第9話では、孤独死した老人の悲しい結末が描かれました。数か月間の楽しい時間があったことが救いかなとも思いましたが…。
そして、思いもよらないMEJの閉鎖、メンバーはどうなってしまうのでしょうか。
それではここからは、『LOVED ONE』の第10話をネタありで詳しく紹介していきます。
第11話ネタバレあらすじ
突然の「今月末でMEJは閉鎖」という知らせに困惑するメンバー。特に真澄は声を失ってしまいました。
麻帆は自分の力不足と頭を下げましたが、真澄は「僕の責任」と…。

真澄には思うところがありそう
数週間後、若手メンバー達には麻帆が新たな職場を探し、麻帆も厚生労働省へ戻っていました。

真澄は、恩師・九条がいるホスピスを尋ねました。
MEJが突然閉鎖したことを話し、「これ以上白峯事件に踏み込むなという、検察からの警告なのかもしれない」と真澄。
更に「自分だけならともかく、若手メンバーの職場を奪ったことは許されることではない。無実を訴え続けている芹沢のためにも、15年前の白峯事件の真実を話して欲しい」と必死に訴えますが、九条は沈黙を貫きます。
新たな絞殺殺人事件
そんな折、路上で23歳の女性の遺体か発見されました。
首には絞殺の痕があり、最近続いていた連続殺人事件との関連が疑われていました。
事件を聞き付け現場に現れた真澄ですが、MEJの閉鎖によって捜査権限を失っています。穂乃果は、追い返そうとしましたが、真澄の「過去の事件と関係があるかもしれない」という一言に足を止めました。
穂乃果も「白峯連続殺人事件」の記憶がよぎっていたのです。

芹沢真一は冤罪?
15年前、西東京市の白峯町で起こった連続殺人事件の被害者の3名はいずれも20代の女性でした。死因はベルトのようなもので首を絞められたことによる窒息死。
被害者の1人と同じ勤務先だった芹沢真一が逮捕され、既に死刑が確定しています。
穂乃果は、今回の事件が模倣犯の仕業ではないかと疑いますが、真澄は再犯の可能性を疑っていました。

真犯人の仕業⁈
事件で法医学鑑定を担当したのは、九条正仁。真澄も助手として参加していた。当時、遺体から採取された犯人のものと思われる皮膚片は、量が足りずDNA鑑定ができなかった。しかし報告書には、九条が芹沢のDNAと一致したと書かれてあった。
九条は真澄が幼い頃、事故で亡くなった真澄の母を解剖し、『LOVED ONE』という言葉を教えたくれた人。その九条が鑑定結果を捏造したというなら、よほどの圧力があったはずと真澄。
当時、真澄は捏造に気付き告発をしようとしたが、研究室から追い出されてしまい、証拠を集めることができなくなってしまった。自分が関わった鑑定が、冤罪を生んだことを受け入れることができなかった真澄は日本を離れた。
穂乃果もまた、芹沢の目撃証言はでっち上げだったのかもしれないと言う。となれば、白峯事件は、検察にとって掘り起こされたくない事件。
真澄が九条に接触したり、芹沢に面会に行ったことを受け、MEJが閉鎖に追い込まれた…。真澄は、「芹沢の冤罪を晴らしたい、そのためにも、今起こっている連続殺人の真犯人を見つけたい」と穂乃果に言いました。

すると、そこへやってきた麻帆が話を聞いてしまいました。
真実の封筒はどこへ?
九条は、娘の恭子に、自分のデスクの一番下の引き出しにある古い封筒「白峯事件の鑑定資料」を、真澄に渡して欲しいと言いました。
反対する恭子に「このまま死ぬわけにはいかないんだ」と九条。
恭子はそのことを真澄に連絡し、翌日会うことにあっていましたが、翌日ホスピスに行くと、九条は亡くなっていました。
そして恭子は、渡すはずの資料はどこにあるか分からなくなってしまったと言います。

恭子は、資料の中身を確認していたのに。その上で隠した⁈
「父をこれ以上苦しめないで」という恭子の言葉で、真澄は何かを察します。
一方、元MEJのメンバー4人は、急なMEJの閉鎖に疑問を持ち、何か理由があるのではと話し合っていました。

冤罪を晴らすために
街頭では、芹沢真一死刑囚の無実を訴える署名活動のニュースが流れています。
中心になっているのは、芹沢の姉・明子(りょう)。
そのニュースに検察は「再審なんて開かずの扉」と言います。しかし、鑑定書の原本が見つかっていないことを懸念し、わずかな火種も消すようにと命令される太田検事。
一方、資料が手に入らなかった真澄ですが、当時の現場写真など、公開されていない写真などを遺族が持っているとして、姉・明子に会いに行きました。
明子は、九条と真澄の鑑定のせいで、やってもいない殺人で弟が死刑判決を下されたことを、心底恨んでいました。
真澄がいくら頭を下げて謝っても、「弟の人生は元に戻らない、両親は無実を訴えながらも亡くなってしまった、どんなに無念だったか」と訴えます。
それでも真澄は、「今起きている連続殺人事件の犯人は白峯事件の真犯人の可能性がある、真犯人が分かれば真一さんの無実が証明できる」と、もう一度調べさせて欲しいと頼みました。
しかし明子は真澄の言葉は信用できないと受け付けず、弟の名前を気安く呼ぶなと真澄に水を浴びせます。
それでも真澄は引き下がらず、「今度こそ真実を明らかにさせて下さい!」と土下座しました。
明子は黙って帰って行きました。
真澄はそのことを穂乃果に話し「僕と九条先生はそれだけのことをしてしまったんです」と言いました。
すると穂乃果は、「バレたら首が飛ぶ」と言いながら、今起きている殺人事件の捜査資料が入っいるUSBを真澄に渡しました。
「何としてでも、真犯人を確保したい」と。
真澄が早速元MEJの部屋でパソコンを見ていると、麻帆がやって来ました。
麻帆は「自分が何を選択すべきか自分でも分からない」と悩んでいました。
そして真澄に「ここで終わりにしたくない、白峯事件の調査を手伝わせて欲しい」と言い、真澄は了承しました。

みんな、立場は大丈夫?
明子の決断
明子が面会にいくと、芹沢本人は、諦めかけていました。「もう間に合わない。次に執行されるのは自分かもしれない」と。
その帰り、麻帆が明子の自宅前で待っていました。
麻帆は、読んで欲しいと、真澄が今まで解剖した鑑定書のファイルを渡しました。

分厚い!
そして「真澄先生が、ご遺体のためにも今を生きている人のためにも、必ず真実を明らかにする」と話し、2人で真澄のもとへ。
裁判をやり直すためには、新たな証拠を見つけるか、判決で使われた証拠が間違っていたと証明する必要がある。しかし、鑑定のやり直しは今まで誰にも引き受けてはもらえなかった。
「検察を敵に回すような依頼を受けてくれる医者は誰一人いなかった」と明子。
明子は、証拠開示で手に入れた当時の裁判で使った資料を出し、まだ許すことはできないが「これを預けます。当時の鑑定結果が捏造したものだと、あなたが証明してください」と真澄に渡しました。
真澄は、必ず真実を明らかにすると約束しました。
感想
九条恭子は、なぜ資料を隠したのか…。父親の名誉のため?更に、自分も守るため?
今回の解剖は恭子が行っていますが、そこにも何かあるのでしょうか…。
そして、穂乃果と真澄が協力し、そこへ麻帆も協力する形になったわけですが、やはり3人だけでは寂しいですね。あのメンバーがいないと。
いよいよ次週が最終回です。
検察も絡む連続殺人事件の真相は…。もしかすると、真犯人は、もう出ている人の中の誰か⁈
とにかく、見逃せません‼
