「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第4話ネタバレあらすじと感想!

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

第3話、台本も出来上がりキャストも決まり、いよいよ稽古が始まりました。

ですが、芝居の経験のない人たちばかり。開演まで日がないというのに、久部の思い通りには進みません。危うく、大きくて重い灰皿を投げそうになってしまいます。

そしてリカには、僕を追い出したやつらを見返してやりたい。そのために、あなたたちを利用しているだけですから!」とキレる始末。

1人よがりではダメですよね。久部さん、この調子で大丈夫なのでしょうか。

第3話のネタバレあらすじはこちら!

それではここからは、開演前夜のゲネプロに向かう第4話を、ネタバレありで紹介していきます。

ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。

第4話ネタバレあらすじ

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/moshi_gaku/

久部はおババの所へ来ています。おババは、昔、東宝ミュージカルに出た事があると言うだけあって、ゲネプロ(ゲネラルプローベ)という用語を知っていました。

ゲネプロは、本番と同じ条件で最初から最後まで通して行う最終リハーサル

久部は皆の前では虚勢をはっていますが、本当は心配でおババのところへ…

そんな久部に、おババは喝を入れます。「失敗しろ。失敗のないところに成功はない」と。更に「甘さで足元をすくわれ、甘さで人に救われる」と言い、タロットカードをめくると…。

フール(愚者)の逆位置でしょうか?

八分神社の行方

引用:フジテレビ-https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/story/story04.html

八分神社に、神主・論平の訴えを受けて、周辺環境を調査するために神社本庁の清原(坂東新梧)が来ています。

確かに風紀上の問題が多いという清原に、樹里は「わかって頂けましたか。一日も早く出ていきたいんです」と言いますが、論平は自分たちが去った後は廃社になると聞き、顔が曇ります。

清原は、続けるという選択肢もあると言い、「街も変わりつつあるようではないですか?」とWS劇場の「夏の夜の夢」のチラシを取り出しました。論平は「楽しみにしている、明日からだ」と言いますが、樹里は「シェイクスピアへの冒涜です!」ときっぱりと否定

樹里さん、本を読みましたからね!

久部とリカ、2人で稽古

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/211488?page=2

WS劇場では、モネの息子・朝雄がクレヨンで描いた公演ポスターを見て、久部と蓬莱が絶賛!「これからのポスターは朝雄君に描いてもらう。力を貸して下さい」と久部が言うと、朝雄も少し得意げな顔に。そしてこのポスターのカラーコピーが街中に貼られることになりました。

そしてステージで1人練習するリカに目をやると、蓬莱に、自分のラストのセリフに一工夫欲しいから書いてみてと頼みました。

蓬莱は喜んでますけど…

そして、リカの方へ向かおうとしたところへ、伴ちゃんからパーライトが借りることができないと言われ、久部はパーライトなしに切り替えることにしました。

やっとリカの近くに行くと、わざとらしく台本を読む久部。

実は、明日が公園初日というのに皆のスケジュールが合わず、昼稽古なしであとは夜のゲネプロが全員での稽古。

「明日はうまくいくの?」とリカが訪ねると、久部は自信満々に「もちろん」。そしてリカに抜き稽古を提案し、リカはため息。

引用:フジテレビ-https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/story/story04.html

そして始めた稽古では、久部はどんどん熱くなりリカはどんどん冷めていきます。更に久部は「雑巾を絞りながら、感情を絞りだすんだ!」と何度も何度も。最後に「はーい!できたじゃないか!」と感極まってリカを抱きしめました。

ありがとうございましたと言いながら、すごく嫌そうな顔のリカでした。

朝雄の才能

モネが昼稽古できない理由は朝雄の担任の家庭訪問でした。部屋が狭く話しができる環境ではないからと、面談はジャズ喫茶「テンペスト」ですることになり、2人で向かいました。

その2人を後ろからこそこそと追いかける交番の六郎。

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/moshi_gaku/

担任の楠木先生は、朝雄が描いた「私の家族」の絵をモネに見せました。

奥の席には久部がいて、カウンターには追いかけて来た警官・六郎がいます。

朝雄はモネが仕事で踊っている絵を描いたのですが、先生は絵は素晴らしいと言いながらも、朝雄の絵だけ教室に張り出さなかったと言います。それを聞いた六郎が「朝雄君の先週の家出の原因かも」と口を挟んできますが、モネに怒られて退散。

先生は、モネの仕事や父親がいないことは伏せてきたが、この絵を張り出すとモネのことが噂になってしまう。しかし「朝雄君には絵を描く素晴らしい才能がある」、環境次第ではもっと才能を伸ばすことができると言いました。

更に「この八分坂を出るべき、むずかしければ朝雄君だけでも」と言ったところでまた六郎が口を挟むと、今度はマスターが「お巡りさん、あんたもう帰ったほうがいいな」と言います。

マスター、初めて喋った!

先生が八分坂の環境が悪いとなおも続けるので、久部がモネと朝雄を擁護しようと発言しますが、モネは久部に「うるさい!部外者」と怒鳴り、ここが朝雄にとって良くないことはわかってると言います。

そして先生には気に障るんですよ、あなた。何にも知らないくせに分かったような口を利かないでほしい。ダンサーは卒業、これからはシェイクスピア俳優として生きていく、何も心配することはない。お引き取り下さい。ご機嫌よう」と言いました。

先生が勘定を払おうとすると、マスターが「11万3000円です。うちは、ぼったくりなんで」

さすがマスター!

マイケルジャクソンの「スリラー」

その頃、リカはオーナーのジェシーとマイケルジャクソンの「スリラー」を踊っていました

1982年発売されたスタジオ盤で、ギネス世界記録に「世界で最も売れたアルバム」と認定されています。

実は昔ステージで踊っていたというオーナーは、劇団にも所属していたと言います。リカに「俳優座 13期生。石立鉄男と同期、加藤剛もね」と言い、本番でもスリラーを踊ようにリクエストしました。

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/moshi_gaku/

確かに石立鉄男さんと加藤剛さんは、俳優座13期生。それにしてもジェシーのダンス、キレッキレ!

久部の弱音

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/211488?page=2

蓬莱は久部へ、頼まれていたラストに加えるセリフとポーズを披露しますが、却下。そして、うる爺から自分のネタを入れてくることを提案された久部は、蓬莱に「君だけには打ち明けるよ。明日の公演なんだけど、絶対失敗する‼と弱音を吐きました。

コントオブキングスは、久部の提案からコントがうけるようになったことで、久部を信頼しやる気満々、モネの本気度も聞いた。しかし、うる爺は台本通りやるつもりはまるでない、支配人は何一つセリフが入っていない、圧倒的は準備不足、パーライトはない…。

蓬莱に、「今からできることをやるんです。ベストを尽くしましょう。僕は久部さんの夏のの夜の夢が好きです」と言われ気を取り直した久部は、とりあえずオーナーの役を降りてもらおうとしますが、断念。

そして、蓬莱と伴ちゃんとトニーを引き連れて、黒崎率いる劇団「天上天下」が上演中の小劇場ジョン・ジョンへ行き、許可をもらっていると嘘をついてパーライトを無断で持ってきてしましました。

これが、久部さんが今からできることのベスト⁈
そんな中でも、芝居の練習に余念がないトニーの姿には笑ってしまいましたが。

ゲネプロ、スタート!

「本番だと思ってやってください。よほどのことがない限り、止めないようお願いします」と久部。

そして「Over the Rainbow」の音楽が流れ幕が開き、オーナーのセリフからでしたが、やはりセリフは覚えてはいない…。

ゲネプロは進みますが、そこへ黒崎たちがパーライトを盗まれたと乗り込んできました。「ゲネの途中だぞ、非常識じゃないか~!」と声を荒げる久部に「非常識はのはどっちだ」と黒崎

黒崎が何を言おうと、自己中心的な言い分をまくしたてる久部。呆れた黒崎がパーライトを譲ると言っても口論は止まらず、黒崎は久部を追いかけて客席へ。

演技を続けている皆に対し、黒崎が「久部に騙されるな!」と大声で話し始めました。しかし黒埼を遮るようにトニーがセリフを続け、それにリカも続き、リカの演技には久部も見入り拍手まで起こります。

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うる爺は予定通り、ギャグを入れ笑いを誘いました。いよいよ久部の出番です。久部はうる爺のアドリブに付き合いながら、自らもアドリブを。

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黒崎たちは客席をあとにし、「悔しいが面白いと思った。ある意味、シェイクスピアから解き放たれていた」と話していると、トニーが現れました。黒崎が改めて本番を見させていただくと言うと、トニーは黒崎を無視し、同じ役のアキラの前へと進み、小さな声で演技についての質問をしました。

そして舞台上では久部演じるパックが、なんと、蓬莱の書いたセリフを語っていました。

引用:めざましmedia-https://mezamashi.media/articles/-/211488?page=2

「たかが舞台、されど舞台。この世に観客がいる限り、我ら演じ続けます。ノーシェイクスピア、ノーライフ」。そして決めのポーズ!

久部さんはセリフも決めのポーズも、蓬莱さんの提案通りにやりましたね!
ネット上では、トニーの色気と演技が話題になっているようです。なんだか目が離せませんね。というか、皆さん素晴らしいです。
次週、無事に開幕できるのか少し心配ですが、とにかく楽しみです。