いよいよ今週からは、りんたち4人が看護婦として白衣を着て仕事を始めます。
日本で看護を専門に学んだのは、この4人だけ…。
第12週のネタバレあらすじはこちら
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ここからは、朝ドラ『風、薫る』の第13週をネタバレありで詳しく紹介していきます。
第61話ネタバレあらすじ
りん、直美、多江、トメの4人は、帝都医大で看護婦として働き始めました。
「しぶとく残ったのはこの4人か」と相変わらずの口調のフユとヨシですが、どこか優しい眼差しです。
多田院長からは、看護婦取締として勤務するように言われ、内科を直美、外科をりん、婦人科を多江、伝染病科をトメが担当することに。
更に、帝都医大病院看護科の講義もするように言われ、しかも、りん達が2年かけて学んだことを1年で看護婦にするという…。
「看護を専門に学んだのは君たちしかいない」と院長。

看護婦になったなったばかりなのに…
渡辺副院長は4人を先生と紹介しました。

早速、生徒・土居ヒデ(池田朱那)からは「看護専門の先生は?」と不満そうな声が上がり、いきなり、りんに英語で質問も。直美が助け船を出し、とりあえずヒデは納得しましたが…。

でも、りんを見る目が怖い…。
4人は控室に戻ると、「ただでさえ忙しいのに…」「生徒たちも可愛げない…」「看病婦もまとめるの?」などと不満が続出。
しかし直美が、「考えようによっては、私たちの好きなようにできるってことじゃない?」と言い出し、自分たちで看護婦の働き方を考えることに。
そして、意見をまとめたものを規則の草案として書き、看病婦や医師に見せ了承を得ました。

直美は医師より偉そう⁈
生徒たちが、初めて外科の手術の様子を見学しました。手際よく器具出しをするりんを見て、ヒデは少しりんの見方が変わったようです。
そんなある日、りんはツヤから「看護婦の勉強がしたい」と言われます。

ツヤは、もともと、看病婦はお金がいいから始めただけだった。しかし、喜代やりん達と働くうちに自分も看護婦になりたいと思ったという。
もちろん、りんが決めることはできないので、少し時間をもらうことに。
第62話ネタバレあらすじ
りんは他の3人に相談しました。
試験を受けないで入るわけにはいかないが、実技はできているツヤ…。多江は交渉の余地があると言います。
そこで4人で院長と副院長に、ツヤに講義を受けさせて欲しいと申し入れました。

りんは「何か問題があれば、私が責任をもちます」とまで。
ツヤは特別に、受講料は半分ということで許可が降りました。喜ぶツヤですが、仕事の合間に講義を受けなければなりません。
ツヤにとって初めての講義も、仕事の都合で遅れての参加でしたが、「看護婦になるのが夢」と言う生徒たちは、同じ思いのツヤを暖かく向かえてくれました。

ヒデは微妙…?
そんな中、りんが、久しぶりに瑞穂屋を訪れました。
美津が卯三郎に、りんのお給金が入り次第、借りている家は引っ越すと伝えると、ちょうど身近な医療で新たな事業を考えていて、その事業に使いたいと言いました。

身近な医療って何でしょう?
そして、待ちに待ったお給金の日がやってきました。
4人揃って封筒を開けてお金を数えると…、10円でした!

アメリカでは30円だと言っていたはず…。トメは十分といいますが、多江は「看護科の先生もやっているのに」と不満を漏らしました。しかしその後多江は「決めた!私、出世して看護婦の待遇を改善す」と力強く言いました。
りんと直美が家に帰ると、ご馳走が待っていました。顔を見合わせるりんと直美…。
「本当はもうちょっと豪華にしたかった」と言う美津に、りんはお給金の入った封筒を渡しました。
美津が10円を数え終わったところで、「少なくて」と謝るりんですが、「胸を張りなさい。この戦、緒戦は当方優勢なり!最後に勝ち戦にすれが良い」と美津。
しかし、卯三郎には引っ越すと言ってしまった…、何とかなると美津は言いますが…。
一方、シマケンは小説を書き上げました。その原稿を持って団子屋でりんを待つシマケンですが、タイミングが悪く、シマケンが帰った後にりんがやって来たり…。
第63話ネタバレあらすじ
陸軍二等軍曹・小川吾郎(甲斐翔真)が、入院患者・陣内清(細川岳)を見舞いに、帝都医大病院を訪れました。
礼儀正しく病室に入ってくるなり、「おお、清!」と大声を出してしまう吾郎。
吾郎は大声を出したことを他の患者に謝り、清にお見舞いのぼたもちを「好いとろうが、食え」と渡しました。

九州の人?
しかし清には食事制限があります。ちょうど病室にやってきた直美に「一口でも駄目です。これを食べたら後戻り」と厳しく言われてしまいました。
それを聞いていた吾郎は「女ならもっと優しく…」と言い、直美と口論になってしまいます。清が仲裁に入りますが、2人は険悪なまま。
病室を出ていく直美に「がばい偉そうな尼さんばい」と吾郎。「何なの、あの芋男」と直美。


がばい…佐賀弁?
一方、ツヤは授業に苦戦していました。
外科助手の黒川は、講義の時に、そんなツヤを気にかけます。
そしてりんに、ツヤは仕事で使う漢字は書けるが、他の漢字が書けていないことを指摘し、「今後はもっと難しくなる、ましてや英語など…」と言います。
りんは手助けすると言い、翌日ツヤに、ナイチンゲール女史の「NOTES ON NURSING」を一部訳したものを渡しました。「ツヤさんが看護婦になれば、看病婦の希望になる」と。
その頃、多田院長のもとに、卯三郎から歯科新設の意見書が届きました。

卯三郎さんが考えている身近な医療って、歯科!
院長と副院長の間では、看護婦の養成が上手くいけば、徐々に看病婦を減らし、3年後にはトレインドナースの看病が受けられる病院になると話がまとまっていました。

偶然その話を聞く黒川さん、無表情ですが…
一方、槇村太一は、家に帰ると幸せそうな顔をした安がいるからと、シマケンの部屋に来ること多くなりました。
シマケンは書き上げた小説を、最初に読ませたい人がいるからと、太一にまだ読ませません。「その人、どんな顔をするかなって思いながら書いたから」とシマケン。
シマケンの幸せそうな顔を見て、やさぐれる太一。
そしていよいよ看護科の生徒たちの実習が始まりました。
ヒデはフユにつき、包帯を巻くように言われますが、全然上手に巻けません。
ヒデが看護婦控室で落ち込んでいると、ツヤがちょうど入ってきて、包帯の巻き方を丁寧に教えてあげました。
そして「一生の仕事にしたいから、もっと勉強しないと」ツヤ。

その様子を見るフユとりん。フユは、りんにツヤのことを「よろしく頼むよ、先生」と言いました。
そんな中、喜代が病院を訪れました。
第64話ネタバレあらすじ
喜代の姿を見てツヤも喜び、自分が看護婦になりたいっと思ったきっかけは喜代だと言います。
その後、喜代はりんに、ツヤのことを「少しだけ気を付けてあげて。頑張っているけど、少し苦しそう」と言いました。

そう、ツヤはちょっと頑張り過ぎ…
一方、直美は団子屋でシマケンに会いました。

りんは仕事だとシマケンに伝え、「甘いものでうやむや戦術」と、団子を30本注文しました。
直美はシマケンのりんに対する気持ちを分かっていますが、「りんは、相当鈍いから手強い」と言い、シマケンに、できることは協力すると言いました。
翌日、看病婦と実習生に団子を差し入れした直美。
しかし、フユからは「これで仲とりもとうなんて甘い」と言われてしまいます。そして、フユは自分たちの立場が危ないと感じていました。
実習の最中、ヒデが患者から手紙を出してきて欲しいと頼まれました。躊躇していると、りんが代わりに行くと引き受けましたが、ヒデはフユから「取締は忙しい、あんたがやればいい」と注意されてしまいます。
納得できないヒデは、りんを追いかけ「それは仕事ではなく、善意で患者のお使いをするという意味ですか?」と質問。「そうかもしれません」と答えるりんですが…。
その夜りんは、バーンズの「看護とは何か?問われているのは私自身」というメモを見返していました。隣にきた直美に「バーンズ先生に会いたい」と言うと、「自分で考えなさい、と怒られそう」と直美。

りんも悩んでいる…
そこへチュウが、トヨが倒れたと助けを求めてきました。
2人が駆けつけ、トヨを看ると、頻脈だとりん。直美が「医者を呼ぶか、明日にでも病院に」と言ますが、そんなお金はないとトヨ。
一方、ツヤは講義の最中に居眠りしたり、仕事中にめまいを起こしたり…。


トヨもツヤも心配…。
第65話ネタバレあらすじ
シマケンは今日も、りんが来ないか…と、原稿を持って1人団子屋にいます。
すると、環を連れたりんが団子を買いに来ました。直美に団子を買ってくるように頼まれたとりんが言うと、「いい人だ」とつぶやくシマケン。

直美は協力すると言っていた!
早速、りんに小説を読んでもらうことに。『浮世の翼』島田健次郎。

滅にうなされた時の夢に似ている。啓之助は浅緋色の羽を震わせ、しきりに話しかけてくる小鳥を見つめ思い直した。あるいは、まだ夢の中なのかもしれない。小鳥は啓之助の肩にとまりはっきり言った。「お前は何者か?」。
読み終えたりんは、小説家としてのシマケンに感心し、自分も頑張ると気を取り直しました。

主人公が自分で小鳥がりん?この小説、読んでみたい!
しかし、翌日講義室では、ヒデやタマ(川島鈴遥)がりんや直美への不満を口にしています。「足して2で割ればいいのに」と。
そこへ、吾郎が清を見舞いにやってきました。吾郎は直美に「看護婦という仕事があるとは知らず、先日は失礼しました」と謝り、「自分は近衛歩兵第三連隊二等軍曹」と自己紹介をしました。

思わず直美は「本当ですか?」と聞きます。

騙された過去が…!
吾郎は直美のように恐ろしい上官がいたが、それは兵の命を考えての、優しい上官だったと話し、直美も優しいと言いました。
そんな中、事件が起きてしまいました。
震えて泣きながら謝るツヤ…。
術後の解熱頓服薬を患者に投与するように指示されたツヤが忘れてしましい、患者が高熱を出してしまったという。
外科の教授・今井は、最近のツヤは、ぼんやりして聞き違えることがあると報告を受けていたとう言う。
更に、「患者を危機にさらしたことは、上にも報告しなけらばならない」と。りんは「責任は私にあるとご報告願います」と言いましたが…。
院長に呼ばれたりんとツヤ。りんが何を言っても、ツヤは解雇と言う院長。廊下で待っていた直美は、ツヤが解雇だと聞くと、院長室に入って行きました。
院長は、りんと直美に看病婦は減らしていく方針であることを話しました。「患者のためには新しい知識を持ったトレインドナースの方がいい」と。
直美は、「貧しい看病婦が看護婦になって生きて行こうとしているのを、どうしたら助けられるのか」と院長にせまりました。

直美は、弱い立場の人、貧しい人を助けたい…
しかし院長は、その問題は社会の仕組みを変えるしかないことであり、大学病院の仕事ではないと言いました。
りんはツヤに謝りました。その場にいたヒデは、りんにしかツヤを助けてあげることが出来なかったのだと、「間違いに互いに気付けるようにと言っていたのに…」と納得がいかない様子。
りんはその通りと、頑張れとしか言えなかった自分は間違いだったと更に謝りました。
しかし、「諦めない、どうにかして、勉強を続けて、看護婦になります」とツヤ。
りんは、バーンズが置いて行った全部英語で書かれた本を、ツヤに渡しました。
感想
まだこの頃は、看護婦という資格制度は整っていなかったはずですが、トメが看護婦になれる道はあるのでしょうか…?
そしてりんは、喜代からもツヤのことを気を付けるように言われていたので、相当落ち込んでしまいそうです。
ヒデもツヤの解雇に関しては、りんの対応に納得がいっていない様子。
それにしても、院長と副院長に、物申すことのできる医師はいないのでしょうか。看病婦も必要なのでは…?外科助手の黒川先生に少し期待しているのですが…。
一方、直美と小川吾郎は、新たな出会いとなるのでしょうか。ただ、次週、寛太がまた登場するようです。
りんの方もシマケンと虎太郎…。
しかし次週も、りんはそれどころではなさそうです。
