日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第8話のネタバレあらすじと感想。

ザ・ロイヤルファミリー

第7話では、耕一が限定馬主となり、耕一の母が選んだロイヤルハピネスとロイヤルホープの子供・ロイヤルファミリーで有馬記念で勝つという新たな目標が生まれました。

そのロイヤルファミリーのデビュー戦は、椎名の持ち馬を大きく引き離して見事1位!耕造はその後病院で息を引き取りました。

第7話のネタバレあらすじはこちら!

それではここからは、日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の第8話をネタバレありで紹介していきます。

第8話ネタバレあらすじ

耕一が小学生の頃、母親が毎週のように競馬中継を見ていた。ロイヤルの馬が出るレースを祈るように見ていた。夕飯は母親が用意してくれたものを1人で食べる。その時、家にある競馬新聞を見るようになり競馬を覚え始めた。

耕一は、東日スポーツ・平良の特集「継承」のインタビューを受けています。

平良から、有馬で優勝という夢を父親から引き継ぎ、その意気込みを聞かせて欲しいと言われ「それが自分の使命」と答えた耕一を、栗須は嬉しそうに見守っています。

耕一、初めてのセリ

耕一と栗須は、北海道・千歳の北稜ファームのセリ会場に来ています。しかし耕一は相続限定馬主であり、馬を買う事は出来ません。栗須に、見るもの全てが勉強、いずれここにいる馬主たちの馬としのぎを削ることになると言われます。

セリが始まり、真剣にメモを取る耕一が目を付けたのは、ソーライディンの2022。自分なら絶対に買い、結構高値がつくと踏みましたが、以外にも4000万で落札されました。その落札した馬主は、椎名の息子・椎名展之(しいなのぶゆき、中川大志)でした。レーシングマネージャーの相磯が一緒です。

引用:TBS-https://www.tbs.co.jp/RoyalFamily_tbs/story/ep8.html

相関図も変わりました。

相磯は、展之の扱い・世代間のギャップに苦労している様子で、そんなことがなさそうな栗須がうらやましいようです。展之は積極的に耕一に話しかけてきます。展之は、馬主の資格が取れて今日が初めてのセリ、同世代の馬主と繋がりたいと、連絡先を交換します。そしてソーライディンの2022を選んだことで、意気投合。

ロイヤルファミリー

ロイヤルファミリーはデビュー戦は勝利しましたが、その後は小さなケガを繰り返し、2歳春のクラシックシーズンを棒に振りました。そして秋、ファミリーはまだ2勝クラスにとどまっています。

クラスを上げて収得賞金を上げなければ…

広中と隆二郎は、どんどん走らせてファミリーの調子を上げようといいますが、耕一はどこか不満そう。そして次のレースでは、ファミリーは終盤で失速しさらに順位を落としてしまします。耕一は父・耕造の言葉「もし迷ったら…」を思い出していました。

その先が知りたい…

耕一は広中に、ジョッキーの変更を提案しました。栗須が説明を求めますが、耕一は今一つ上手く説明が出来ず、広中に反対されてしまいます。

引用:TBS-https://www.tbs.co.jp/RoyalFamily_tbs/story/ep8.html

栗須にもホープの時のようなチームの力が大事と言われますが、耕一は「ホープはホープ、ファミリーにはファミリーにしかできない戦い方がある」と。

そこへ、展之が車で通りかかり、栗須にも理解してもらえない耕一は、栗須を残して展之の車へ。そして新聞の連載「継承」を読んでいるが、タイトルが古いと展之。更に、「常識とかセオリーとかいいから、こっちのアイディアに耳傾けろってさ」と。耕一は賛同します。

そして展之から、「若手馬主の会」に半ば強引に入会させられ、「思うようにやろうよ」と言われます。

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/royalfamily_tbs/

若手馬主

栗須は展之のコラムの「若手馬主の会」の写真に耕一が写っているのを見て、耕一を呼び出し、この会は同業者からあまりよくは思われていないと、やんわりと否定します。耕一は栗須に、「みんなの間に立つのではなく、もっと自分の味方をして一緒にチームスタッフと戦って欲しい」と訴えます。しかし戦う相手はチームスタッフではないと栗須。耕一の思いは通じませんでした。

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/royalfamily_tbs/

耕一はもう一度広中達に、自分の考えた、ファミリーの調整スケジュールを伝えます。隆二郎は主戦ジョッキーとしては忙しすぎるので、ジョッキーを変更して今後のレース選択を組み直したいと。そして隆二郎の代わりは翔平、「僕と翔平君に挑戦させて下さい」と耕一。

これには、隆二郎は出て行ってしまい、広中にも「私も必要ない」と言われてしまいました。栗須は耕一を説得しようとしましたが、「わかりました。栗須さんも辞めてもらって大丈夫です」と耕一。

ちょっと意固地になってる?

耕一の思い

翔平は耕一に、何故自分がファミリーのジョッキーなのかと聞きます。耕一は、「ホープはホープ、ファミリーはファミリー、翔平君はジョッキーの野崎翔平君」と、いつまでも隆二郎のファンのような気持ちではダメだと言います。

翔平は栗須と広中に耕一を連れて行くと約束していましたが、展之のお酒に付き合わされます。

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/royalfamily_tbs/

耕一は、「自分は背負っているものがある、そんな気持ちがわかるか」と翔平に聞くと、「甘えないでよ、おれだって野崎を背負っている。みんな何かを背負っている」と翔平。そして店を出たところで、酔っ払いに絡まれ…。

なかなか来ない翔平と耕一に広中は帰ってしまい、栗須は大きくため息。すると、警察署から、耕一を保護していると電話が入りました。

栗須が迎えに行くと警察からは、相手が吹っ掛けたこともあり、帰っていいと言われました。酔っ払ってしまっている展之は相磯が迎えに来ました。

栗須が翔平はどうしたのかと聞くと、先に帰ったと耕一。栗須はさすがに怒りを隠せず耕一を叱咤し、もう広中には頼れないと言いました。

耕一は、耕造のお墓に来ています。そしてまた耕造の言葉「もし迷ったら…」を思い出し、「クソ…」と墓石に泣き崩れました。

やりたいことを、わかってもらえない…。

「もし迷ったら」の続きは…

栗須は広中厩舎にお詫びと今までのお礼に来ました。

すると翔平が、警察に保護された時の経緯を話してきました。酔っ払いに絡まれ2代目というものをばかにされ、自分が酔っ払いに突っかかって行き、耕一からまずいから帰れと言われて帰ったと。

栗須は、自分の行きつけの定食屋に耕一を呼び出しました。まずは耕一に謝り、そして、いつも社長(耕造)だったらどうするかと考えていた、それは耕一を見ていないということだったと言いました。

やっぱり、耕造は耕造、耕一は耕一ですね。

耕造はこのように耕一に言っていました。

「これから大勢の人間が、それっぽい競馬界のルールを押し付けてくるだろう。でもお前はその世界の人間じゃない、純粋に馬を愛するだけの男。だから、もし迷ったら、馬のことだけ、自分が信じたことを優先させろよ」

そして耕一は、ファミリーと自分にはチームが必要だとわかっていなかったと言いました。さらに、感じた気持ちを言葉にするのが苦手とも。

耕一は改めて、「有馬記念で勝つ、この夢はみんなの夢でもある。僕をその夢に交ぜてもらえませんか。もう一度僕と一緒に戦ってもらえませんか」と言うと、「承知しました。ただ一つ、絶対に私を裏切らないで下さいと栗須。

耕造の言った言葉が、継承されました。

引用:公式Instagram-https://www.instagram.com/royalfamily_tbs/

翌日、広中厩舎に頭を下げる耕一。もう一度丁寧に自分の考えを伝えます。

自分のプランは来年ではなく2年後の有馬で勝つことを想定したもの。ファミリーは晩成型の血統と見込んでいる、焦らずしっかりと時間をかけて、必ずファミリーが有馬で勝てるプランを組みたい。引退後もずっとファミリーを養い続けていくことが自分の責任であり目標。でも自分には財力はない、ファミリー自身に結果を出してもらうしかない、死ぬまでの飼葉料をちゃんと稼がせてあげたい、だから、必ず勝たせたい。

そして耕一は、2年後には隆二郎と翔平がトップを争っていると言います。隆二郎も納得です。

広中は「2年後って…面白い!」と机を叩きました。すぐに有馬でと考えていた自分の頭が固かったと、耕一に謝りました。そして耕一のプランをもとに調教を進め、2年間のロードマップを一緒に組み直すことになりました。

2024年春、ファミリーと翔平は勝利しました。今度は可奈子もしっかり見ています。そこから怒涛の3連勝。ファミリーは一躍注目を浴びるようになりますが、そこに立ちはだかったのが、椎名展之の所有するソーパーフェクト、騎手は佐木隆二郎。

北稜ファームのセリで4000万で落札した馬でした。

感想

今回も良かったですね~!

妻夫木さんの秘書としての物言いに、毎回、感動しています。「承知しました」という、含みのある言い方も大好きです。

耕造の言った「自分が信じたことを優先させろ」という言葉。自分が信じたことを優先させるためには、チームに理解してもらい協力してもらわなければ出来ないのですね。

そして、耕造と椎名のライバル関係が、耕一と展之にも継承。隆二郎と翔平は、ジョッキーとしてライバル関係に。

佐藤浩市さんと沢村一樹さんの出番が減ってしまい寂しい感じもしますが、次は9話。何やら問題が勃発しそうです。