「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第2話ネタバレあらすじと感想

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

かつては客も満員で、ダンサーたちも満面の笑みでステージをショーを披露していたWS劇場ですが、今では、まばらな客の前で「昭和かれすすき」を踊り、イビキをかいている客もいるという有様。

1話では、ダンサー・ダンカンが照明のノーさんと駆け落ちしてしまいました。

リカが代わりに踊りますが、照明を動かる人がいません

そこに偶然居合わせた久部が、照明係をかってでることに。

劇団を追い出され路頭に迷っていた久部ですが、WS劇場に関わっていくようです。

第1話はこちら!

それではここからは、「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第2話を、ネタバレありで紹介していきます。

ネタバレが含まれますのでご注意下さい。

第2話ネタバレあらすじ

久部は支配人に、自信満々な顔で言いました。

本業は演出家です。が、学生のころ何でもやらされたので照明の操作も覚えました。」

支配人が「しばらく、うちで働いてみないか?」と言うと、久部は最初は驚きましたが、力を貸すことにしました。

大事なカバンの中身は?

久部が「僕のほうからも1つだけお願いが…」と言い、大事なバッグの中身、ハードカバーの「シェイクスピア」全巻を返してもらいました。

そこへWS劇場の舞台監督・伴ちゃんがきて、「去年の秋に新書版が出た、持ち運ぶんならこっちだな」と薄くて軽い本を見せられました。

さらにトニー(市原隼人)を紹介され、「あなたの下につけるから、いろいろ教えてやって下さい」と言われます。

なんでも、トニーのパートナーから頼まれたとか。

トニーは、ぼったくりスナックで久部を散々脅した怖い人!パートナーって誰?

そしてダンサー3人、パトラ鈴木・毛脛(けづね)モネ・倖田リカを紹介され、リカには、大事なカバンが戻った報告をしました。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122

ジャズ喫茶「テンペスト」

久部は仕事前に、ジャズ喫茶「テンペスト」で、辞めた劇団のスタッフ・トンちゃんから、最近の劇団の様子を探っています。

シェイクスピアの戯曲に「テンペスト(あらし)」があります。

その2人の様子を何となく見ているのは、マスター風呂須太郎(ふろすたろう)です。

引用:フジテレビ-https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/

そして、いつも「お静かに」と言ってくる従業員・仮歯(かりば)がいます。

引用:フジテレビ-https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/

久部の初仕事

WS劇場では、ショーが始まりました。

久部は、モネの「2億4千万の瞳」に照明を当てます。

モネは、息子・朝雄がいなくなって大騒ぎしたママ。

客は少ないながらもノリノリです。

交番勤務の大瀬六郎は、ショーの内容をチェックしています。

ショーが終盤に近付くと、乗ってきたモネは、取ってはいけないものを取って客にアピール!

客は大歓声ですが、警官の笛が鳴り、モネは警察へ連れて行かれてしまいました。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122

その後モネはわりと早く警察から帰されましたが、WS劇場は今夜は営業停止に。

パトラは「やりづらいわ」と不満気味。

リカはステージを使って新しい振り付けを覚えるといいます。

久部が、働く気のないトニーの代わりにステージの掃除に行くと、リカが踊っていました。

久部はそのダンスにくぎ付けに。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122

リカが踊り終えると久部は拍手をし、「クラシックバレエ習ってたんですね。大きな声では言えませんが他のダンサーとはまるで違う。背筋が綺麗に伸びてます」と褒めました。

そして「どうしてこんな所で?」と聞くと、リカには「赤の他人に何でもペラペラ話すと思ったら大間違い」と言われてしまいます。

そこへ伴ちゃんから、常連のリボンさんの忘れ物を届けるように言われました。

リボンを投げるのが名人級に上手いので、リボンさん。

久部が八分坂神社に忘れ物を届けにいくと、巫女・樹里がいました。

久部はWS劇場で働くことになった報告をし、「神主さんはいらっしゃいますか?」と聞くと、「父に何か?」と樹里。

久部は、リボンさんが樹里の父親と知ると、また後で来ることにして帰ろうとしますが、樹里が劇場の事を聞いてきます。

樹里は劇場には嫌悪感しかないと言います。

そして「女性蔑視です、ダンサーの人たちもどうかと思うけど。あの人たちは容姿とか年齢で判断されるわけで、それが女性の地位を下げているということに、気付くべき」と。

更に「見る人も含めて軽蔑します」とまで言うので、久部は黙っていられなくなりました。

リボンさんが「昼間、劇場に忘れていかれたんですと言って、神主さんの忘れ物の笏を手渡しました。

久部の企み

久部は案内所・おババの所へ行きました。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122

前回の予言、「あんた、八分坂で変わるよ」というのは、まさに大当たり!

もう1つの予言「一国一城の主になるとは?」と聞くと、「忘れちゃったんだよ!」と言われてしまいます。

しかし最後に「あんた、しし座の女に救われるね。しし座の女は、大事にしな」と言われました。

おババの所を出て歩いていると、放送作家・蓬莱に呼び止められました。

一緒に「コントオブキングス」の楽屋に行くと、うる爺もいました。

3人とも、劇場の行く末が気になっているようです。

「閉めるなら早く教えて欲しい」と、うる爺。

久部は、「自分を雇ったのだから、もう少し続けるのでは」と言い、逆に劇場との契約について聞いたり、「役者の仕事はされないのですか?」などと聞きます。

蓬莱によれば、フォルモンは劇団にいたとか。

WS劇場の控室にはダンサーの皆が住んでいて、芸人も空いてる部屋を楽屋代わりに使っています。

久部は蓬莱に「君には言っておく。近々、WS劇場は大きく変わる。その時が来たら、君にも手伝ってもらうかもしれないよ」

そして久部は、今日もただ寝ているだけのトニーに頼み事をします。

「明日じゃダメかい?オレじゃなきゃダメかい?」とまるっきりやる気のないトニーに、パトラが喝を入れにきました。

トニーにの顔を揉みながら「ちょっとは役にたったらどうなのよ」と、そして今度は頬を叩きながら「ただ飯食べさせてもらってんだから、少しは働いたらどうなのよ」と。

すると、あの怖いトニーが「ジャケット取ってくる」と立ち上がりました。

久部はビックリしてパトラに「弟さん?あっ息子さん?」と聞くと、なんと、彼氏でした。

その頃、八分坂神社では親子が揉めていました。

WS劇場に通っていたことが樹里バレた論平は、苦しい言い訳をします。

そして、劇場のことを説明しようとしますが、樹里は受けつけません。

更に論平がリボン投げを披露すると、樹里は「もういい」と部屋から出ていきました。

久部の舞台装置とは?

久部は追い出された劇団の公演場所へ行き、主催者・黒崎に「新しい劇団を立ち上げることになりました」と挨拶。

久部は自分の舞台装置を引き取りにきました。

そして一緒にきたトニーを「ウチの劇団員」と紹介。

いつそうなった?

黒崎は、「また一緒にやりたい、お前の才能は誰もが認めている」と言いますが、久部は「旗揚げ公演、みんなで見に来てよ!僕が本当にやりたかったものを見せてやる」と言い切りました。

支配人の決断

WS劇場では、劇場の改造の相談が始まっていました。

今月いっぱいは続けますが、ジェシーは早めに見積もり、月が変わったらすぐに工事を始める気でです。

ぺログリースでは、モネとパトラとリカが飲んでいます。

警察の取り締まりが厳しくなったことに不安を感じ、モネに惚れていると思われる警官・大瀬に、なんなら色仕掛けでなんとかできないか、などとパトラが言っています。

ちょうどそこへ大瀬がやってきて、朝雄のことで自分が力になりたいと言います。

朝雄はこれから多感な時期に入る、モネの仕事はいい影響を与えない、もうこれ以上この仕事を続けて欲しくない、新しい仕事に就いたほうがいいと。

一方、久部は支配人の昔話を聞いていました。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122

支配人がこの世界に入った頃は、アメリカのショーをお手本にしてゴージャスで華やか、支配人は舞台裏で装置の出し入れをやっていたと言います。

妻・フレと知り合ったのもその頃で、ダンスをやっていたフレはスタイル抜群だったとか。

そして今度は、真顔になって言いました。

「俺の持論、ストリップは変化する、客が求めているものに合わせてな。だけど客が来なけりゃどうしょうもねえ。ダンサーたちを呼んできてくれるか」

そして支配人は皆の前で、「オーナーのご意向で今月いっぱい」と話しました。

皆に、最後まで残ってくれた感謝の気持ちとして現金3万2000円を渡しました。

今だと、どれくらいの価値?

金額に対する不満もあり、リカは受け取れないといいます。

久部板「夏の夜の夢」

そこで久部が「支配人、ちょっといいですか?」と立ち上がり言いました。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122

「僕は悔しくてならない。渋谷の一等地に自由になる劇場がある。今、東京は小劇場のブームで、毎月たくさんの芝居が上演され大勢の観客が詰めかけているんです。僕らもやるべきです。このWS劇場を渋谷で一番の、いや、東京で一番の劇場にするんです!」

そして、久部の計算では、月に1920万の売り上げになり、経費を引いても、1500万の利益になると言います。

「どうせここを閉めてしまうんだったら一回トライしませんか?それで駄目ならそのとき諦めればいい。皆さんには、役者をやっていただきます、演技の仕方は、僕が教えます。芸人の皆さんにも手伝って欲しい」

リカは「とりあえずこの人に任せてみるのも、悪くない気がする」と言いました。

蓬莱もかなり乗り気ですが、モネは反論。

そこへ、おババが登場。

「あんたらがやってるのは、私から言わせればダンスじゃない。あんたらに気安くダンサー名乗ってほしくないわ!」と言い指を鳴らしました。

そしてフレを呼び、2人でタップダンスを披露。

おババは「これぐらい踊れるようになってから、一人前のこと言いなさい」と息を切らして言いました。

支配人は久部に「あんたに賭けてみる!」

台本はシェイクスピアの「夏の夜の夢」久部板。

伴ちゃんが緞帳を上げると、そこには大きな蚊取り線香が‼

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/206122