第2話、伍鉄はブレイズブルズのアシスタントコーチになりました。
涼は光を失ったエース。そして、新たなエースが必要と伍鉄。その新たなエースの当ては圭二郎。その圭二郎と涼に再点火が起き、ブルズが生まれ変わるかもしれないと伍鉄は言いますが…。
それではここからは、日曜劇場『GIFT』の第3話をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第3話「なんで俺は車いすラグビーをやってるんだ?」ネタバレあらすじ
新たなブルズのメンバーとして、圭二郎が加わりました。

しかし早速、「喜べ、お前ら勝てるぞ!俺が来た。ハハハッ」と、自己中心的な態度でチームのムードは最悪に。
心配する人香をよそに、2階席で「どこまでやれますかね」と傍観する伍鉄。
しかし、練習にならずに喧嘩になってしまい、涼が「いい加減にしろよ」と、ボールを床に叩きつけました。
そして、降りてきた伍鉄になぜ圭二郎なのかと不満をぶつけると、圭二郎の方がエースに向いていると伍鉄が答えました。
ブルズ崩壊、そして解散?
涼が「やめるわ、俺」と帰ろうとするので、みんなで止めようとしますが、伍鉄はこれといった発言もできずにただ見送るだけ。
これにはさすがにメンバーも我慢できず、伍鉄に文句を言ってきました。
「このままではブルズは崩壊。これ以上かき回さないで、このど素人が!」とキャサリン。

ド素人という言葉に伍鉄は「では、いっそのこと解散しましょう」と言い、更に、宇宙になぞらえ早口でまくしたてました。
今のブルズは、ぶつかり合うも引き合わず崩壊寸前、ならば各自の軌道に戻った方が合理的。そもそも皆さんは、星にもなったいないガスやちりかもしれませんが。

前にも、素人と言う言葉に反応していました!
人香は帰ろうとする涼に、なぜ車いすラグビーをやっているのかと聞きました。そして「どうしたらそんなに前が向けたのか」と。
涼は「前を向けた?俺が?」と言うと、帰っていってしまいました。
翌日、涼はかつての仲間・谷口からもシャークに来て欲しいと言われたことを思い出していると、ちょうどシャークのコーチ・国見から電話が入りました。
涼と国見
ブルズは、冷静になるため少し休むことになりました。人香は取材を続けます。

ラグ車のメンテなどをこなす日野。伍鉄は「ド素人」に反応し「解散宣言」をしてしまったことを、少し反省していました。
日野は「ブルズ潰してたまるかって意地がある」と言い、でもそれは、涼の方が強いと言います。
涼は国見に捨てられた。国見が選んだのはグチこと谷口だったという…。
2015年、涼とグチは兄弟のように仲良く、チームも雰囲気良く練習に励んでいたが、国見がコーチに就任して一変。いきなり涼の頬を叩き「少したりとも楽しむな。その先に勝ちはない」と国見。その後、ブルズは日本選手権で初優勝を飾ったが、国見が主力選手を連れてシャークに移籍。涼は日本代表に選ばれることもなく、国見率いる日本代表は去年パラリンピックで金を取った。
涼はブルズで見返したいのだと、日野は言います。
その頃、涼はシャークに出向き、国見と対面していました。

「なぜ今更俺を?」と聞く涼に、国見は、涼の眠っている「強い司令塔」という才能が必要だと、「うちに来い、生まれ変われ、いっしょに行くぞ、世界に」と言いました。

涼への思いは伍鉄と変わらないような…
答えに迷っていると、谷口が一緒にプレーをしようと誘ってきました。
谷口をブルズに誘う伍鉄
その頃、伍鉄は「こちらの重力圏に星を取り込みに行ってみようかと…」と、人香にシャークの練習場の場所を聞きました。そして、人香が止めるのも聞かずシャークに乗り込みました。

涼が来ているのに…
そして、いきなり谷口に「あなたを、ブルズに迎えに来ました」と伍鉄。

更に伍鉄は「あなたは対になったときに連星のように大きく輝いていく。そしてその対の星はうちの宮下涼」と言いました。
すると、話を聞いていた国見が「2人の可能性を口にしますか?素人が」と言います。

伍鉄は深呼吸をしてから「可能性を信じなければ、宇宙は闇のまま」と言い返しました。闇と言われた国見は、そこが自分の出発点だったと話し始めました。
誰もこの競技の名前すら知らなかった。金もない、遠征費も用具も全部自己負担。スポンサー探しで企業回るが相手にされない。夢を見ても、社会の波一つで飲み込まれ、最初に切り捨てられるのはパラスポーツ。そのくせ試合で勝ったら感動をありがとうと、自分達の事情を何も知らないマスコミがはやしたてる。でもそれで終わり。

人香にとっては耳の痛い話…
「なめるな、俺達は、リハビリの延長なんかでやってんじゃねえ。アスリートとして生きたいんだ」と国見。
そして国見は構造から変えるため、食っていける環境を作るため、今、国に掛け合っているが、そのために世界で圧倒的に勝ち続けなければいけない、「国ごと振り向くまでな!」と言いました。
伍鉄は国見の話に小さく頷いた後、「だったら、自立すればいいのでは?プロ化を目指せばいいのでは?」と言いました。
プロ化になれば、選手は競技だけで生きていけるようになり職業になる。「社会に属するのではなく、あなたが軌道を持つのです」と国見に言いました。黙って聞いている国見に「え?自身がないんですか?」と伍鉄。
そう言った後、言い過ぎたというように、そそくさと帰る伍鉄。
涼の想い
伍鉄は研究室で、過去のブルスの試合を見ていました。そこへ涼が訪ねて来ました。


花柄のシャツが好きなんですね、伍鉄さんは。何か理由があるのでしょうか?
そして「俺はホントに生まれ変われるのか?俺さ、全部失ったんだよ、脚も家族も未来も」と涼。

涼が事故に遭った日、本当は父親が迎えに来るはずだった。しかし、仕事が終わらず、涼はOBの車へ。そして事故に遭ってしまった。母親はやり場のない怒りで、事故は父親が迎えに来なかったせいだと罵り、いたたまれなくなった父親は家を出て行ってしまった。
涼が泣きながら「みんなが離れてった。引き合う?自分の重力?そんなのまだ俺にあんのかよ」と言うと、伍鉄は自身たっぷりに「あります」と言いました。
「星は一度死んで、ちりやガスとなって宇宙にまかれるが、それは星の種。似たようなちりが引き合い重力が生まれ熱が生まれ、そして新しい星が生まれ輝く」と。そして涼がどんな星になるのか楽しみにしていると言いました。
一方の人香は、国見の言葉を受けて、メンバー達の家を訪問し事情を少しでも知ろうとしていました。
その人香の自宅には、部屋に引きこもった父親がいました。人香の記憶にある雨の日の叫び声…。

父親が引きこもっていて、弟がいない…?何があったというのでしょうか。
圭二郎と一緒に、シャークに勝って日本一
ブルズが練習を再開しましたが、涼は来ませんでした。そして相変わらずの圭二郎。「あいつ何がしたいんだろう…」とメンバー。
伍鉄は、その疑問に答えると言い、メンバーを天体観測に誘いました。その晩、あいにく星は見えませんでしたが、メンバーが集まって来ました。そして涼も。
人香は、圭二郎の家に行った時、母親から毎日のように圭二郎が父親と一緒に練習をしていることを聞いていました。それを伍鉄に伝え、その練習をこっそり見ることにしたのです。
圭二郎は父親の投げるボールを受け取る練習をしていました。チームの練習中に何度も失敗した、仲間からのパスの位置に車いすを走らせて、ボールを受けるための練習…。
圭二郎の母親は「前に進めるものに出会ったんだと思います」と嬉しそうに言っていたと言います。
転んでも、諦めずに何度も、ボールを受け取るために車いすを走らす圭二郎。そしてやっと取ることができた時、本人と父親は喜び、そしてこっそり見ていたメンバーも笑顔に…。
「出せますよ、答え。出しましょう、シャークヘッドに勝って日本一」と伍鉄。ですが、メンバーは自信が無く、キャサリンは「簡単に勝てるって言わないで。あなたね、私達をバカにしてるでしょ?」と言います。
すると、「誰もバカになんかしていません、すごいと思った」と人香。
シャークとの試合では、厳しい試合だったのに前を向いて懸命に戦った。そして仕事をしながら、車いすラグビーの練習を続けている。
そして、「それって、好きだからですよね。好きなものがあるっていいなって、素晴らしいなって思います。好きはきっと、力に変わると信じています」と。
涼は昔サッカーをやっていた頃、「好きは力に変わる」と父親に言われたことを思い出していました。涼が伍鉄を見て頷くと、伍鉄は「じゃあ、練習場で」と言い帰っていきました。

伍鉄にとって車いすラグビーが宇宙で選手は星。まあ、天体観測といえば、天体観測でした。
涼はその後、国見の誘いを断り、「日本代表には力づくでなってみせる」と宣言。なぜそっちを選ぶのかと聞く谷口には、好きでいたいからと答えました。
そして、ブルズがシャークに勝って日本一になるのを見たくなったと言う人香は、日野の誘いで、ブルズのスタッフになることが決まりました。
第3話の感想
父親の運転する車で事故に遭ったのかと思っていましたが、そうではありませんでした。涼の母親は自分達を捨てたと言っていますが、そうではないような気がします。いづれ戻ってきて涼のサポートに回ればいいなと思いますが…。
全部失ったと伍鉄に告白した涼。伍鉄は変に同情せずに答えてくれるから話せたのでしょうか…。
その、何でも宇宙になぞらえて話をする伍鉄には、よくわからないながらも、毎回納得させられてしまいます。
そして、ブルズに誘われた谷口ですが、どうなるのでしょう…。確かに、涼と谷口が連星であるような描写が多いですが、となると、圭二郎は…?
更に、国見と伍鉄の思いには、共通点があるような気もします…。
まだ3話。このドラマ、これからますます面白くなっていきそうですね。
それでは、次週もお見逃しなく‼
