第3週の「ばけばけ」では、すっかり松野家の一員となった銀次郎。
しかしトキの働き先が傾き、傳が倒れてしまいます。トキは傳の看病を買って出ますが、看病で帰りが遅くなるトキを心配する松野家で、銀次郎はトキが雨清水家からの養子だということを知ってしまいます。
傳は回復の兆しがありましたが、久ぶりに工場へ出て来た傳は倒れ込み、三之亟がトキの前でトキの出生の秘密を暴露、傳はそのまま亡くなってしまいました。
そして、銀次郎はおじじ様から立派な当主になるための厳しい指導を受けるのですが…。

銀次郎は、松野家の借金を返すために一生懸命です。
第4週はどうなっていくのでしょうか…。ここからは「ばけばけ」の第16話から第20話までを、ネタバレありで紹介していきます。
ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。
第16話ネタバレあらすじ
工場は閉鎖し売り払うことになりました。平井は頭を下げ「皆には苦労と迷惑をかけ、申し訳なかった」と謝りますが、三之亟は何も言わないままです。トキたちは仕事を失ってしまいました。

松野家に借金取りの森山が来ても払うお金はほとんどなく、トキは「いよいよ遊女になる日が来そうだのう」と言われてしまいます。そして、そんな森山に撒く塩も、松野家にはありません。
銀次郎は松野家のために森山に仕事を紹介してもらうよう頼み、夜、遊郭の客引きを始めました。何も知らない勘右衛門は銀次郎が稽古の時間になっても帰ってこないことを不審がっています。

勘右衛門にだけ内緒⁈
夜明け前にトキが目を覚ますと、銀次郎は「借金返さないけん」と内職をやっています。昼間は荷運びの肉体労働、夜は客引き、そして内職の手伝いで、銀次郎はフラフラです。
夜遊郭で客引きをしていると、ついに勘右衛門に見つかってしまいました。司之介が隠し切れずにしゃべってしまったのです。「我が家の格が下がる、帰るぞ」と言う勘右衛門に銀次郎は「格を気にしとる暇はございません!」と反論を始めます。

「一家5人生きていかねばならない、おじじ様もいっそ、鎧や刀を売って金を作っては?私は、いずれ当主になる者として…」と言うと、勘右衛門は「要らぬわ!」と、銀次郎が頑張って働いて得たお金を恥をさらして得たお金と言い、一銭たりとも松野家に入れるなと帰って行きました。

おじじ様~、それ言っちゃうの?
夜遅くに銀次郎が帰ってくると、トキが内職をして待っていました。銀次郎はトキを外に連れ出し「どこか遠い町で暮らしませんか?だ~れも知らん町で、2人きりで」と思いつめたように話します。銀次郎は遊郭の客から聞いた話として、都会には仕事がたくさんあることや「牡丹灯篭」という怪談が流行っていることなどを話しますが、トキが困っているのを察し「忘れて下さい」と言いました。
しかし翌朝トキが目覚めると、銀次郎は「おトキちゃん、辛抱が足りず申し訳ございません」と置手紙を残していなくなっていました。トキは、せっかく来てくれた婿に自分が甘えていたからと、泣きじゃくります。
その様子を見て勘右衛門は、鎧や刀を売ってトキに言いました。「おじょ、連れ戻してきなさい」と。勘右衛門は銀次郎の父親に会って、居場所を突き止めていました。
そしてトキは、松江を出て1週間と2日でようやく東京にたどり着きました。
第17話ネタバレあらすじ
明治19年 東京市本郷区。
ようやく東京に着いたトキの足は、草履が擦れて傷だらけです。住所を聞きながら着いたところは本屋。2階に住んでいると言います。2階へ行き部屋の小窓から中をのぞくと男性の後ろ姿が。トキは戸の前で正座をして「銀次郎さん、トキです。ご迷惑だと思いますが、お会いできませんでしょうか」と言いますが返事がありません。
もう一度声を掛けても返事がないので、トキは「せめてお返事だけでも…」と少し怒ったように言いました。すると、戸を開けて出てきた見知らぬ人に「うるさい!誰だ、君は?」と言われました。


吉沢君、相変わらず、美しい!
驚いたトキが銀次郎の名前を出すと、仕事でいない帰ってくれと戸を閉められますが、トキは必死に居場所を聞こうとします。「帰れと言っただろう。今取り込み中なんだ」と、また戸を開けて言い、トキが妻であることを言ってもまた閉められてしまいます。それでも引き下がらないで仕事場を聞こうとするトキに「シャラップ!彼は人力車の車夫、どこにいるかは知らん。今取り込み中と言ったよな?取り込み中と言うのは、取り込み中ということだぞ」と。
しかし必死に食い下がるトキの傷だらけの足を見て、部屋の中に入れて薬を渡しました。薬を塗ったら出て行ってもらおうと振り返ると、トキは寝てしまっていました。「アンビリーバボー…。」と一言。
トキが目を覚ますと、また見知らぬ男性が2人います。銀次郎と一緒に暮らしている人達でした。改めてトキが自己紹介をすると、2人は若宮(田中亨)と根岸(北野秀気)と名乗りました。

なんと、2人とも松江出身の帝国大学の学生、トキに薬をくれた男性も松江出身で名前は錦織友一(吉沢亮)。その錦織が明日は試験だと聞いて申し訳なく思うトキに、2人は「あの方は松江の神童。通称、大磐石」と言います。
第磐石とは、物事の基礎が固まってゆるぎないこと
そして銀次郎がここへ来たのは、帝大の門の前で野垂れ死にかけていたのを2人が見つけ、山陰の言葉を話すのでここへ連れてきてそのままだということです。
トキが松江から来た理由を話そうとすると、錦織が戻って来ました。皆で錦織の試験合格を祈念し、前途を祝して、そしてトキの初めての東京をお祝いして、乾杯!

錦織とトキは水ですけどね。
その頃、松野家では、サワが「トキは出生の秘密を知っていた」と話すと、トキは帰ってこないかもしれないと新たな心配事が…。
第18話ネタバレあらすじ
かつては全国有数の栄華を誇った松江の町も、文明開化に乗り遅れ…。人口の半分はシジミ、もう半分は出雲そば。錦織は「松江を変えないとな」と言います。
まだそういう実感がわかないというトキに、根岸と若宮は、東京の東京・浅草や銀座に行ってみることを勧めますが、錦織に「そんな暇はないのでは?よほどの訳があって来たんだろう?」と言われ、トキは自分が東京へ来た理由を話し始めました。
家に婿にきてくれていたが、返せる当てもない借金を返すために寝る間もなく働き、しかも、いまだに髷を結っている祖父のしつけが厳しい。それでも我慢してくれることをいいことに甘えてしまっていた。最後は置き手紙を置いて出て行ってしまった。ちゃんと訳を聞きたいし、またやり直したいと思っている。
そこへ銀次郎が帰って来ました。


銀次郎さん、話は聞いていましたね。
トキと銀次郎は、外に出て2人で話すことに。久ぶりで気まずい会話の後、銀次郎は急にいなくなった事を何度も謝りましたが、「ただ、もう、あの家には帰れんけえ」と。トキは、朝から朝まで働いてくれた銀次郎に自分も甘えていた、おじじ様が武士とか格とか言うことも止められなかった。しかし、そのおじじ様が鎧と刀を全て売って、東京に来ることができた。そして「何より、私は、銀次郎さんとまた一緒に暮らしたい」と言いました。

もう松野家に帰る気はない銀次郎は「2人じゃ駄目だろうか。東京で夫婦2人で暮らしませんか?」と言いますが、トキは返事ができませんでした。その夜、錦織は銀次郎に、トキをしばらく置いていいと言い、自分も松江に妻を残していると話しました。
翌朝、トキは泊めてくれているお礼にと朝食を作り、皆で、錦織の試験合格と前途を祝してから頂きました。
その頃松野家では、司之介が歩いて東京へ行きトキを連れ戻すと言って出て行こうとしています。跡取りがいないと松野家がなくなってしまうと。

司之介さん、歩きは無理!
すると、おじじ様が「養子をもらうか」とポツリ。
第19話ネタバレあらすじ
トキが寝付けず外に出ると、やはり寝付けない錦織が立っていました。

明日は試験ですから。
錦織は、「迷っているのか?東京はやり直せる場所だ」と言いました。
翌朝、若柳と根岸は学問の神である湯島天満宮のお守りを渡しました。そして銀次郎も同じものを用意していました。優しい銀次郎は「被ってすいません」と渡しました。
そこへやってきたのは、同じく試験を受ける庄田多吉(濱正悟)。錦織の「大磐石」に対して「半分弱」と自称します。お守りを2つもらった錦織は、3人の了承を得て1つを庄田に渡しました。
そしてトキはお昼ご飯も渡しました。

銀次郎はちょっと複雑な顔しています。
そしてトキが「帝国大学の試験、応援しちょります」と言うと、ちょっと皆が困ったような顔に。銀次郎は仕事に行く前に、錦織のことを話し始めました。
錦織は帝大生ではない。実は、家が貧しく身体も弱く中学は中退し小学校しか出ていない。無資格で教師をやってきたが、きちんと中学教師の資格を取るために上京。今日がその教師資格の検定試験、全科目合格すると、ゆくゆくは帝大卒業の資格が得られて校長先生にもなれるという。そして庄田も。
銀次郎が仕事に行こうとすると、トキはお昼ご飯を渡しました。銀次郎は自分ももらえて一安心しました。トキは「夫婦なんですから」と照れながら言いました。
松江では、勘右衛門が雨清水家に婿が出奔したことの報告に来ていました。トキが戻らないかもしれないことも報告。
タエは「鎧や刀を売って、トキが帰らないかもしれないと思っていながらも東京へ行かせたのでしょう」と言いました。
勘右衛門は、雨清水家からの養子は男の子を望んでいたが、生まれたのは女の子でした。それでも、初めてトキを抱いたとき「おじょ」と可愛くてたまらないという顔をして微笑んだのでした。
そしてタエは、「トキを手放したとき、あの子の幸せだけを願いました。そなたは今、あの時の私たちと同じことを願っている。トキを授けたのがあなた方で良かった」と言いました。

そしてタエは、松江を去る準備をしています…。

一方、トキと銀次郎はひょんなことから、人力車でランデブーとなりました。帰り際、トキは銀次郎に今後のことを話そうといましたが、怪談話のビラ配りに邪魔されてしまいました。

トキは何と言おうとしたのでしょうか。
第20話ネタバレあらすじ
トキが下宿先に帰ると、錦織と庄田の慰労会が始まるところでした。そして「合格の祈念と前途を祝して乾杯!」

昨日から何回目?
場が盛り上がるような話をと急に言われたトキは、大好きな怪談を披露しようと、どの話にしようかとワクワクしていると、「怪談はなしで」と言われてしまいます。
怪談は古臭い、目に見えないモノの時代はもう終わり、日本は過去を振り返っている場合ではない、西洋を見て行かなければ…。
ちょっとムッとするトキに、明日の朝はパンにするといいます。
その頃、松野家では、いよいよトキが帰らないことを覚悟し、司之介も勘右衛門も内職を手伝うと言います。勘右エ衛はトキの描いた化け物の絵を見て、しみじみと言いました。「変わった子じゃったのう」と。

勘右衛門さん、相当寂しい…。
翌朝、トキと銀次郎は初めて西洋風の朝食を、「合格の祈念と前途を祝して」頂きました。皆で牛乳を飲むと全員が白ひげに。笑って皆の白ひげを見ていたトキでしたが、だんだんと涙が溢れてきてしまいました。そして銀次郎に「私、松江に帰ります」と言います。ショックを隠せない銀次郎に「ごめんなさい、銀次郎さん、ごめんなさい」と。

2人きりになってからトキは、本当は銀次郎と東京で暮らしたい、でもあの人たちを放っておくことはできないと言います。トキは松野の人たちが本当の親ではないと知っていても、「あの人たちが親です、私は松野家の本当の娘です」と言います。銀次郎が「一緒に帰れなくてごめん」と言うと、トキは泣くのを必死にこらえながら「ええの」と言いました。
トキが疲れ果てて松野家に着くと、3人が白ひげになって大笑いしています。おじじ様が真っ先に気が付くと、「連れて帰れませんでした。一人で帰って来ました」と言うトキ。3人は泣きながらトキに抱き着き「十分じゃ、良く帰った」。フミが「ええの?うちで?」と聞くと、トキも泣きながら「うん」と言い、トキも牛乳を飲み4人で白ひげになって笑い合いました。

婿もいない、借金しかない、うらめしく明るい4人暮らし…。
次週、いよいよヘブンの登場?
それにしても、白ひげと涙ですごい顔の3人でしたね‼

