10月12日(日)よる10時30分から、いよいよ日曜ドラマ「僕たちん家」がスタートしました。
玄一&策ペア=「玄策」の始まりです。
主題歌は、ザ・ハイロウズの名曲「バームクーヘン」を、出演する及川光博さん、手越祐也さん、白鳥玉季さんの3人が歌います。

ゲイを中心にしたホーム&ラブコメディー、どうなっていくのでしょうか。
それでは、ここからは「ぼくたちん家」第1話をネタバレありで紹介していきます。
ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。
「ぼくたちん家」第1話ネタバレあらすじ

動物飼育員・波多野玄一(及川光博)50歳は、今日もファミリーサイズのアイスを独り占め。話し相手は老犬2匹(チャンとチャス)と亀1匹です。
独り占めは1人じゃないとできない、と強がってみたものの、やはり一緒に食べてくれる相手が欲しい。思い立って「パートナー相談所」に行ってみましたが、なんだか空しくなってしまい帰ろうとしたところ、相談所の百瀬(渋谷凪咲)に「恋と革命です!『人間は恋と革命のために生まれてきたのだ』太宰の言葉です」と言われました。
策との出会い
玄一の職場・杉の森動植物園に一羽のインコが置き去りにされていました。同僚の栗田美緒(久保田磨希)に「このままじゃ波多野君ち動物園になっちゃう」と言われるように、チャンとチャスと亀も波多野が引き取ったものでした。しかし本来、アパートはペット禁止…。

本当に心優しきゲイですね。
チャンとチャスと新入りのインコを連れてベンチでお昼にしようと腰掛けると、脚がぐらついています。それを見ていた作田策(手越祐也)が挟むものをくれました。その時風が吹いて、策が持っていた数枚の紙が飛んできました。それは予約票でした。
策は何枚も予約票を持っていて、「予約票があるとその日まで頑張れる、で、予約票見てニヤニヤするんです」と言います。玄一はその後ベンチの脚をかすがいで止めて、挟んだ紙を策に返そうとすると、策は「捨てといてください」と言い去っていきました。
紙を開くと、婚姻届。しかも、夫になる人・吉田亮太とあり、妻になる人の妻を夫になおして作田策と書かれてありました。玄一は、策が自分と同じゲイだと察しました。

出したくても出せない婚姻届…。
そして玄一の元に「ペット禁止、即時退去」の通知がきてしまいました。
お引越し

玄一の親友で不動産屋の岡部成治(田中直樹)がちょうどいい物件を探してくれましたが、家の購入を進められます。新しく住むところは井の頭アパート。アパートに着くと大家の井の頭(坂井真紀)が出迎えてくれました。
井の頭が、他に1部屋しか住んでいないといっていたその部屋の住人でしょうか、女子中学生・楠ほたる(白鳥玉季)が出かけるところでした。
ほたるが学校に行くと、策が自動販売機の下に落ちた小銭を拾っています。ほたるは策を「作田先生」と呼び進路希望の書類を渡し、帰っていきました。

今からどこへ?進路希望白紙ですが?
ゲイを告白

玄一がいつものところでお昼休憩していると、チャンとチャスに策が「こんにちは」と声を掛けてきました。聞けば策は車中泊をしているといいます。「今、家なくて。恋人と別れて同棲解消して、家決まってないのに飛び出して、よくあるやつです。」

よくあるやつ?
玄一は婚姻届を見てしまったことを謝りました。
策「ビックリしますよね。あの通りで、まあ、僕ゲイで」
波多野「安心してください。僕も一緒なんで」
玄一は自分もパートナー相談所に行った話をしたりしますが、策は、結婚なんて出来ないと諦めきった様子で、話しても意味ないと車に戻っていきました。
その晩、策は警察から呼び出されました。ほたるがトーヨコで補導されたのです。
警官から両親のことを聞かれたほたるは、仲良く旅行しているから連絡できないと、担任の策の連絡先を教えていました。策がほたるを引き取り家に送りながら、三者面談の日を土曜の17時半に決めました。

ほたるちゃん、誰にも言ってないようですが、両親とは住んでいません。どうするのでしょうか
めちゃくちゃ恋したい!
ほたるが実の父親・市ヶ谷仁(光石研)とクレープ屋で会い、「三者面談があるからお父さんに来て欲しい」と言うと、仁は「俺?何にもわかんないからヤダよ」。ほたるが「適当にごまかしてくれたらいい」と言っても「いや無理、無理、無理!」と仁。
そこへほたると同じアパートに住む玄一が男性と2人で入ってきました。玄一は策が捨てていいと言った婚姻届を相手に渡そうとして、吉田亮太(池之端海)と出くわし、話をしようとしていました。
仁が、クレープ屋に男性2人というのが気になり会話を盗み聞きすると、「ゲイ」という言葉が聞こえてきました。ほたるも気になって聞いています。
婚姻届を書いたものの「自分たちの関係は、社会も誰も保障も祝福もしてくれない、そんな関係続けるの意味ないよね~」と策が言い別れに至ったと話す亮太の左手の薬指には、ダミーだという指輪が。

ゲイということを人に知られたくないから…。でも策はそうでもなさそうでしたけど。
玄一は、「俺たちの恋愛に、意味ないとか思いたくない。堂々と恋をしたい、めちゃくちゃ恋したい!」と思わす声が大きくなってしまい、周りを見渡すと皆に見られていました。そしてほたるにも気づきお互いに「あっ!」と驚いてしまいます。
仁はほたるから玄一が同じアパートの住人と聞くと、挨拶をしますが、その後で「何か変なの見ちゃったな~」と笑いながら言います。ほたるは呆れた顔で店から出ていきました。そして玄一を追いかけてきて「そういう人に会うの初めてだから」といろいろ質問をしました。
玄一はそういう人は100人に1人か2人いると言われていると言い、「あなたの学校にも多分…。あなたに見えてないだけで」と。そして2人でアパートに向かいながら、ほたるは見えてないだけであるものは「つむじと一緒」と言い、お互いに自分のことを話し始めました。
家をかすがい?

玄一の家のインコは「ばなな」と命名されました。玄一は、ギターで弾き語りをしています。
家がない、家がない、大きな空が君のやね あさってはあさっては、探しに行こう君の家♫

大家さんは玄一が苦労人と勘違してるけど、これって、策の歌かな。
ほたるは熱唱する玄一に、土曜の夕方5時半くらいに家にるか確認し、インコを見に来る約束をしました。
翌日、玄一がいつものベンチに座っていると策がやってきました。そして策に「家を買うってどうですか?」と言いました。
玄一は、パートナー相談所の百瀬に男同士が結婚しなくても一緒にいられる方法を聞くと「かすがい」と言われ、家をかすがい的にしたらどうかと考えたようです。
そして、ペアローンを組めば亮太と一緒にいる意味がある、予約票みたいに頑張る意味を自分たちで作ればいい、「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」と太宰も言っている。「俺たちの恋愛にだって意味があることを証明しましょう!それが俺たちの恋と革命です!」と力説しました。

すべて百瀬さんからのうけうり
玄一の力説も空しく、策は思い切り引いてしまいました。「近づかないでもらっていいですか?やばいことしてますよ、あなた!恋も革命も結構です。」と、家を買うために集めた書類も突き返されてしまいました。
ほたるのお父さんとほたるの担任の先生
打ちひしがれて家に帰ると、ほたるが訪ねてきました。いるかどうかを確認して一度帰り、もう一度やってきました。
玄一がドアを開けると、そこには策とほたるが。2人揃って「え~!えっ?」となり、ほたるは玄一を「お父さんです」と紹介し策を「担任の作田先生です」と紹介。わけわからない玄一には、お父さんのふりをしろという目線を送り、三者面談が始まりました。
しばらく話した後、策が「お父さんと2人で話したい」と言うので、ほたるは、頼んだよ、お父さん!という目線を送り外のベンチに座りました。
策は先生らしく、トーヨコでの補導のこともあるし、中学3年生は大変な時期、ちゃんと娘さんのことを考えてあげて欲しいと言い、そして「家とか、かすがいとか、恋と革命とかいう前に」と。
いたたまれなくなった玄一はお茶を買ってくると言って、一度家を出ました。入れ替わりにほたるが家に入ると、策が玄一の家のローンの書類を見ています。そこへ玄一は、お茶ではなくファミリーサイズのアイスを買って帰ってきました。

3人でアイスを食べていると、玄一が過去に好きになった男の子といっしょにアイスを食べた話を始めました。そして諦めることになれていたけど、欲しがることにすると言い「家がほしい」と言いました。
その後ほたるは外のベンチの下を掘り返しながら、誰かの留守電に「私も欲しいものを買います」とメッセージを入れました。

あ、何だか気にしていた場所⁈
掘り出したのは、大きなキャリーケース。それを持って玄一の部屋へ行き、ケースを開けると中にはお札。そのお札を玄一に見せながらほたるが言いました。
「3000万あります。家ほしいんですよね。私、あなたを買います!」と。

ほたるちゃんの電話の相手はお母さんでした!
策と亮太と玄一と、そしてほたるちゃん、どうなっていくのでしょう。今後の展開が楽しみですね。

