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それでは、朝ドラ『風、薫る』の最終週をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第126話「大いに悩む」ネタバレあらすじ
看護婦試験が近づく中、りんと直美は、特別講師として帝都医大の今井を迎えました。

4人の熱心な姿を見た今井は、授業が終わった後、りんと話すことに。「君はいずれ戻ってくるとは思っていた。看護婦養成所を始めたと聞いて興味がわいてね」と今井。
更に、熱心な4人に応えるのは容易ではないとして「君も大いに悩むといい」と、りんにエールを送りました。
そして、夫が経営する福武医院で看護婦として働いているトメも講師として招きました。

帝都医大まで一緒だった青森出身のトメちゃん!かなり標準語になって…。
そんなある日、直美は柳生の元を訪ね、授業を見に来てほしいと言いました。すると「私が?なぜ?」と柳生。
直美は、柳生の言う多少の犠牲になっている人たちの「現地調査」だと言いました。
その後、直美とツヤが看護をしている平蔵の家に、しかめっ面の柳生がやって来ました。平蔵はツヤに「あんたさ、碁、打てる?」と言いましたが、柳生が相手をすることに…。
平蔵は強く、柳生は真剣にやってはいるものの、相手になりませんでした。そんな柳生に平蔵は、直美たちのおせっかいで自分は助かっているといい、「あんまりいじめないでやってくれよ」と言いました。
柳生は、ツヤには技術と知識があることは認めました。直美は、柳生の引いた線の外側の人間のことも知って欲しいと訴え、平蔵が妻を亡くしたこと、自分も日清戦争で夫を亡くしたことを話しました。
柳生は、妻をチフスで亡くしていました。深くため息をつき「水が清潔なら生きていた。衛生局に勤めていながらふがいない」と言う柳生。
しかし、「同じなのでわかります」と直美が言うと、柳生の顔色が変わりました。「私はこの国を強くするために働いている。君も同じか?伝染病や脚気などで戦わずして兵力を失う国は強くなれるはずがない」と、持論をまくし立てました。

だから衛生に力を入れていると…?
しかし直美は、軍人の命を兵力という柳生が許せませんでした。「人でなし」と直美。そして、柳生のことをわからないと言った直美に、柳生は「わからなくていい。君と私では何もかもが違うのだから」と冷たく言いました。

柳生さんの言っていることは、間違ってはいないような気がしますが…。悪い人でもないような気もするのですが、どうなんでしょう…。
第127話「看護とは?」ネタバレあらすじ
ツヤは、りんと一緒に佳枝の看護を続けていますが、患者の変化に気付く方法が分からずりんに尋ねました。しかし、りんはうまく答えられず…。
りんは直美にも相談しますが、2人は、感じる感覚を言語化するのに悩んでしまいます。
りんのシマケンの看護は続いていました。
小説は辞めたものの、大病したことや看護のありがたみを書き残そうと、日記を書き始めたシマケン。しかし、しばらく何も書いていなかったため言葉が出てこないと言います。
りんは、「シマケンさんでそれなら…」と、生徒からの看護の根っこの部分になる質問に、言葉が浮かばないことを話しました。
「守り 破り 離れる…ですね」とシマケンは千利休の言葉をまくし立て始めます。
守破離(しゅはり)、師匠の教えを守り、やがてそれを破って離れていくとき、自分の流儀が生まれる…。
そして、自分で笑い出し謝るシマケン。


シマケン、すっかり回復!
りんは、ツヤに自分でその場で考えながら動いてみて欲しいと話し、佳枝の看護に向かいました。
脚を暖めてもらう佳枝ですが、どこか浮かない表情…。そして「動かないのよ。右手が上手く…。どうして?腹が立つ…」と、苛立ちを隠せない様子。

ツヤが何と声を掛ければいいのか悩んでいると、「どうしてやりましょうか?その右手。たまには怒ってやりましょう」とりんが言いました。
ツヤも「言ってやりましょう。文句」と言うと佳枝は「バカ…。バカ!」と言い、初めてバカという言葉を使ったと「スッキリした」と言いました。
そしてりんは、バカと言われた佳枝の右手を、両手で優しく包みました。
一方寛太は、派出看護婦会を閉め、働いていた女性たちには仕事を紹介していました。自分は狭苦しくなった日本を出て大陸に行って稼ぐと言い、直美に「一緒に行くか?」と言いました。
直美に「ばか言わないで」と言われた寛太は笑いながら去って行きました。

どこか憎めない寛太。腐れ縁のような2人の関係でしたが、お別れです…
第128話「道標になる」ネタバレあらすじ
ツヤは、自分で考えて看護をしたものの、なかなかうまくいかずに悩んでいました。りんと直美は、夜食のおにぎりを作りながら、ツヤたちの支え方を考えます。

直美さんのおにぎりは、やっぱり大きい…
環は、そんな2人の様子を、嬉しそうに絵に描きます。
そして、いよいよ試験の日!
緊張している4人を見送るりんと直美も、気が気ではありません。直美は自分が努力する方がずっと楽だと言うと、「下の者を育てる方がよっぽど難しい。答えが出るのはずっと先」と、りん。

胃がんで亡くなった辰治さんの言葉、第14週の67話!
その後、直美が平蔵の家を訪ねると、平蔵は男の子と碁の勝負をしていました。

あの平蔵が苦戦している…
しかも「飲むと頭が回らなくなる」と、お酒も控えていました。

平蔵は直美のおかげで変わったと言い、「碁を子供に教えるのはやりがいがある」と言いました。
ツヤと敏江が学科の試験に通り実地試験に進み、その結果発表の日になりました。恵風看護婦会で待っているみんなは、落ち着いていられません。
そこへ帰って来た2人…見事に合格でした!
その後田之上屋には、ヒデがツヤの祝福に駆けつけてきました。
一方、シマケンの看護も終わりを迎えます。すっかり良くなったシマケンは「看護婦一ノ瀬りんの力です」とお礼を言い、りんに本を書くことを勧めました。
「りんさんの看護は素晴らしい。本に書けば、同時に100人、1000人に伝えられる、自分たちがいなくなっても本は残る。その本は、あとに続く人の道標になる」と。

第129話「自分たちの看護を伝えたい」ネタバレあらすじ
りんは、直美に看護の実用書を書かないかと相談しましたが、りんの様子から「もう書くって決めてるね」と直美。

自分たちの看護を伝えたいのは、養成所の人ばかりではない。例えば、どこかで伝染病が流行った時の、町の人や村の人や看護する人にも…。
賛同した直美は手伝うことを決め、りんが書くことになりました。
直美は「人でなし」と言ってしまった柳生を訪ね、お詫びとお礼とお願いをすることに。
「一回で済ませるつもりか?」と柳生に皮肉を言われながらも、田之上屋で口がすぎたことをきちんと詫び、柳生のおかげで平蔵が碁を子供たちに教え始め、お酒の量が減ったとお礼を述べました。

そして直美は「恵風看護婦会とはこれからも懇意にしてもらいたい」と言いました。
直美は患者一人一人のために奔走する看護婦で、柳生は国全体を考える役人。柳生のやることは全て公衆衛生向上のため。「むしろ富国強兵を建て前に奉仕活動をしているように思える」と直美。
更に直美は、新潟でのリターンを頂きたいと、りんが書く看護の本が出来上がった時には、関係各所に推薦して欲しいと願い出ました。
笑い出した柳生は、実は、社会保険という制度が計画されていることを話しました。そして「これからも引き続きよろしく頼む」と直美に言いました。

直美がやっていることに近い?
りんは、佳枝の看護のおかげで「看護とは、今そこにあるもの」と、考えがまとまりました。
答えは、今目の前にいる患者と看護婦の中にしかない。患者が必要としたものが看護になる…。

何となく、分かるような分からないような…
最終回「看護の実用書、発売!」ネタバレあらすじ
月日は流れ、りんが執筆した看護の実用書の発売日を迎えました。
この本が一冊あれば、どこにいても看護の方法がわかって実践できる本。


セツも看護婦になり、しのぶは看護婦に復帰!
お祝いに駆けつけた多江は、帝都医大で婦長となり、看護婦賃上げを実現させていました。
シマケンは、りんの本を抱えて田之上屋に向かう途中で、炊き出しを探している親子に会いました。
小さな女の子のとてもお腹を空かしている様子に、思わずチョコレートを差し出し、「何かの役に立つかもしれません」とりんの本を母親に渡しました。

大きな荷物をしょって、これから2人で生きていくのでしょうか…。りんと環が奥田の家を飛び出して東京に来た時が、ちょうどこんな感じでした。環がお腹を空かしていて…。そこで直美と出会い、その後卯三郎と出会い、チョコレートをもらった…。

この女性は、女手一つで子供を育てるために、看護婦を志すかもしれませんね…
シマケンは虎太郎と待ち合わせをしていました。田之上屋のチュウは、美味しいクリームパンを作り、これからも世界中の美味しいものを包んでパンにすると張り切っています。
双六の職業の中には看護婦があり、上がりは家庭円満と、かつてとはだいぶ変わってきています。
少し成長した明は、父親と同じように、シャツのボタンをいじって取るくせがあります。りんと直美はおばさんの仲間入り…ですが、まだまだ働きます。
そして、りんと直美たちによって広まった看護婦という職業、看護婦の立場、その看護の精神は現代でも引き継がれ…。
感想
今、看護師というと、女性の職業の中では賃金が高いと認識されていますが、このような人たちの努力があってのことだったのですね。
社会保険制度は、それまでは低所得などで医療を受けられず亡くなってしまっていた人たちのために作られましたが、この時代のもっと後のこと。
史実では「実地看護法」が発売されたのは、1908年の明治41年。すべての国民が保険に入る仕組み・国民皆保険が完成したのは、1961年の昭和36年です。
日本は、ここ100年の間に随分と変わったというか、成長をしていた…。
それにしても、シマケンと虎太郎がなぜか仲良しになり、そこに田之上屋のチュウ。面白い3人組でした。
平蔵役の大田光さん、意外にも(失礼!)最後まで出ていましたね。
そして、柳生さんの奥さんの下り、もっと知りたかった…。まあ、中村倫也さんがもっと見たかったということもありますが。
「風、薫る」お疲れさまでした!
次回の朝ドラ「ブラッサム」の記事も公開予定です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

