2026年9月28日(月)より、NHK連続テレビ小説第115作『ブラッサム』の放送が始まります。
この記事では、放送が始まり次第、順次、一週間ごとに記事を更新していきます。
主演は石橋静河さん、モデルは作家・宇野千代さんです。といっても、原作なしのフィクション。脚本は櫻井剛さん。
大正から昭和の激動期、関東大震災・戦争・結婚と離婚・倒産・借金など、数々の困難に向き合いながら、主人公・葉野珠(はの・たま)が「幸せのかけら」を見つけ前向きに生き続けます。
タイトルに込めた思い

開花を意味するブラッサムには、「咲き誇れ」をという思いが込められています。葉野珠が、自分を肯定し、奮い立たせる言葉です。
更に、主人公のモデル・宇野千代さんも関係しています。
宇野千代さん
山口の岩国に生まれ、23歳で懸賞小説に応募し当選、作家デビュー。作家として活躍しながら、1936年には、ファッション雑誌「スタイル」を創刊したが、戦争の激化とともに廃刊。しかし終戦後「スタイル」を復活させ、着物のデザインや販売も始める。1957年「おはん」が野間文芸賞を受賞。85歳で自伝的小説「生きていく私」を刊行し、100万部を超えるベストセラーに。
その宇野千代さんといえば、チェリーブラッサムの「桜」がトレードマーク!
ポスタービジュアル、とても素敵です。

98年の生涯を美しく生き抜いた宇野千代さん!
実在の人物をモチーフとしますが、大胆に再構成。フィクションであり、原作はありません。
主題歌はYOASOBI×綿矢りさ

主題歌「咲き誇れ」は、小説を音楽にするユニット・YOASOBIが担当し、主題歌の元になる原作小説「桜の命は不滅なり」を綿矢りささんが書き下ろしました。
9月28日の初回放送で、初オンエアとなります。

楽しみ!
相関図と主な登場人物の紹介


土橋楓子は、吉屋信子さんがモデルのようです。著書には、少女小説の金字塔となった「花物語」や、大衆小説「浪人の貞操」や歴史・大河小説「安宅家の人々」「徳川の夫人たち」などがあります。
西尾一路は、尾崎士郎がモデル。史実では、宇野千代と結婚し離婚しましたが、ドラマの中ではどうなるのでしょう…。
秋山角之助は、芥川龍之介がモデルですね。見るからに。
梶矢基一郎は、梶井基次郎がモデルとされています。「檸檬」や「闇の絵巻」などで知られ、結核のため31歳で亡くなりました。
葉野家
主人公・野珠役に石橋静河
葉野家の長女。幼い頃から本を読むのが大好きで、激動の時代に翻弄されながらも、書くことを通じて自らと向き合い、作家の道を目指す。
石橋静河さんといえば、父親が石橋凌さん、母親が原田美枝子さんです。
『鎌倉殿の13人』に静御前役で出演していました。どんな演技をするのか楽しみです。
幼少期を村上蘭さん、晩年を加賀まりこさんが演じます。
葉野清治役に渡部篤郎
珠の父親。岩国でも有数の蔵元「葉野酒造」の長男にもかかわらず、実家を継がずに暮らす。家族へのしつけに厳しい。
独特の渋い色気のある渡部篤郎さんは、名バイプレイヤーとして数多くのドラマや映画に出演しています。刑事役のイメージが強いでしょうか…。
葉野リョウ役に国仲涼子
珠の継母。実母を亡くした幼い珠のもとにやってきた、清治の後妻。その後、珠にとっての弟と妹を産む。
国仲涼子さんは、2001年放送の朝ドラ『ちゅらさん』でヒロイン恵理を演じました。今回25年ぶりに今度はヒロインの母親役での出演です。
大河ドラマ『光る君へ』では、主人公・まひろの母親役で出演しましたが、初回で亡くなってしまうという展開でした。
今回はそんなことにはならないと思いますが…。
葉野守役に日向 亘
珠の弟で、葉野家の長男。家族思いで、人一倍責任感が強い。
大河ドラマ『どうする家康』では、真田信繁役、『僕達はまだその星の法則を知らない』では、生徒・藤村省吾役で出演していました。
葉野俊子役に伊東 蒼
珠の妹で葉野家の次女。工場務めで、家計を支える。珠の生き方に感化されていく。
2011年、6歳で子役デビューした伊藤さんは、翌年には大河ドラマ『平清盛』に出演し、その後、映画での高い演技力が評価され新人賞などを受賞しています。
大河ドラマ『どうする家康』、朝ドラ『おかえりモネ』、『テミスの不確かな法廷』などにも出演していました。
葉野英男役に藤原 大祐
珠の弟で葉野家の次男。家族に愛される素直な末っ子。
シンガーソングライターとしても活躍している藤原さん。特技がジャズピアノで、英語もペラペラだとか。気になる人物です。
葉野清重役に三浦 誠己
清治の弟。兄の代わりに葉野家の本家を継ぎ「葉野酒造」を切り盛りする。
お笑い芸人から俳優に転向してから、とても多くの映画やドラマに出演し、存在感を放っています。
朝ドラは『ブギウギ』にも出演していました。
岩国の人々
岩田梅役に松本穂香
珠の幼なじみ。葉野家のご近所さんの、野菜や生活用品を売る「岩田屋」の看板娘。陽気は両親の元で育ったのんびり屋さん。
松本さんは2017年の朝ドラ『ひよっこ』での、ヒロインの親友のおかっぱメガネちゃんですね。
そして、2018年の日曜劇場『この世界の片隅に』ではヒロインを。その後のauのCMシリーズ〈意識高杉!高すぎくん〉が面白かったです。
岩田幸三役に八嶋智人
梅の父親で「岩田屋」の店主。葉野家を暖かく見守り、珠を全力で励ます。
八嶋智人さんは、俳優でありながら、タレントや司会、声優やナレーターもこなします。役柄も、サスペンスからシリアス、コミカルまで幅広くこなします。
そして、妻の宮下今日子さんは、ただいま『VIVANT』に出演中!
岩田カツ役に楠見薫
梅の母親で幸三の妻。珠たち家族の良き理解者。
「隠れ朝ドラ女王」とされる楠見さんは、『ふたりっこ』に始まり『ブギウギ』まで10作品に出演。今回で11作目の朝ドラ出演となります。
角田忍役に木竜 麻生
珠が通うことになる高等女学校のクラスメート。反骨心が強く、行動力があり、たくましい性格。
『ラムネモンキー』のマチルダ!
反骨心あふれる同級生…、楽しみです。
森岡稲子役に華 優希
珠のクラスメートで、家柄が良く、穏やかな性格。
華さんといえば、元宝塚歌劇団花組のトップ娘役。お芝居には定評があります。
橋本タエ役に中井 千聖
珠のクラスメートで、明るく社交的な人柄。
中井さんは、平岩紙さんや猫背椿さんなど個性派俳優が多い「大人計画」所属の若手女優。
『新宿野戦病院』では、個性的なファッションで独特なキャラでした。
島村辰彦役に工藤 阿須加
珠が働くことになる尋常小学校の同僚教師。広島の師範学校卒業後、熱意を持って岩国に戻ってきた。
元プロ野球選手・監督の工藤公康さんを父親に持つ工藤阿須加さん。数多くのドラマや映画で活躍していますが、近年、本格的に山梨で農業に取り組んでいることでも話題です。
藤川優子役に松たか子
葉野珠の秘書。公私にわたり生活を共にし、珠を支え続ける。
松さんは、デビューから34年目にして朝ドラ初出演ということですが、これには、かなり驚きです。しかし、その分、楽しみが増えました。
まとめ
今回のヒロインは、どんな状況でも「幸せのかけら」を見つけ前を向くというタフなヒロインのようです。何だか、元気がもらえそうです。
石橋静河さんと松たか子さんは、お2人とも大物2世女優ですね。松さんの方が大先輩ではありますが…。
果たして、どんなドラマが始まるのでしょうか。
