第1話では、栗須栄治が人材派遣会社ロイヤルヒューマン経営立て直しのために、競馬部門の撤廃を目的とした調査を依頼されました。
依頼してきたのは、山王家の長男で後継者の、山王優太郎。
社長・山王耕造の不正を暴こうとしたものの、耕造に振り回されるうちに栗須は競走馬の魅力に心を動かされて、競馬事業存続に力を貸そうとします。結果、秘書の横領を暴き所属していた税理士事務所を退職、耕造とともに有馬記念を目指すことになりました。

競馬を毛嫌いしている耕造の妻・京子がどうでてくるのか…。
ここからは「ザ・ロイヤルファミリー」第2話をネタバレありで紹介していきます。
ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。
第2話ネタバレあらすじ
税理士・栗須は、ロイヤルヒューマンに入社。
早速、馬の資料全部に目を通すように言われますが、耕造が作ってくれた名刺に驚きを隠せません。肩書が「競馬事業部 専任秘書」となっています。
「税理士ですから私」と言っても、耕造はどんどん配れというばかり。そして「5時な」と言って出かけてしまいました。
栗須の顔見せ
夕方5時。山王家での食事、目的は栗須の顔見せでした。耕造の妻・京子(黒木瞳)と長女・百合子(関水渚)、優太朗は仕事のようです。
京子は、栗須を従順そうと言い、「所詮、ギャンブルですから。栗須さんもほどほどに」と釘を刺します。
すると、酔うわけにはいかないと言っていたはずの栗須は、突然グラスのワインを飲み干し、「自分の役目は社長の馬を無事に次のレースに繋げていくことかなと」と言い京子を牽制。
耕造は京子が担当している外食部門も赤字だと言い、「今日のように針のムシロに座るのもお前さんの仕事」と言いました。

京子さんの対応、大変そう。
新たな課題

優太朗は会議で、「ロイヤルがいくら走ろうとも、有名なレースで何勝もするようでなければ宣伝にもならない、若手社員からも不満が出ている」と言い、今年中に中央競馬で1勝することを要求してきました。そしてそれができなければ撤退と…。
「面しれえ、やってやろうじゃないか。うちの馬なめるんじゃないよ!」と耕造。

優太朗の挑発に乗ってしまった。
しかし、所有している馬で今実際にレースで活躍しそうな馬は、先日新潟で2着になったロイヤルファイトだけです。さっそく明日、美浦のトレーニングセンターに行くことになりました。

栗須さんは、ロイヤルイザーニャが気になっているようですね。
調教師探し

美浦のトレーニングセンターに行くと、耕造の強引な要望を田所は受け入れることはできないと、喧嘩別れになってしまいました。
ロイヤルファイトとロイヤルイザーニャの2頭が追い出されるかたちになってしまうので、栗須は田所に「あの2頭は、田所先生じゃないと」と言うと、「大丈夫ですよ、他の調教師が見たって変わらない。のんきなやつらなんで」と言われてしまいました。
この発言には、栗須も顔色が変わりました。そして耕造と2人で新しい調教師を探すことになりましたがなかなか見つからず、しかも未勝利戦の馬が出場できるレースはあと1レースしかないと言われます。

耕造の評判の悪さも原因?
そして、転厩先が決まらないファイトとイザーニャは、外厩という近くの牧場に移されていました。
新たな調教師

栗須は、生産馬のレースで東京に来ていた可奈子と会い近況を話すと、「美学のある調教師は絶対にいる」と言い、「一人思いついたけど、変わった人だよ」と広中厩舎の調教師・広中博(安藤政信)を紹介され、会いにいきました。
すると「空きならあります。こっちもいいご縁がないか探していたところです」と言います。
「先生」をつけて呼ばれることを嫌う広中調教師は、先日、耕造のライバル馬主・椎名から新馬の調教を頼まれていたはずですが、断ったのでしょうか?

確かに少し変わった人かもしれません。
数日後、栗須が広中調教師から返事をもらうために厩舎を訪れると、「ファイトとイザーニャの2頭を預からせていただきます。どうぞよろしくお願い致します」と言われました。
栗須は信じられないといった様子で、すぐに言葉が出ませんでした。更に広中は、「あの2頭は一緒にいたほうがいい、血統も実に面白い」と言います。そして、耕造も広中に会いにきました。
広中はある提案を出してきました。しかしそれは耕造には受け入れ難かったようで、気に入らないと帰ってしまい、広中は栗須に「あとはお願いします」と言いました。
広中を信じる!

栗須は耕造を追いかけますが、耕造には「他探せよ」と言われてしまいます。栗須はイザーニャとロイヤルを耕造が買ったときの話を林田から聞いたと言うと、「俺は馬のことはわからん、林田を信じて買っただけ」と。
栗須は「なら、広中さんのことも信じてみてはいかがでしょうか?私も社長も馬のことはわからないのなら、馬に一番近い人の言葉を信じるしかない。広中さんは、誰も言わなかった言葉を言ってくれた、勝てるって。」と。そして「賭けてください、この私に」と言うと、もう一度話を聞くことになりました。

構造にもわかるように話しを!そしてどんな作戦?
広中調教師はスタッフに、2頭の馬について細かく指示を出します。どうやら2頭とも出走のようです。
9月3週目、中山。芝、2000。林田にも連絡を入れ、栗須は緊張は頂点に。
第4回中山競馬3日目第4レース、スタート!

当日、栗須は社長から入社のお祝いにと渡された高級腕時計「ロレックス」を、今日のレースに勝ってゲン担ぎにするといいます。フリーライターの平良も来ています。もちろん林田も。
いよいよ3歳未勝利戦の出場馬の入場です!
10番、ロイヤルイザーニャ 482キロ 騎手・戸崎圭太。


戸崎圭太さんも本物の騎手!
広中の作戦は、これまでダート(土)を走ってきたイザーニャを芝の未勝利戦に、これまで芝を走ってきたファイトをダートに回すというものでした。イザーニャはしばらく出走すらしていない、ファイトはダートは初めて。果たして…。
ファンファーレが鳴り、スタート!なんと、イザーニャが先頭!
3コーナーでもまだ大幅にリードしています。
4コーナー最後のカーブ、1番人気のオーンレジスが詰めてくると、林田は必死に「逃げろー!」と叫びます。そして残り400、残り200、、、ゴールイン‼
林田は「やってくれたぞ、イザーニャが」と泣き崩れました。耕造も栗須も嬉し泣きです。
耕造と栗須は、広中厩舎の人達と平良と祝勝会をやって盛り上がっていますが、京子と優太朗の方は、また何か企みそうな気配です。

広中さんは、きちんと血統を調べ、先祖馬が芝の得意な実家の牧場の馬だったので、レースのイメージがわいたとか。ファイトも頑張って欲しいでですね。それにしても広中さんは忘れもの多い⁈

