実習が始まる梅岡女学園看護婦養成所の生徒達。
そこで、実習先の帝都医大病院の人々を紹介します。
院長・多田重太郎(ただ じゅうたろう)役に筒井道隆さん。副院長・渡辺行成(わたなべ ゆきなり)役に 森田甘路さん。
外科教授・今井益男(いまい ますお)役は 古川雄大さん。ドイツに留学していたエリート医師。
外科助教授・藤田邦夫(ふじた くにお)役は 坂口涼太郎さん。外科助手・黒川勝治(くろかわ かつじ)役は平埜生成さん。
看病婦・永田フユ(ながた ふゆ)役は 猫背椿さん。看病婦・須永ヨシ(すなが よし)役は明星真由美さん。言われたことだけやっていればいい、医師の指示だけ聞いていればいいと考えている。看病婦・三浦ツヤ(みうら つや)役に 東野絢香さん。婦人科に勤務
第6週のネタバレあらすじはこちら
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それではここからは、朝ドラ『風、薫る』の第7週をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第31話ネタバレあらすじ 歓迎されていない⁈
帝都医大病院の人々は、「ウェルカムではなさそうね」という直美の言葉通り冷ややかです。
「あなた達が初めての看護婦見習いです。この一年のあなた達次第で来年以降の看護実習の存続だけでなく、この国での看護婦の先行きが決まります。心して下さい!」と活を入れるバーンズ。
院長室での挨拶では英語を話し、「医者ノ手伝イ アリマセン。看護婦デス。ヨロシクオネガイシマス」と、たどたどしい日本語を少し話すバーンズ。

不思議がる直美にバーンズは、「日本語があまり堪能でない方が何かと便利そう」と言いました。

なかなか策士…
案内されたのは比較的軽い症状の患者の病室ですが、シーツや空気が気になるりん達。看病婦のヨシやフユの仕事の仕方は、りん達が教わってきたものとはあまりにもかけ離れ…。
りんは、おととい左足の肉腫の手術をしたばかりという園部(野添義弘)を、直美は、背中の苔癬で1か月入院しているという丸山(若林時英)を担当することになりました。
りんが担当する園部はコミュニケーションを取りたがらず、トイレには自分で行きたがるという。りんが話かけても答えませんが、傷口が痛む様子を見せます。
仕事が終わって寮で愚痴を言い合うりん達に、みんなの働く様子を見ていたバーンズは「あなた達は、看病婦の愚痴を言うだけですか?あれがあなた達にできる精一杯の看護ですか?」と厳しい意見を言います。。
翌日、「患者第一」と張り紙を貼り「看護日記」を提案し詰め所も掃除をしたりん達を見て、婦人科の看病婦のツヤは感心するそぶりを見せましたが、フユとヨシは皮肉しか言いません。

「患者さんのために」と言うりんは、フユに「その患者さんに、あんた迷惑がられてんじゃないの?」と言われてしまい…。
第32話ネタバレあらすじ 悩めるりんとシマケン
りんは病室の庭で摘んだ小さいお花を持って行き、テーブルに飾りました。園部にいろいろ話し掛けますが、「うるさい!下女風情が黙っておれ!」と怒鳴られてしまいます。
そこへバーンズが、作業台を持ち来んできました。
すると、外科助教授の藤田がやってきて「勝手なことしたら困る」と言います。すると「ニホンゴ アマリ ワカリマセン」と答えるバーンズ。更に、「ど、か、し、て」と言う藤田に、バーンズは「Be quiet!」と毅然と言いました。

英語に弱い日本人…
りんが園部との関係に悩み直美と話していると、外科教授・今井の総回診が始まりました。
まずは園部から。「おかげ様で何ともありません」と言う園部と傷口をあまり診ない今井を見て、りんは園部が患部をよく手でさすっていると言い「問題ありませんか?」と尋ねました。
しかし、助教授の藤田に嫌味を言われたでけで、教授はそのまま行ってしました。
それでもりんは、後を追いかけもう一度診てくれるように頼みますが、藤田から「思い上がるな。医者は君以上に研さんをつんでいる」と釘を刺されてしまいます。

教授達に全く見向きもされなかった丸山は、「どうせ学用患者だからって、バカにしてる」と言います。
学用患者とは、症状が医学教育や研究に有用であると認められ、患者の同意のもとで医学教育等に協力する代わりに、診療費を大学や病院側が負担する患者のこと。
りんが悩んでいることを察した用務員の柴田万作(飯尾和樹)からは、泣くのにちょうどいい場所を教えられました。
そこでため息をついていると、バーンズがやってきて静かに隣に座りました。

りんが、岡部のことや教授達のことなどの不満を話すと、バーンズは「いい患者に出会いましたね。弱音を吐かず、むしろ、学びがいがある患者だと思うべき」と言いました。
直美は「今の治療のままじゃ治らない」と、丸山のことを考え、助教授・藤田に飛び切りの笑顔で、薬を塗る回数を増やしてもらうようにお願いしました。
一方、シマケンも悩んでいました。
親友の槇村(林裕太)の短編「つづれおり」が同人誌に載っているのを読んだシマケンは、部屋にやってきた槇村と口論に。

そしてりんがいつものように病室に行くと、園部が痛みに苦しみ出しました。
第33話ネタバレあらすじ 看護は見返りを求めてするものではない
苦しむ園部を見て、ちょうど来ていたバーンズは「おそらく縫合不全」と。
園部の再手術は成功したものの、りんは担当を外されてしまいました。その後、園部は退院することになり、直美がりん伝えました。
手を貸そうとする妻の手を振り払い自分で歩く園部。りんは、園部の入院が長引いてしまったのは、気が付けなかった自分のせいと謝りましたが、園部は咳払いだけ。

返事をしているようにも聞こえるけど…
りんは寮でみんなに、園部が話した言葉は「下女風情が…」とだけだったと言うと、「それが看護婦を見る世間の目」だと直美。

医者、看病婦、患者、この実習で、その全てに看護婦の仕事を認めてもらわないといけないという現実。
それでも、やるしかないと口々に言っていると、バーンズがやって来てりんが呼び出されました。
最期まで看護ができなかったと、反省と謝罪をし「悔しいです」と言うりんに、バーンズは「患者は無事に再手術して退院した。その何が悔しいのか」と聞きました。
「会話すらできなかった。日々の挨拶や、体の状態などの話をして、円満に…」とりんが言うと、「挨拶?さよなら、ありがとうと感謝されたかった?欲深い」とバーンズ。
更に「看護は、見返りを求めてするものではない。感謝されて気持ちよくなりたいのは、あなたの身勝手な欲。たとえ罵られようと、患者が回復すれば、それでいい」と。
りんは、看護とは何か…を、もう一度よく考えることに。
すると横にきた直美が、「園部さんは、こっそり、花瓶の水を自分で換えていたと」と、丸山が話したと言います。りんは思わず紙飛行機を折って飛ばしますが「一とんびじゃ、足んない…」とつぶやきました。
同じ頃、シマケンもとんびを飛ばしていました。

そこへ、酒を持って現れた槇村。
槇村の書いた小説「つづれおり」が、「粗削りではあるものの実に愉快で、今後が楽しみな作家である」と評されていました。
打ちひしがれるシマケンをよそに、「最高だ、飲もう!」と上機嫌の槇村。更に仕事をしている新聞社に原稿を持ち込めばいいと、「なんでTryしないんだよ」と言われ…。
槇村が酔って寝てしまうと、「Tryできるかよ、こんな原稿で…」とシマケン。
第34話ネタバレあらすじ 後ろ向きな励まし
直美が担当している丸山は、1日3回、薬を塗ることになりました。その様子を見た隣の患者から相談される直美。
詰め所では、婦人科にお偉方の奥様が受診されるために見習い生は追い出されたと、喜代たちが不満を話していました。そこへ、助教授・藤田から呼ばれる直美。

直美は藤田を「藤田先生のような人格者は、いつか院長になると患者さんが話している」などと落持ち上げ、丸山の隣の患者の要望通り、薬を変えてくえたことに感謝しました。
その様子をのぞき見していたりん達は、夜、その話に。
直美は、藤田先生だけを揺さぶっていると言います。「教授が褒めてますとか怒ってますとか言い、あとは先生はお優しいとかおだてる…」と。
自分なりに考えたと言う直美に、確かに結果は出ているが、「ずるい…」という意見もありました。
次の日、休みのりんはまず瑞穂屋へ。

お目当てはシマケン?
シマケンはいませんでしたが、卯三郎と勝海舟がいました。

卯三郎から、帝都医大はどうかと聞かれ「なかなかどうして…」と答えるりん。
すると、「初めては何もできない分からない。ワクワクします」という卯三郎。勝は、卯三郎は、フランス万博において、ジャポニズムを披露し評判をかっさらった日本で初めての商人だという。
しかし、そそくさと帰るりん。

りんが壁にぶつかっていることは、みんなお見通し。
次は実家へ。環に迎えられると、入り口の戸を直すシマケンの姿がありました。
シマケンはりんの家にすっかり馴染み、シマケンの素性もだいぶ分かってきました。
シマケンの実家は浜松で、女将の母と大女将の祖母が仕切っているそこそこの料理屋。しかも姉3人と兄1人がいる末っ子。そのため、女の人にあれこれ指図されることに慣れているという。
そして、「だからこうして東京で、何者でもないままフラフラやっていられる」と。
しかし、どこか元気がないシマケン。りんが心配すると、少し前にとんびを飛ばしたが、上手く飛ばなかったと言います。

同じ頃、りんも飛ばしていた!
りんが「十とんび」と言うとシマケンは「その倍以上」と。思わず笑い出してしまったりんは「もやもやしていたのは自分だけではなかったと、励まされた」と言いました。すると「後ろ向きな励まし方をしてしまったようだ」とシマケン。

その2人を見つめる安、ちょっと複雑そうな顔…
その後、「今日の料理には自信がある」と美津の作ったカレーライスを食べましたが、「苦い!水!」と3人。「失礼な、西洋の辛さに慣れていないだけ…」と言って一口食べた美津は「これは…まずい」と言い、大笑いになりました。

第35話ネタバレあらすじ 和泉侯爵夫人が入院
帝都医大では、和泉侯爵の千佳子(仲間由紀恵)の入院が決まり、病院内に緊張が走ります。
りんが休みの日は直美がかなり仕切っていたと言い、患者達から「あんたがいてくれたらなあって…」と言われ悪い気はしないりん。
丸山の背中に薬を塗りながらりんは「退院したら何を一番やりたいか」などと他愛ない会話をします。

しかし、看病婦たちは、忙しく千佳子を向かい入れるための準備をしていました。
乳がんの疑いがあるという千佳子を、院長や医師たちが総出で向かい入れました。

本日から3日間、診察検査をして上で、異常がなければ乳房切除手術をするといい、千佳子の身の回りの世話は看病婦がつくことに。
しかしその後、部屋に飾ってあったランプにダメ出しをした千佳子は、何の薬か知らずに持ってきたツヤに変わるように言い、雑なお茶の入れ方をしたヨシにも、勝手に窓を閉めたヨシにも変わるようにと言いました。
千佳子は、景色も悪いし看護の女中も良くないと、退院を申し出ます。
病院にとっては、手術もせずに転院されては病院の名折れに、ただ、たとえ手術をしても成功率は2割ほど…。
そこで藤田がある提案をしました。
そして、りんと直美が呼び出され、バーンズと共に院長室へ…。

藤田先生達、どんな悪だくみをした?
