第9話では、トニーがオーナー・ジェシーの取引の手伝いをし、警察に追われることになってしまいました。
みんなはWS劇場と劇団を守るために、トニーが劇団員ではない小芝居をします。その結果トニーだけが警察へ。
うる爺の代役の大瀬は大活躍、次回からはトニーの代役も必要ですが…。
それではここからは、「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の第10話を、ネタバレありで紹介していきます。
第10話ネタバレあらすじ
久部の敬愛する蜷川幸雄(小栗旬)は「演劇はね、猥雑であるべきなんだ」と言い、ストリップ小屋でのシェイクスピアの上演を絶賛します。「大切なのはノイズ、予定調和は最悪」と。

更に役者についても、フォルモンとパトラの漫才を「よかったよ、あれがノイズだ」、六郎を「彼は伸びます」。しかし、是尾と論平には厳しい評価。

マスター、蜷川さんとも知り合いの様子!
蜷川は知り合いにも観劇を勧めると言い、「とにかく今は、がむしゃらに突き進みなさい」という激励の言葉に、大きすぎる声で「はい‼」と久部。
トニーのお手柄
久部と支配人の大門は、トニーが残したカセットテープをオーナーのジェシーに聞かせます。「ジェシーコーポレーションの者だ。社長に頼まれてブツを持ってきた」としっかり録音されているため、詐欺事件にジェシーが関与していたという動かぬ証拠となります。
久部たちはこのカセットテープと引き換えに、毎週120万の支払いをなしにするよう交渉。するとジェシーはすんなりと要求をのみ、今後はジェシーが劇団クベシアターに週13万で劇場を貸すということになりました。
久部が案内所のおばばを訪ねると、「あんたはやがて小屋主になる男、劇場のてっぺんに立つ」と言われます。更に「世界はあなたのもの」と。
翌日、劇場に蜷川から、久部と是尾あてに、大きな花籠が届きました。


蜷川さん、一応気を使って是尾さんにも?
そして、トニーの代役を蓬莱がやることになりました。
蜷川からの花にご機嫌な久部に、蓬莱が必死に「僕にはトニーさんの代役は無理です、絶対失敗します」と訴えますが、久部はまるっきり聞いていません。
蓬莱は樹里のところへ行って、そのことをぼやき、うる爺がいた頃が一番楽しかったと言うと、「わかる!」と樹里。そして樹里に「頑張って!」と軽く肩を叩かれ、やっとやる気に。
2人の陰謀が始まる
久部が女性用の楽屋を訪ねると、リカと2人きりに。久部はリカを抱きしめ、おばばの予言の話をします。するとリカは小屋主に「なっちゃえば?」と。

そこへ大瀬がやってきて、樹里が探していたと言います。久部が樹里のところへ向かおうとすると、リカはダメと久部の手を引っ張り、大門を追い出そうと囁きます。そして久部はいずれは演劇界のトップになると。それには、弱みを握るのがいいと、フレに心当たりがある言います。
久部がその後事務所に行くと、樹里は今のメンバーで上演できそうなシェイクスピアを調べたとノートを見せました。しかし、久部は「上演作品は僕が決める。余計なことはしないでくれるかな」と冷たく強く言いました。

リカにそそのかされた久部は、もう、天下でも取ったかのよう!
WS劇場にスタンディングオベーション!
今夜の劇団クベシアターの「冬物語」では、トニーの代役・蓬莱のあまりの大根役者ぶりに、客席からもクスクスと笑い声があがってしまいます。
そして「冬物語」がエンディングを迎えようとした時、突然客席から「ちょっと待った~!」と大瀬が飛び出して来たかと思うと、モネ演じるハーマイオニに愛の告白をし客席に賛同を求めました。それに観客たちは「お似合い!」と拍手喝采です。
幕が下りると、是尾は激怒。しかし久部は大喜びで是尾抜きでカーテンコールを行います。すると、WS劇場にスタンディングオベーションが巻き起こりました。

そして終演後、モネは大瀬に役ではなく大瀬として自分にプロポーズをするように言います。大瀬からプロポーズをされたモネは、改めて拒絶。
大瀬は以前モネから「朝雄の父親が誰か聞こうともしない、私達のこと何もわかっていない」と言われました。大瀬は、朝雄の父親が誰であろうと関係ない、「朝雄君はあなたのお子さんです。だから僕は朝雄君を愛す。朝雄君の父親になりたいと思う」とモネに訴えました。
テンペストで打ち上げ
テンペストでは、支配人・大門が、今後は1日2万円の使用料だけで劇場を好きに使えるようになったと劇団員に報告。全てトニーのおかげと乾杯しようとしたところで、リカが大門を止め、代わって久部が音頭をとって乾杯!

リカの中では、すでに久部が小屋主

更に、大瀬とモネは正式に交際をすると報告し、フォルモンとパトラも新コンビ結成の報告を。
樹里が久部に挨拶にいくと、リカはスタッフにはプロを揃えるべきと言い、久部が席を外すと樹里に「本業に専念しなさい」と冷たく言います。

リカにとって、樹里は邪魔者。
久部は大門を事務所に誘い、テンペストを出る際、リカと目くばせを交わしました。
フレの横領が発覚!
事務所に戻ってきた久部は売上のことを切り出しました。週120万はいろいろな人のおかげで払ってこれた。そして確かに客は少なかったがゼロではなかった、ざっと計算すると128万、そのお金はどこへ…。
久部が帳簿と金庫の中身を確認したいと言うと、大門は激怒。しかし久部は、事務所に残っていた大門の妻・フレに向かって言いました。「奥さん、その指輪はオーナーから頂いたもの、さっきポケットに入れたブローチは?」と。
大門は自分達に向けられた疑いを晴らすべく、帳簿と金庫を用意しようとすると、フレはブローチもオーナーからもらったと言い出します。そこへリカがジェシーを連れて入ってきました。ジェシーはフレの話を否定し、しかも、ブローチの翡翠は偽物だと言います。
「どうするの?クビにするの?新しい支配人が決めちゃって」と、ジェシーはすでに久部を支配人と考えています。
大門は土下座をして必死に劇場への愛を訴えますが、リカと目を合わせた久部は、支配人は勇退したことにすると言います。フレが久部に「あんたやっぱり、疫病神だよ!」と掴みかかると、リカはフレを突き飛ばし「自分のせいだろ」と激しく批判し、最後には「目障りだから、早く消えてくれる?」と。


リカが狙うは小屋主の妻?
照明が落ちたホールにいる大門のところへ、久部がやってきました。WS劇場が好きだったと言う大門は、久部に賭けたことを悔いていないと言います。去って行こうとする大門に「この世は全て舞台!僕らはみんな役者にすぎない!」と、久部がシェイクスピアのセリフを引用すると、「じゃあ、楽屋はどこになるってんだ?」と大門。
ハムレットを宣言
久部が案内所へ行くと、おばばから「男から生まれた男に気を付けろ、お前の足を引っ張る」と忠告されました。

久部が劇場へ帰るとリカが待っていました。そして笑顔で、WS劇場を指し「見て、あなたの劇場」と言います。すっかりその気になった久部は、いづれは紀伊国屋ホールを目指すと豪語。
リカは「あなたの夢は私の夢」とますますその気にさせ、去って行く大門とフレを見つけ、久部が気付かないようにキス。

久部はもう、リカの思うまま…。
そして久部は、意気揚々と自分の古巣の劇団・天上天下へ乗り込みました。ハムレットの稽古中でしたが、なんとそのハムレット役が、あの、トロ!

驚いた久部ですが、自分が支配人になったと、どうだと言わんばかりに報告しますが、あまり相手にされず…。しかし、見送りにきたトンちゃんに「こっちだって、最高のハムレットを見せてやる!」と宣言。
「乙子」から生まれた蓬莱
その頃テンペストでは、まだみんなが飲んでいました。結構お酒の入った伴ちゃんが、「久部君は、惜しい。自分というものがない。人の影響を受けすぎる」と力説。更に、自分のやりたい演劇が見つかっていないし、見つかっていないということに気付いていないから同じことを繰り返すと。
蓬莱は、かなりお酒がまわり眠たそうな樹里の隣に座り、自分の母親の名前は「乙子(おとこ)」という変わった名前だと言い、「なので僕は『おとこ』から生まれてきたんです」と笑い話をしました。しかし樹里は寝てしまっていました。

蓬莱が久部の足を引っ張る⁈そして、いよいよ来週は最終回です!

