10月1日(水)夜10時よりフジテレビ系にて、三谷幸喜さん脚本・菅田将暉さん主演のドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」がスタートします。
そこでこの記事では、「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」のネタバレあらすじを最終話まで紹介していきます。
第1話はこちら!
第2話はこちら!
第3話はこちら!
第4話はこちら!
1984年の渋谷のとある劇場を舞台に、若者たちの夢、くすぶり、恋を描く青春群像劇!

三谷さんと同年代の私にとっては、まさに青春時代真っ只中‼
菅田将暉さんの共演者には、二階堂ふみさん・神木隆之介さん・浜辺美波さんが名を連ねます。
菅田さん以外は三谷脚本で演じるのは初めてということです。
主題歌はYOASOBIの「劇上」。
1984年という時代
1984年といば、ロサンゼルス五輪で日本が柔道や体操で活躍し、エリマキトカゲが大流行、朝ドラ「おしん」が国民的ブームとなった年。
当時の日本は、経済の安定成長期からバブル経済期への移行にあたる時代で、大人たちは夜な夜な繁華街でお金をばらまき、流行の最先端をいく渋谷は若者文化の中心地として活気づき、「PARCO」や「109」は多くの若者で賑わっていました。
テレビでは、「オレたちひょうきん族」や「笑っていいとも!」や「ザ・ベストテン」などが大人気。

トレンディドラマが始まる前ですね!この3つの番組の人気はすごかったです。
そんな浮き足立つ世の中の一方で、渋谷の片隅にあったまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、恋模様、、、。
不器用で生き方ベタ、真面目で一生懸命、そんな人間くさい人たちが目と心を通わせ、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた「1984年」という時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描いていくそうです!
脚本家・三谷幸喜さん

三谷幸喜さんは、民放ゴールデンプライム帯連ドラの脚本は25年ぶりですが、、大河ドラマでは2016年「真田丸」、2022年「鎌倉殿の13人」をヒットさせています。
経歴を少し紹介すると、1988年に放送された「やっぱり猫が好き」で注目を集め、1993年放送の「振り返れば奴がいる」でゴールデンプライム帯連ドラ脚本を初担当し、1994年「古畑任三郎」シリーズで脚光を浴び、1995年放送の「王様のレストラン」は、第5回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で、最優秀作品賞など多くの賞を受賞しました。

どれも見ていました!「やっぱり猫が好き」は、脚本あるの?と思うくらいアドリブ満載でした。
「振り返れば奴がいる」に関しては、ヒットはしましたが、シリアスな内容の医療ものだったため三谷さんが書いた喜劇調の部分は書き換えられたそうです。
1997年、映画監督デビューした「ラヂオの時間」は、その脚本が書き換えられた経験をもとにした舞台を映画化した作品で、高い評価と多くの映画賞を獲得しています。
三谷さんが子供のころ大好きだったアメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」のような知的エンターテイメントを日本でもできないかと、やはり「刑事コロンボ」が大好きだったプロデューサーと相談して始めたのが「古畑任三郎」ということです。

あ、なるほど‼ちょっと似てる!
その後の活躍は多くの方が知っている思いますが、映画「THE 有頂天ホテル」は2006年の邦画第3位という大ヒット作品となりました。
そして今回の長いタイトルのドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、三谷幸喜さんの半自伝的ストーリーということです。
三谷幸喜さんのコメントの一部を紹介します。
これといった理由もなく、民放の連続ドラマから離れてずいぶん月日が流れました。そんな僕と仕事がしたいと言ってくれた勇敢な若手プロデューサーさんとの出会いがあり、この度25年ぶりに、フジテレビのゴールデン・プライムタイムに帰って参りました。
僕より下の世代の力のある脚本家さんが沢山いる中で、自分にしか書けないものって何だろう。そもそも今の若者の生態を描くなんて僕には無理な話。辿り着いたのが、自分の青春時代を描くということ。それなら僕以上に上手く書ける人はいないはず。
あの頃は僕だけでなく、時代が、この国そのものが、パワーと明るさに満ちていた。あの時代そのものを描いてみようと思いました。誰もが夢に向かってがむしゃらに生きていたあの時代を。
引用:YAHOO!ニュース-https://news.yahoo.co.jp/articles/33c2accc8432fd155a69a0bff05d5911313bbac1
4人のキャスト紹介

出演者は、4人以外にも、菊地凛子さん・小池栄子さん・市原隼人さん・小林薫さん等々、20名以上が発表されていますが、今回は4人に絞って紹介します。
久部三成(くべみつなり)役に菅田将暉さん

菅田将暉さん演じる久部三成は、成功を夢見る演劇青年。
❝夢はある。だが現実は甘くない。でも決して諦めないー❞
蜷川幸雄(にながわゆきお)氏に憧れ、理想のシェイクスピア劇を作ろうと奮闘します。
菅田将暉さんといえば、これまで数々の大ヒット作品でその表現力が高く評価され、数々の主演男優賞を受賞しています。
2022年の大ヒットドラマ「ミステリと言う勿かれ」以来約3年半ぶりの連ドラ出演で、三谷幸喜さんとタッグを組むのは、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」以来2度目となります。
1984年の渋谷を再現するために、巨大なオープンセットが建てられたという今回のドラマ。
菅田将暉さんは、このようにコメントしています、
本当にすごかったです。60メートルくらい続く坂に約20軒のお店などが並んでいて。「いいものをつくるぞ」という、爆発力を感じるセットでした。そのオープンセットを建てるために、美術部や大道具さんがほかの作品からも招集されたとか。それぐらいの規模と力のかかったセットに感激しました。
引用:めざましメディア-https://mezamashi.media/articles/-/196029
そして、1984年の若者に関してはこのように。
言葉の置き方やラリーの速さが、少し粗暴というか。現代とは違う、圧のあるテンションは意識しました。あとは、とっぽい感じというか。声量や人との距離の近さが今とは全然違います。とにかく声が大きいです(笑)。
引用:めざましメディア-https://mezamashi.media/articles/-/196029

とっぽい、、久しぶりに聞きました。当時はちょっと不良っぽくてカッコイイ人に使ったような、、。
倖田リカ(こうだリカ)役に二階堂ふみさん

二階堂ふみさん演じる倖田リカは、WS劇場のダンサー。
アーティスティックな雰囲気をまとう妖艶な女性。

この時代、たばこは当たり前です!
二階堂さんの視聴者をひきつける演技と表現力は、菅田さんと同様に高く評価されていて、数々の助演女優賞を受賞しています。
フジ連ドラ出演は6年半ぶりということですが、2023年「VIVANT」では謎めいた女性医師を演じ、その「正体」を巡る憶測が飛び交いましたね。
二階堂さんのコメントです。
三谷さんの作品は、この世界に憧れを持ったきっかけでもあります。念願の現場に参加できたこと、座長・菅田くんと久しぶりに現場で再会できたこと、面白い先輩の皆様とご一緒できたこと、何から何まで楽しく、幸せな現場でした。放送をどうかお楽しみに!!
引用:YAHOO!ニュース-https://news.yahoo.co.jp/articles/33c2accc8432fd155a69a0bff05d5911313bbac1
蓬莱省吾(ほうらいしょうご)役に神木隆之介さん

神木隆之介さん演じる蓬莱省吾は新人の放送作家。
ジャケットにネクタイ姿で、「三谷青年」がモチーフ。

てっきり菅田さんが三谷さんと思っていましたが、神木さんのほう⁈
神木さんは2歳でCMデビューして以来第一線で活躍を続け、今年で芸能生活30周年!
ドラマ初主演は「探偵学園Q」シリーズ(2006・2007年)でした。
最近では、朝ドラ「らんまん」で主演、大ヒット映画「ゴジラ-1.0」で主演、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で主演と大活躍。
菅田さんとは2021年の「コントが始まる」で共演しています。

毎回楽しく見ていました!
9月21日、第1話完成披露試写会に登壇した際には、三谷さんから「よくぞここまで僕を再現してくれたな。僕にしか見えない。うちの母も泣くと思う」と太鼓伴を押されました。
神木さんは、三谷さんがモチーフの役ということで、このように苦悩したそうです。
どれくらい三谷さんの喋り方や動き方を取り入れるべきなのかと悩みましたが、その意識では菅田の芝居の熱量を受けきれなくて、途中からは蓬莱省吾として生きるようになっていきました。
引用:フジテレビ-https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/
江頭樹里(えがしらじゅり)役に浜辺美波さん

浜辺美波さん演じる江頭樹里は、渋谷にひっそりたたずむ八分(はっぷん)神社の巫女。
浜辺さんは、2011年にデビューしました。
2017年、小説を実写化した映画「君の膵臓を食べたい」で主演を務め空前の大ヒットを記録しました。
その後も話題作に立て続けに出演し、神木さん主演の「らんまん」で妻を好演。
菅田さんとは、映画「となりの怪物くん」「アルキメデスの大戦」で共演しています。

来年放送予定の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では寧々役での出演が決まっています。
浜辺さんのコメントです。
なんてわくわくさせてくれるタイトルなんだろうと感激したことを覚えています。脚本を読んでみてもその気持ちは続き、物語はもちろん、主人公を中心とした個性豊かな登場人物たちが果てしなく魅力的でした。正直なところ、どんなドラマとして完成しているのか出演させていただいていても想像ができません。皆さんにもそんな気持ちを同じように体験していただける作品になっているのではと思います。ぜひ放送をお見逃しなく。
引用:YAHOO!ニュース-https://news.yahoo.co.jp/articles/33c2accc8432fd155a69a0bff05d5911313bbac1
金城綾香プロデューサー のコメント
三谷幸喜さんに、一緒に仕事がしたいと声をかけた勇敢なプロデューサーというのが、1987年生まれの金城綾香さんです。
当然、1984年を知りません。
当時の当たり前は信じられないことばかりでおとぎ話のよう、、と言う金城綾香プロデューサーのコメントです。
ある1つの坂道の街に住んでいる人全員の人生が、同時に描かれていきます。些細なことでけんかしたり、気まずくなったり。仲直りしたり、愛しあったり。みんなどこかしらに欠損があって、完璧な人は登場しないし、物語も上手く進んでいくようで、そうではなくなったり。エンターテイメントに魅了された人々が集まる、刹那的に凝縮された力のようなものが描かれたドラマです。
引用:YAHOO!ニュース-https://news.yahoo.co.jp/articles/33c2accc8432fd155a69a0bff05d5911313bbac1
第1話のあらすじ発表!
公式サイトで第1話のあらすじが発表されたので紹介します。

昭和59年秋。蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成は路頭に迷っていた。彼のあまりの横暴ぶりに、劇団から追放されてしまったのだ。あてもなく彷徨う久部が迷い込んだのは、怪しいアーケード街だった。ストリップ小屋のネオンが光るその商店街は「八分坂」。渋谷駅から8分でたどり着くから八分坂と呼ばれているのだが、そのアーケードにはこう刻まれている。❝ Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)❞無料案内所のオババ(菊地凛子)に誘われて、久部はWSの扉を開く…。
引用:フジテレビ-https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/
TVerでの見逃し無料配信も発表されています!
まとめ
日本中が待ち焦がれた三谷ドラマがいよいよ始まります。
❝1984年、東京・渋谷。とある劇場で、僕たちは、眠れないほど夢を見た❞
10月1日(水)夜10時より、初回は30分拡大です‼


コメント