヘブンに熊本行きを断っていました。

おじじ様、トキと離れるのが心底寂しそう…
そして、熊本について行くことがトキのためにならないと言う勘右衛門に、理由を聞くトキ。勘右衛門は、タエと相談したことを話しました。
ヘブンが松野家の借金を返し、みんながヘブンからのお金で生活をしているということが明るみに出れば、また、騒ぎになりトキが疑われるかもしれない、それは熊本もどこも同じ、だから一緒にいない方がいい。
司之介が自分たちも行かないほうがいいのか…と悩んでいると、ヘブンが2人だけで行くと切り出しましたが、トキは猛反対。「大好きな松江、大好きな家族」をなぜ奪おうとするのかと泣き出します。
そこで勘右衛門が、「ペリー、本当のことを話せ!お主はうそが嫌いなんじゃろ?」と言い、ヘブンは「ソレナシ…マツエ アルク デキマスカ?」と、トキがいつも被る布を指して言いました。そして、自分たちのことを誰も知らないところへ行こう…と。

勘右衛門からもヘブンと行くように促されたトキは「はい」と答えました。
この様子を、虫かごを持ってヘブンに会いにきた錦織が見ていました。そして、虫かごと本を置いて帰って行きました。
第95話ネタバレあらすじ 熊本に向けて
ヘブンの思いを知ったトキは熊本行きを決意しました。
トキは長屋を訪れ、サワとの時間を過ごします。サワは、親戚が松江にいるから帰ってくることはあるというトキに、その時は正規の教師になっているからお祝いをして欲しいと言います。
更に、長屋にきてもいないと言い、川の向こう側に向かって「川のあっち側におるよ~!おるよね?未来の私~!」とサワ。トキも「未来のおサワ、あっち側におるよ~!」と叫びました。

そしてサワは、「熊本!おトキを頼むぞ!」とすすり泣き。トキも「おサワを頼むぞ、あっち側~!」と泣き笑いです。
松江中学校では、いよいよヘブンの熊本行きを生徒たちに告げる時がきました。庄田が切り出すことになり、ため息をつく庄田。

このタイミングで、突然、サワをあきらめないようにと言うヘブン!
錦織も教室入って来ました。庄田がヘブンの熊本行きを伝えると、生徒たちはざわめき立ち上がり、理由を聞きたいと騒ぎ出しました。
ヘブンが机を叩き騒ぎを静め、「これが人生だから」と静かに言った後、「アリガトウゴザイマス」と頭を下げました。

そして庄田がもう一つ知らせがあると言い、自分が次の校長になるということを生徒たちに伝えました。
すると生徒たちがまた騒ぎ始め、なぜ錦織ではないのかと、庄田に詰め寄ります。
すると錦織が「静粛に!」と大声を出し、自分は帝大を出ていないこと、そもそも英語の教員資格免許すら持っていなかったことを話しました。

ヘブンさんも知らなかった…
錦織は、生徒たちに騙していたことを詫び、教室を出て行きました。ヘブンが錦織を追いかけ、自分のせいだと謝ります。雨が降るなか、ヘブンは校長になって欲しいと説得しますが、断る錦織。
それでもヘブンが都知事に相談すると言うと、錦織は大丈夫だと「そんなことじゃないんで」と言います。

え、どんなことなんでしょう?
何も言えないヘブンに、錦織は一瞬笑顔を見せて帰って行きました。
そして、明治24年11月15日、ヘブンとトキがとうとう松江を離れる日がやって来ました。
丈が見送りに行かないのかと聞くと、「体調があまりよくない」と答える錦織。
船着き場には大勢の人が集まっていて、丈と正木は、ヘブンに熊本高等中学校の予科に入ると宣言します。
ヘブンは錦織の姿を探しますが、見当たりません。丈から錦織は体調が良くないため家にいると聞くと、トキは「行きましょう」とヘブンを引っ張ります。
しかしヘブンは「モウ ダイジョウブ ワカレル シマシタ」と言いました。舟に乗り込んだヘブンの手には錦織が置いていった虫かご。そして「アリガトウ」。
その頃、錦織は自宅で、ヘブンの日本滞在記の大好きなページを開きました。そして咳込み、咳を押さえた掌には血がにじんで…。
第19週「ワカレル、シマス。」の感想
おじじ様とタエ様は、さすがにトキのことをよく見ているというか、わかっていますね。それに比べて錦織さんは、全くトキを見れていないのはもちろん、ヘブンのことも…。
でも、そんな一途さがかわいい錦織さん!
その錦織さんが、喀血しました。本当に体調が悪く見送りに行かなかったのか…。それだけではないような気もしますが、「そんなことじゃないんで」と言ったときには、もう病気のことがわかっていたのでしょうか…?
錦織さんのモデルは西田千太郎さんですが、史実でも病気のために見送りには行っていません。その後は闘病しながら松江で教育者として働き続け、明治30年に結核のために亡くなっています。
ヘブンとは交流が続くようなので、今後も錦織さんの姿は見ることができそうです。
そしてサワちゃん、素晴らしいですね。トキにはなくてはならない親友です。サワちゃんには頑張って欲しいです。しかも、もしかしたら庄田さんと…?
ということで、いよいよ次週からは熊本です。どうなっていくのでしょうか…?

